・勉強する前に勉強法
当ブログで何度でも書いていることです。
勉強する前に勉強法を知る。
まずは勉強について学んでおく。
とても大切な心意気だと思います。
これは現時点で勉強している人。
学生さんでも社会人の人でも一緒です。
勉強法について学んでおくことに損はない。
ショートカットになることも多い。
学習効率が上がることも多いです。
本書からも科学的根拠がある勉強脳の作り方を学ぶことができます。
書名:東大教授が教える! デキる大人の勉強脳の作り方
著者:池谷裕二
出版社:日本図書センター
出版年:2021年1月20日
ページ数:112ページ
ビジネスマン・学生必読。
科学的勉強法になります。
この1冊を読むだけであなたの勉強効率が飛躍的にアップ。
その知見を私なりの書評していきます。
・本書から勉強の成果がしっかり出せる勉強脳を作っていこう
(P.3) みなさんがこの本のなかから1つでも多くのヒントをつかみ、勉強の成果がしっかり出せる「勉強脳」を作ってくれることを、心から願っています。
【目次】
プロローグ:社会人の勉強って大変!
第1章:なぜ? どうして? すぐに忘れてしまう理由
第2章:知って納得! 脳のしくみに合った勉強法
第3章:だれでもできる! 記憶力アップ勉強法
第4章:眠るのも勉強!? 睡眠と記憶のフシギ
付録:やる気をコントロールして勉強を続けよう!
コラム
本書の概要と目次でございます。
ページ数はそこまで多くございません。
イラストもふんだんに使用されています。
ライトに読める本で読みやすいと思います。
第1章から気になる部分を触れていきたいです。
(P.26) もし「歳を取って覚えが悪くなった」と感じているなら、詰め込み式の知識記憶で覚えようとしていませんか? 今日からは、大人の勉強にふさわしい「経験記憶」を意識して勉強してください。
人間の記憶の種類。
方法記憶
知識記憶
経験記憶
この3つがあるという話。
私は経験記憶が強い方です。
そんなことあった?
そんなこと言った?
そういうことも覚えている方です。
大人の勉強にふさわしいのは経験記憶。
元から強い人としては自信が持てることです。
(P.42) 記憶の門番・海馬は約1ヵ月をかけて、重要な情報かどうかを選別します。そのあいだに繰り返し使うものを「大事な情報だ」と思って、覚えようとします。ですから復習は、新しいことを学んでから最初の1ヵ月にやらなければ、意味がないのです。
私は記憶力という部分においてです。
その部分は人並みだと思います。
だからこそ人間的な部分においてです。
復習は疎かにしてはいけないと思います。
(P.57) 実は静かすぎるのも、脳はあまり好きではありません。いちばんいいのは、雨や風、川の流れなど自然の音。それが難しければ、エアコンや扇風機の音でもいいでしょう。静かだけど少しだけ人の声がする図書館やカフェも、おすすめです。
これは意外な人もいるかもしれません。
一方で自分はそのようなタイプかもしれない。
わかるわかると思う人もいるんじゃないでしょうか。
私としては後者タイプで無音だと集中できない。
ある程度の音があった方が集中できる。
うるさ過ぎず静かすぎるの居心地いい音が鳴っている。
そのような空間が集中できるタイプです。
(P.74) オーディオブックや、音声の出る動画などを活用する。録音したものを繰り返し聞いて覚えるなど。方法は、自分に合ったものを取り入れればOKです。とにかく、覚えたいことを音として、耳から入れるようにしてください。
音声の素晴らしさ。
音声の良さはここ数年でとても感じてます。
いつでもどこでも繰り返し視聴できる。
慣れてきたら倍速再生もできる。
繰り返したい所のみを何度も聞くもそうです。
音声は音声の良さって記憶に関しても大きいと思います。
【東大教授が教える! デキる大人の勉強脳の作り方】
・勉強脳を作るという視点
【新刊】科学的勉強法 池谷裕二のデキる大人の勉強脳の作り方でした。
本書を読んでみて感じることです。
科学的根拠を元にした勉強法。
改めて大切と感じる脳について学ぶことができる新刊でした。