・後悔してしまうのが人間
1年前、5年前、10年前。
過去を振り返ってみる。
その振り返るは楽しいですか?
それとも悲観的に後悔する方でしょうか?
私は後者で後悔する方です。
1年後の未来や数年後の未来にときめく。
色んな本を読んでみてもこちらの方が有益。
本に限らず色んな人が言っていることです。
私自身もそれは分かっていること。
しかし、人間は素直じゃありません。
どこかで過去を引きずっている自分が付きまといます。
私はまだまだ後者の人間から抜け出せていません(汗)
今回の書評は1年後。
あと1年で人生が終わるとしたら?
1年って考えると人それぞれ感じ方が違うと思います。
タイムリミットがあると私生活の変化も出るでしょう。
そんな色んな視点を学べるのが本書になります。
書名:もしあと1年で人生が終わるとしたら?
著者:小澤 竹俊
出版社:アスコム
出版年:2021年3月20日
ページ数:176ページ
後悔なく生きるための17のこと。
人生やり直したい。
仕事、夢、やりたいことは……。
自分らしく生きたい。
このように思うことはあるはずです。
本書の考え方を学んでいきましょう。
・元気に生きているうちは私たちは大切なものに気づくことができない
(P.11) ただ、元気に生きているとき、私たちはなかなか、その大切なものに気づくことができません。人生の終わりが近づいてきたとき、初めて、それが何であるかを知ることも多いのです。ですから、これからの人生を、少しでも悔いなく生きるために。より良く生きるために。
【目次】
はじめに
CHAPTER1:もしあと1年で人生が終わるとしたら?
CHAPTER2:人間関係や家族について
CHAPTER3:仕事や夢、目標について
CHAPTER4:人生をもっと楽しむために
おわりに
本書の概要と目次です。
普段の慌ただしい私生活。
慌ただしくなかろうがです。
1日24時間。
どう過ごそうが過ぎていきます。
この時間を大切にできたと就寝する。
そのような人の方が少ないかもしれません。
本書を読んでみて襟を正す気持ち。
時間の有限さを改めて学べる視点。
あらゆる考え方を学べる書籍だと感じました。
(P.26) あなたが「自分の人生には意味がない」「自分には価値がない」と感じているなら、一度、「人生がもしあと1年で終わるとしたら?」と考え、過去を丁寧に振り返ってみてください。もしかしたら、違う景色が見えてくるかもしれません。たとえ今は見えてこなくても、あなたの人生、あなたの存在には必ず意味が、価値があります。そのことだけはどうか、忘れないでください。
「人生がもしあと1年で終わるとしたら?」
この視点を持つということです。
私自身もこのままだとヤバい。
少し詰んでいると危機感を持つことあります。
しかし、その危機感も浸透はしていない。
どこかで1日の延長線。
ずっと続いていくと安心感があるかもしれません。
1度、過去をしっかりと振り返ってみる。
丁寧にって部分が本当に大切かと思います。
良いも悪いもいろんなことがあるのが人生です。
私も「丁寧に振り返る時間」を意識してみようと思います。
(P.92) 自然の美しさや豊かさに触れることで、抱えていた悩みが小さく感じられるかもしれませんし、この世界に生きている喜びや価値を感じ、「自分は生かされている」「自分は生きていていいんだ」と思えるようになるかもしれません。何らかの存在とつながっている、見守ってもらっていると感じられること。それこそが心の支えになり、孤独を癒やしてくれるのです。
自然の美しさや豊かさに触れる。
これは「散歩」することも有りだと思います。
意識的に能動的に散歩する。
触れる感覚で見渡し感じながら歩くは違う感覚です。
私自身が大切にしていることでもあります。
(P.112) 世の中は理不尽です。努力が必ず報われるとは限りませんし、「努力すれば報われる」と思っていると、現実とのギャップに苦しむこともあるでしょう。でも、たとえ良い結果につながらなくても、「努力をした」という事実は残ります。そして、努力をする過程で、人は必ず何かを学んでいます。学んだことをほかの人に伝えることができれば、その学びが、誰かの幸せや喜びにつながるかもしれません。努力は報われなくても、人生にはムダなことは何一つないのです。
努力が必ず報われるとは限らない。
この視点は本当に大切だと感じます。
その一方で努力を否定する必要もない。
その過程は残るという部分あります。
私も学んだことが後から役立つ。
知識として持っていて良かったと思えたこと。
多くの実体験があるので引用視点は納得です。
努力は報われなくても人生にはムダなことは何一つない。
一喜一憂しすぎずとても大事にしたい視点でもあります。
(P.152) 「人生があと1年で終わる」と考えると、よけいなものがそぎ落とされ、今の自分にとって本当に大事なことだけが見えてきます。そうすれば、たくさんある「しなければならないこと」に優先順位をつけ、優先度の低いものについては、手放したり人にゆだねたりすることができるようになり、気持ちや時間に余裕が生まれるかもしれません。
広い視野で物事を見る。
富士山の視点から自分を見る。
地球の視点から自分を見る。
宇宙の視点から自分を見る。
色んな視野で考えてみる。
ちっぽけに見えたり解決策が見つかる。
余計なものがそぎ落とされる感覚があるかと思います。
人生があと1年で終わるとしたら。
この視点も広い視野で考えるのには打ってつけ。
違う視点で考えられるので大切にしたいです。
【もしあと1年で人生が終わるとしたら?】
・後悔なく生きるための視点
【新刊】 小澤竹俊のもしあと1年で人生が終わるとしたら?でした。
後悔なく生きるための視点。
本書からは沢山の考え方を学べました。
明日も明後日も1年後も10年後もあると考えてしまう。
1日を蔑ろにしてしまうので襟を正す気持ちになれました。