・あなたの文章は劇的に変わる
具体的に伝える技術。
これは常に学んでおいた方がいいこと。
後天的に身につけられる技術だと思います。
例えば、ツイッターの文字数制限は140文字。
140文字以上を伝えたいと思っても伝えられません。
ツイッターと言うプラットフォームの制約ですからね。
逆に言えば、140文字でコンパクトに上手く伝えられる。
本書で言うところの「伝える伝わる」がしっかり出来る人。
伝えることが普段から上手な人と言えるでしょう。
私もまだまだ学んでいきたい文章表現について新刊からです。
書名:伝える伝わる文章表現 (知的シゲキBooks)
著者:新稲 法子
イラスト:福井 彩乃
出版社:ケイエスティープロダクション
出版年:2021年4月1日
ページ数:192ページ
この本であなたの文章は劇的に変わります!
心強い言葉が書かれています。
具体的に伝える。
事実と意見という考え方を理解する。
トピックセンテンスを使って書く。
自己アピール文を書く。
気になる言葉が並んでいる本書を私なりの書評させていただきます。
・自分の伝えたいことを誰が読んでも誤解しない分かりやすい文章で書く技術が必要
(P.4) 異なる意見を持つ人同士が、お互いに相手を尊重して実りのあるやりとりをすることが、この危機を乗り越える助けになるのではないでしょうか。そのためには、自分の伝えたいことを、誰が読んでも誤解しない、わかりやすい文章で書く技術が必要です。この本が、この困難な時代を生きていく皆さんの人生に、ほんの少しでも役に立つことを祈っています。
【目次】
この本で勉強する皆さんへ
第0課:横書きで日本語を書く
[基礎編]
第1課:具体的に伝える(1)
第2課:事実と意見という考え方を理解する(1)
第3課:段落に分けて書く
第4課:トピックセンテンスを使って書く
第5課:引用して書く
第6課:構成を考えて書く(1)
第7課:文章を要約する
[応用編]
第1課:メールを書く
第2課:具体的に伝える(2)
第3課:段落を分けてトピックセンテンスを使って書く
第4課:事実と意見という考え方を理解する(2)
第5課:読む人を意識して書く
第6課:自己アピール分を書く
第7課:構成を考えて書く(2)
本書の概要と目次でございます。
第○○課の部分。
課題もしっかりと準備されています。
読んで実践できる内容の親切設計です。
本書を読んで伝える伝わる文章表現を高めていきましょう。
(P.19) ものごとを正確に伝えるには、相手の立場になって説明する必要があります。自分にとっては当然のことでも、相手にとってはそうでないかもしれません。常識だ、言わなくてもわかるだろう……そういう考えは捨てましょう。
相手の立場になって説明する必要がある。
特にこれはブログやSNSの場合になります。
自分にとっては当然のことでも相手にとってはそうでない。
こういう経験はネット遍歴が長い人ほどあるかもしれません。
例えば、ネットスラングを知らない人にネットスラングが誤解されて伝わる。
説明しているようでいて上手く説明できていない。
言葉や略称文字もそうだと思います。
言葉を見直し分かりやすい伝え方を模索すること大事です。
(P.44) メモに書いたことを全て文章にしないといけないというわけではありません。たくさんのメモの中から使うものを選んで書きます。こうすると字数の調節も簡単です。反対に、必要な字数の分のメモがないと書くのは大変です。ですからメモはたくさんあればあるほどいいのです。
私のTwitterメモになります。
些細なことでもネタになる。
メモしてメモしてメモしてあります。
このメモはすべて使用するわけではない。
簡易的に書いておくことで書きやすくなる。
メモを見て改めてネタが思い浮かびやすくなるもあります。
引用で書かれていることは実体験でも納得のことです。
(P.63) 文章を書くとき、他人の文章を引用することがあります。引用にはマナーがあり、守らないとトラブルに繋がります。著作権を侵害したことになりますから、裁判になることもあります。脅すわけではありませんが、他人の文章を利用するというのはそれだけの重みのあることなのです。
当ブログの書評。
引用させていただき解説。
私なりの書評させていただいています。
肝に銘じておきたいことです。
私の書評スタンス。
否定は一切ございません。
あくまでも使用させていただいているわけです。
他人の文章を引用するのにマナーがある。
引用解説だけでなく実体験も混ぜていきます。
他人の文章を利用するのはそれだけの重みのあること。
書評した書籍に興味もっていただくのが嬉しいです。
あくまで主役は紹介している本と著者さんですからね。
(P.135) 記録や報告で大切なのは、不確かなことをまるで確実な「事実」のように断定しないことです。推測や判断は、はっきりと推測や判断であるとわかるように書きましょう。
こちらはプロフィール面で思うことです。
昨今のプロフィール。
盛り盛りにしてしまう人が多い。
事実の確認しようがないこと。
それをプロフィに書く人が増えています。
確かに大きい数字というのは人を惹きつけます。
その一方でそれって本当?という疑心も生まれます。
この疑心を晴らす行動をしっかりする。
説明する人って少ないと思うんですよね。
私はTwitterでも当ブログの継続日数。
管理画面の継続日数を公開する。
それに毎日の積み上げで日数をカウントしてる。
不確かにならないように気をつけて実績として書いています。
【伝える伝わる文章表現 (知的シゲキBooks)】
・ライティングスキルは磨きたい
【新刊】 具体的に伝える 新稲法子の伝える伝わる文章表現でした。
昨今は音声配信のコンテンツ。
ライブ配信系も含めて流行っています。
そこで思う人もいるかと思うのが文章はオワコン!?
ブログはオワコンって言葉も独り歩きしていた時期がありました。
私はそうだと思っていません。
文章という部分は切っても切り離せない。
ずっと付いてくることなので学んで損は無い。
文章表現が出来るから音声表現もできるとも言えるかもしれません。
私も精進して学び続けたいことだと思っています。