・脱サラリーマン
本書の卒サラという言葉。
サラリーマンからの卒業という意味です。
ここ数年は副業も多く取り上げられる。
フリーランスの人も増えています。
本書で言いたいのはいきなり会社をやめよう。
そういうことではなく不安を無くしていく。
今後の未来に向けて行動していく。
その一環として卒サラという視点。
不測の事態に負けない視点を提供してくれます。
著者さんの実体験も込みなので響いてきます。
書名:卒サラの教科書
著者:木村拓也
出版社:秀和システム
出版年:2021年1月14日
ページ数:183ページ
著者さんの名前は文字違いでキムタクですね。
世の中には色んなキムタクさんがおられますね。
会社の給料だけでは不安なあなたへ。
サラリーマンを卒業できる視点を提供してくれる新刊です。
・漠然とした疑問を抱える多くのサラリーマンにとって道しるべとなれば
(P.9) 本書が「なんとなく今の仕事を続けていいか不安だ」「何か資産運用をしなければいけないのだろうか」「副業の時代になるって聞いたけど何をすればいいの」といった漠然とした疑問を抱える多くのサラリーマンにとって道しるべとなることを祈っております。
【目次】
はじめに
第1章:100歳まで見据えた人生デザイン
第2章:自分の力で生きるために必要な「お金」の話
第3章:良い「副業」悪い「副業」
第4章:「卒サラ」のゴールを明確にする
第5章:会社員のうちに済ませておくべき卒サラの準備
おわりに
本書の概要と目次です。
何をすればいいのかわからない。
漠然とした疑問を抱える多くのサラリーマンの方々。
本書が道しるべになる視点が多く書かれています。
(P.19) どうすれば本当に豊かで安定した人生を送ることができるのか。そう考えた末、多くの人が「脱サラ」「副業」というワードに興味を持っている、というのが今の時代なのだと思います。
ここ1年2年の風向き。
まさしく仰る通りだと感じます。
情報発信という部分でもです。
脱サラや副業系の発信が流行っている感覚あります。
(P.24) まずは「大手企業」に入ったら安心という幻想を捨てること、「何らかの形でコロナショック並の経済不況はまた訪れる」という認識を持つこと、そしてそれらに備えるために今からできる施策を考えるということが重要となります。
大手企業に限らないと思います。
公務員の方だっていつ何が起きるか分からない。
特定の資格を持つ専門職の人もそうかもしれません。
日頃から危機管理の意識を持つ。
安心という幻想を捨てて考えるという部分。
備えあれば憂いなしの精神で施策を考えたいです。
(P.45) 「今の仕事が辛い」「とにかくこの会社を辞めたい」という逃げの姿勢であれば、このように万全の準備を整えることができず、脱サラをしても準備不足ゆえに事業がうまくいかずサラリーマンに戻ったり、最悪の場合は再就職もできずアルバイト生活になったり、ということになってしまいます。これは学校に喩えるなら、卒業ではなく中退です。同じ「学校を出ていく」という行動でも卒業と中退が大違いであるように、脱サラと卒サラを区別して考えなければ、豊かな人生を送ることはできないのです。
脱サラ。
脱サラリーマンです。
よく聞く言葉じゃないでしょうか。
本書は卒サラという言葉。
木村拓也さんが提唱されています。
脱サラと卒サラを区別して考えよう。
確かにSNSを見ているとです。
脱サラをしてみても元に戻ってしまう。
だからこそ明確に考えるの大切ですね。
【卒サラの教科書(木村拓也)】
・脱サラではなく卒サラを意識する視点
【新刊】 不測の事態に備えて 木村拓也の卒サラの教科書でした。
現代は多様性あふれる時代。
色んな価値観が渦巻いています。
働き方だって多様化している現代。
色んな視点を取り入れて守る意識もしっかり持つ。
卒サラという視点は役に立つ人も多いんじゃないでしょうか。