【新刊】 根本裕幸のふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

・「ふと感じる」という部分が大切

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あの人は友達がいっぱい。

あの人は恋人がいて幸せそう。

 

しかし、寂しさや孤独感を持っている。

そのような人もいると思うんですよね。

外から見ているだけでは人間わかりません。

感じ方は本人にしかわからない部分があります。

 

実際、自分事としてもあるんじゃないでしょうか。

物事が順風満帆に進んでいる。

でも、何か心の中が満たされない。

「ふと感じる」部分で感情が揺れ動くこともあると思います。

そんなときにあなたを癒やしてくれる新刊を紹介します。

 

 

 

ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

 

 

 

書名:ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本

 

著者:根本裕幸

 

出版社:清流出版

 

出版年:2021年5月12日

 

ページ数:208ページ

 

 

 

こんな気持ちになったことありませんか?

寂しい、無気力感、孤独、恐怖。

誰しもふと感じて抱えてしまうことあると思います。

 

孤独や不安に飲み込まれる前にです。

今すぐ対処できることをしていく。

本書があなたの手助けになってくれるでしょう。

私も参考にしたい箇所が見つかった新刊を書評していきます。

 

 

 

・寂しさや孤独感と向き合うきっかけや癒やしになる本

 

 

(P.2) 皆さんは、ふだんの生活のなかでふと孤独を感じたり、「なんだか寂しいな」と思ったりすることってありますか? あるいは「気がつけば一人ぼっちな気がする」とか、「心のどこかに、誰ともつながれていない孤独感がある」という感覚に陥ったことはありませんか? そんな方のために本書を書き下ろしました。

 

 

 

【目次】


はじめに


第1章:孤独で不安なあなたへ


第2章:孤独感、寂しさとの向き合い方

 

 

 

第3章:孤独から生まれる問題、孤独を生む問題


第4章:孤独から踏み出す一歩


第5章:自己充足感を得る


おわりに


みんなの「寂しさの癒やし方」

 

 

本書の概要と目次です。

孤独や寂しさの向き合い方。

孤独から踏み出す一歩。

最後はブログに寄せられた読者さんの声。

多様な視点で書かれています。

 

 

(P.18) 新型コロナウイルスの感染拡大により、それまで当たり前だったことが当たり前でなくなり、ライフスタイルも大きく変化しました。「ソーシャルディスタンス」という言葉が盛んに言われるようになり、人とは物理的な距離をとるようになりました。また、常にマスクをする習慣により、コミュニケーションに支障を感じている方も少なくないのではないでしょうか。往々にして、物理的な距離は、心理的な距離に比例します。

 

 

親に帰省してくるなと言われた話。

1人の友人が疎遠になってしまった話。

マスクをすることで口元が覆われてしまう。

それに対しての弊害と言える部分です。

 

新型コロナウイルスについての考え方。

人それぞれ全然違う部分があります。

一概に言えない部分もあるんじゃないでしょうか。

だからこそ寂しさや孤独感を抱え込む人も増えている。

感染リスクだけでなく心との付き合いを考えるのも大切です。

 

 

(P.58) 寂しさや孤独感はとてもつらい感情なのですが、一方では「もし、寂しさを感じなければ誰も結婚しようと思わない」とも言われたりします。寂しさや孤独感は自分とのつながりが切れたときに感じるものですが、他者とのつながりを通じて、自分自身とつながり、そうして癒えていくものでもあります。つまり、寂しさは「誰かとのつながりを作り出すために必要な感情」なのです。

 

 

寂しさや孤独感を無くすのは違う。

想像してみると確かにですよね。

寂しさや孤独感が無かったらです。

他者と繋がろうとも思わなくなる。

 

人間にとって必要な感情。

無くすのではなく付き合い方や向き合い方。

自分で癒す方法を知っているのが大切です。

 

 

(P.101) 「心の日記」を書いていると、ネガティブな言葉が連続して出てくることがあります。そんな自分に嫌気がさしたり、否定したくなったりするかもしれません。けれど、そこで「そっかあ、今、自分はそんな気分なんだな」と受け入れ、寄り添ってあげるのです。そのときに大事なのが、「大切な友達がそんな気分でいたら、あなたはなんて言ってあげる?」というところに意識を置くことです。「自分が自分の一番の味方になってあげる」ということは「自分自身を大切な友達のように扱う」という意味でもあります。

 

 

感情に耳を澄ましてみる。

自分を裁いてしまう。

自己否定が多いと感じるはずです。

 

「そっかあ、今、自分はそんな気分なんだ」

私もこちら寄りで思考します。

過度なポジティブシンキング。

結局は感情を抑圧してしまうと思うんです。

 

自分の心に寄り添い認めてあげる。

自分自身が一番の味方ってまさしくだと感じます。

自分をきっちり愛してあげることは癒やされます。

 

 

(P.158) 自分軸を確立すると、相手に振り回されず、いつも自分自身でいることができます。しかし、そこで自分本位な行動を取るわけではなく、きちんと相手を受け入れたり、相手を喜ばせたりすること(与えること)もできるようになります。つまり、「私はどうしたいのか?」という問いかけが常にできているので、自分の行動を主体的に選択できるようになるのです。それができれば人間関係で疲れることなんてほとんどないと思いませんか。当たり前ですが、自己充足を行うには、他人軸のときは他人のことが気になってしまいますから、とてもできません。

 

 

私は自分軸がしっかりしてると言われる方です。

自分軸についての説明。

私としてはしっくり来ます。

 

自分本位な行動を取るわけではない。

要は我を通したりわがままじゃないです。

しっかり、相手の気持ちにも寄り添っています。

 

その上で行動を主体的に選択する。

私も人間関係については疲れはあまりありません。

疲れるなら私は自分から距離を取る方でもあります。

これが相手に振り回されず自分自身でいるにもなっています。

 

 

【ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本】

 

 

・勉強にもなるし実践したいと思える

 

 

【新刊】 根本裕幸のふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本でした。

 

勉強になる1冊でした。

すぐに実践できることも多いです。

私も似たようなことで実践していることも見つかりました。

 

ふと感じる寂しさや孤独感。

誰しも襲われるときは来ます。

そのときの処方箋になるように自分を癒やしましょう。