・○○の呼吸
人気作品である鬼滅の刃。
○○の呼吸と言われることが増えています。
これはネタにしている人もいる。
その一方で改めての呼吸法。
鬼滅の刃を用いて解説されている人もいます。
当ブログでも過去に呼吸法の書籍。
紹介したときに好評だった書籍も多いです。
普段は無意識にしている呼吸。
改めて意識的になるために本書を読ませていただきました。
書名:世界の最新医学が証明した究極の疲れない呼吸法
著者:仲野広倫
出版社:アチーブメント出版
出版年:2021年7月3日
ページ数:208ページ
全米No.1日本人スポーツカイロプラクターが教える。
疲れきったカラダを回復させるメソッド。
最新医学証明した究極の疲れない呼吸法。
本書から勉強させていただきましょう。
・スポーツ医学の見地から究極のコンディショニング方法
(P.8) この本にはどんな人であってもつねに自分の最高のパフォーマンスを出し続けるために、スポーツ医学の見地から究極のコンディショニング方法を書きました。「機能運動医学」を知って、医学的なエビデンスに基づいた、解剖学的・生理学的にパフォーマンス向上をしましょう。
【目次】
はじめに
第1章:巷のさまざまな健康法が見落としているもの
第2章:カラダをアップデートする鍵は機能運動性
第3章:世界の最新医学が証明した究極の疲れない呼吸法
第4章:ベストパフォーマンスを発揮する機能運動性トレーニング
第5章:意外と知らない!? じつはからだに悪いこと
おわりに
参考文献
本書の概要と目次でございます。
それぞれの視点での解説。
最新医学からご教授いただけます。
私も知らなかったことが満載でした。
勉強になる1冊と言える内容で大満足です。
(P.22) カラダは使っているようにしか成長しません。そして、カラダのシェイプをよくするためのトレーニングによって得られるのはカラダのシェイプがよくなることだけです。壊れにくい、疲れにくいカラダを手に入れたければ、機能運動性を高める努力が最短の近道なのです。
機能運動性と言う言葉が出てきました。
そちらについては第2章に詳しく書かれています。
第1章は機能運動性を高める努力が最短の近道。
ここについての解説がしっかりと書かれています。
納得する視点も多いので腑に落ちて第2章に入れると思います。
(P.27) 当院では、オフィスワーカーにもアスリートにも、まず呼吸、姿勢の指導から入ります。それがしっかりとできてから、コアトレに移行するのです。肩の怪我であっても、ひざの怪我であっても同様です。なぜなら、筋肉骨格系の故障にはメカニズムがあるからです。すでに故障している人には解剖学的に怪我しにくい、再発しにくい動きをおぼえてもらいます。そのための土台づくりから回復プランを組むのです。
まずは呼吸と姿勢の指導から入る。
それがしっかりと出来てからコアトレに移行。
怪我の場合も同様ということです。
怪我をした場合って怪我に意識が行く。
最初からそちらのリハビリのイメージですよね。
呼吸と姿勢の指導からと言うのは目からウロコです。
この辺りの解説もしっかりと触れられているので安心してください。
(P.41) トレーニングをすれば足は速くなりますし、重いウエイトも挙げられるようになります。体型も変わります。ただ、きれいなトレーナーの体型も、個人差や遺伝要素が大きいのです。大事なことは他人との比較ではなく、過去の自分と比べて足が速くなったか、重いものを挙げられるようになったか、機能運動性が高まっているかを知ることです。
己との勝負というやつですね。
ついつい、人と比べがちなのが人間。
過去の自分と比べて足が速くなったか。
過去の自分と比べて重いものを挙げられるようになったか。
機能運動性が高まっているかを知る。
意識的に過去の自分と比べて評価してあげたいです。
(P.118) 疲れない呼吸法は体幹を使うので、機能運動性を高めてパフォーマンスアップにもなります。荷物を持って階段を上がる場面で、体力を奪われるというよりは、元気に上がろうという感じが出てくるでしょう。椅子から立ち上がったり、揺れる電車で立っているときでも同様です。前述したとおり、座りっぱなしの仕事や眠れないときなど、「このままだとまずい」というときに、疲れない呼吸法をすることでリカバリーできるのです。
究極の疲れない呼吸法エクササイズ。
カラー写真を交えての解説がございます。
いろんな姿勢での呼吸法。
道具も要らずすぐに試せる呼吸法。
私も実際に試してみたところ良かったです。
【世界の最新医学が証明した究極の疲れない呼吸法】
・わかりやすい解説と実践
【新刊】 仲野広倫の世界の最新医学が証明した究極の疲れない呼吸法でした。
毎日、当たり前にしている。
無意識にしているからこそ意識的になる。
改めて呼吸について深く学べた新刊でした。
呼吸と姿勢を日々の生活で意識的に正していきたいです。