・デキる人は既に使用している
質問が上手い人。
質問が下手な人。
生活しているとどちらのタイプの人。
見かけることがあるはずです。
質問を制するモノが人をも制する。
私はこれは大げさでもなくそうだと思う。
感じよく話せてついつい話しすぎてしまった。
あの人と話していると楽しくて口からついつい飛び出しちゃう。
そのためにも日頃から質問力を磨いておく。
相手の懐に入っていける質問を学んでおくことは大切だと感じます。
本書は単刀直入の質問術です。
雑談力でも有名な安田正さんの新刊になります。
書名:デキる人はこっそり使ってる! 人を動かす20の質問術 (ポプラ新書)
著者:安田 正
出版社:ポプラ社
出版年:2020年12月9日
ページ数:189ページ
デキる人は「こっそり」使っている。
こっそりというのが何ともいいですね。
著者累計200万部突破で超一流の雑談力もある人。
こちらの著書がある安田正さんの最新刊。
参考にできるところを詳しく見ていこうと思います。
・本書を通して質問術を身につけ素晴らしい人生を
(P.10) 質問を制する者は、人生を制す。ぜひ本書を通して「質問術」を身につけ、すばらしい人生を手に入れてください。
【目次】
はじめに
column1:「呼び方」にはTPOがある!
column2:キーワードの「言い換え」はNG
おわりに
本書の概要と目次です。
目次にない部分になります。
「お悩み1~20」
悩みが20個ほど書かれている。
その回答がわかるのが本書です。
目次の20個から気になるところを見てみる。
すべてに目を通さずともそんな読み方もいいかもしれません。
(P.18-19) 私たちは、ついラクをして「ごちゃ混ぜ型」の質問ですまそうとしてしまいますが、質問のうまい人は、質問を細かく分割します。
ごちゃ混ぜ型の質問。
想像がつくでしょうか?
と言った質問もごちゃ混ぜ型かもしれません。
要は、1つの質問の中に複数の質問を混ぜている質問。
テニスが例題でわかりやすいです。
なかなか上手にボールを打ち返せない人。
ここでどうしてボールを上手く打ち返さないと思う?
NGの質問なのはおわかりいただけるかと思います。
軸足は前に出していましたか?
打つときに腰をひねりましたか?
ボールが飛んでくるコースを予測していましたか?
質問がかなり具体的です。
ごちゃ混ぜ型の質問をやめる。
問い掛けるときに気をつけたいと私も思いました。
(P.35) ションボリくんがあなたの「なぜ」に答えられなかったのは、「質問から、答えるべきポイントが見つけられなかった」から。このようなときは、「質問のポイント」をしぼる必要があります。つまり、懐中電灯のように広がった光を、レーザーポインターのようにしぼりこむんです。ここで「なぜ」という言葉を使うのは構いません。ただし、より答えやすい質問にしぼりこんでいきましょう。
私なりの書評なので私なりの私見です。
「なぜなぜ質問」
なぜ責めにあっても気持ちいいものではないですよね。
この「なぜ」についての質問です。
自分に向けるときにはいいんですよ。
自分に向かってなぜの質問を投げかける。
なぜ責めをして質問を深堀りしていく方法です。
なぜという質問も適材適所があるんじゃないでしょうか。
(P.58) 私はつねづね、「主張」と「質問」では、質問のほうが人を動かす強い力を持っていると感じています。環境保護を訴えるミュージシャンや宗教家たちも、声高に主張するのではなく、「このまま木を切り続けて大丈夫なのでしょうか?」といった「質問」を発信することで、世の中の人々に影響を与えていますよね。問われることで、人々は動くものなのです。
仰る通りだと感じます。
主張で言い切るよりもです。
質問で訴えられた方が動きますね。
この辺りは言われてみるとなるほどと感じました。
デキる人は「こっそり」使用の典型例かもしれません。
(P.78) 相手は質問の内容以前に「聞いて当然」と思っているかのような聞き手の態度を不愉快に感じるのです。正しい敬語を使うのは「あなたの真意を聞かせてください」と相手にお願いするときの最低限のマナー。ぜひ「敬語マスター」になって、聞きにくい質問を制してください。
敬語表現や正しい言葉選び。
それに丁寧語などなど。
しっかり身につけておきたいと思います。
言葉というのは武器にもなる。
その一方で諸刃の剣にもなる。
言葉選びを間違えないようにすると言う意味合いもある。
日頃から多くの言葉に触れて言葉の丹念を怠らない。
これからも肝に銘じて勉強していきたいです。
【デキる人はこっそり使ってる! 人を動かす20の質問術】
・言葉という武器を磨くことを怠らない
【新刊】 こっそり使用 安田正の人を動かす20の質問術でした。
本書ではこっそり使用と書かれています。
デキる人はさすがと思えるテクニックも書かれています。
間違っている質問をしていたと思えることも見つかるかもしれません。
言葉という武器を研ぎ澄ますためにこれからも文字に触れていきたいです。