・91歳 現役産婦人科医が伝えたいこと
今回の著者である堀口雅子さん。
91歳になられる人生の大先輩です。
ただ大先輩というだけではございません。
「91歳 現役産婦人科医」
頭が下がる思いです。
91歳にして現役で活動している。
医師として。
人生の先輩として伝えたいことです。
正座して聞く心構えで読ませていただきます。
書名:自分をもっと大切に 91歳現役産婦人科医が「医師として」「人生の先輩として」伝えたいこと
著者:堀口雅子
出版社:あさ出版
出版年:2021年3月10日
ページ数:168ページ
心も体も。
これからの日々をです。
しなやか、たくましく、いきいきと自分らしく生きるヒント。
堀口雅子さんの気になる視点を紹介していきます。
・本書のどこか一つでもいい。あなたがこれからを生きる支えとなるものを見つけてくれたら幸い
(P.9) 本書のどこか一つでもいいのです。あなたがこれからを生きる支えとなるものを見つけてくださったなら、幸いです。
【目次】
まえがき
1章:前例がないなら、開拓していく。道がないなら、自分で作る。人生、その連続でした。
2章:女性だから、犠牲も我慢も仕方ない。そんな考え方が”当たり前”になるのは嫌です。
3章:その年代に応じた”さまざまな変化や役割”をうまく受け入れるのも大切です。
4章:私の開拓者としての道のりは、第一線を退いた今も、まだまだ続いています。
あとがき
本書の概要と目次でございます。
1章から4章まで見ていてです。
著者である堀口雅子さんに比べたらです。
私なんかは良い時代に生まれた。
恵まれている時代なんだなって有り難みを感じました。
章立てから胸に染みる本書。
本文もとても魅力なので解説していきます。
(P.35-36) 男性ばかり。女性ばかり。そんな環境では、考え方に偏りができてしまいます。やはり一緒がいいんです。一緒に学び、意見を交換することで、お互いの共通点を見つけることもできれば、まったく異なる一面を発見することもできます。だから、偏らないのがいいのです。
男性同士ばかりでつるんでいる。
女性同士ばかりでつるんでいる。
確かに偏りが出てくると思います。
昨今はコンプライアンスが厳しい時代。
同性同士の話だったら大丈夫なこと。
許容範囲内だったとしてもです。
異性からしたらドン引きになる出来事もあると思います。
常日頃から考え方に偏りが出来ないようにする。
男性も女性もどちらの視点も持っておく。
今の時代だからこそより重要になっているかもしれません。
(P.68-69) 変わることは必ずしもマイナスだけではなく、プラスになる面もあります。変化をプラスにしていく。その方法をあらためて考え直すというのも、子育てと仕事を両立させるための一つの賢い道ではないでしょうか。やり方を変えるとなると、手放さなくてはいけないことだって、きっとあるでしょう。今までになかったことをしようというのですから、大変なことには変わりない。しかし、変わるまいと頑なになるよりは、いい解決法が見つかりそうではないですか。
本書は堀口雅子さんの実体験。
エピソードを踏まえつつの話になります。
色んな経験を積んでの私見です。
筋が通ってきますし心に刺さります。
誰しも変化して良かった。
変わってみて良かったことはあるんじゃないでしょうか。
変化を必要以上に怖がりすぎない。
変化を受け入れて楽しく行きたいですね。
(P.104) 苦しいときには八方塞がりのように思えてしまいますが、視点を変えてみると、選べる選択肢は案外あるものです。つらいからと下を向いてばかりいないで、できることからやってみるのがいいと思います。
苦しくて八方塞がりのとき。
視野がどうしても狭くなってしまいます。
同じ視点で堂々巡りで悩んでしまう。
そういうときこそ違うことをやってみる。
「できることからやってみる」
こちらの精神は本当に大切だと思います。
そのまま動かないままでは何も変わらない。
少しずつでも変化を起こしていきたいです。
(P.142-143) 年を取れば取るほど、バランスよく体を使うように意識して過ごさなければ、体はみるみる衰えていくでしょう。だからといって、激しい運動をする必要はないですし、できるものでもありませんから、自分に合った方法を見つけて、できることからはじめてみるのがいいかと思います。無理なく続けられるものであれば、尚いいですね。
当ブログは2013年12月31日に開設。
約7年半もの年月が積み重ねられています。
ということは当ブログの管理人です。
年齡は公表していなくてもそれだけ年齡が増えています。
自覚をする部分で仰る通りです。
「体はみるみる衰えていく」
前までは出来ていたことが出来ない。
無理が効きにくい体になったと思います。
それに体の不調も増えているのもあります。
自覚してしっかり体をメンテナンスする。
健康管理をしっかりしつつブログを書いていく。
ブログ毎日更新10年達成できるようにがんばります。
【自分をもっと大切に 91歳現役産婦人科医が「医師として」「人生の先輩として」伝えたいこと】
・本文が優しい語り口なのも良かった
【新刊】 自分らしく生きるヒント 堀口雅子の自分をもっと大切にでした。
91歳という年齡です。
その人生訓と言うのは刺さりました。
襟を正す気持ちで本書を読み終えました。
自分らしく生きるヒントを私も上手く活かしていきたいです。