・現代は防御術がより重要な時代
守り方を知っておく。
リアルでもネットでもそうだと感じます。
特に最近だとリアルとネットが密接です。
SNSでの巻き込まれ事故に合う可能性もあります。
そのときに視点として守り方が分かっている。
防御術に長けていると心が楽になります。
書評前にも語ることになります。
本書の著者である大嶋信頼さん。
過去の書籍も「守る」という視点で参考になる知見。
心が軽くなる考え方をたくさん紹介してくれています。
【【新刊】スルースキル物語3 大嶋信頼さんのスルースキルは最高】
今回の書評記事から2年前になるんですね。
「スルースキル」をピックアップした書籍。
こちらも書評させていただいています。
今回は「こころのソーシャルディスタンスを守る」視点の新刊。
書名:こころのソーシャルディスタンスの守り方
著者:大嶋信頼
出版社:主婦の友社
出版年:2020年10月28日
ページ数:192ページ
いったい誰をどこまで信じていいか。
わからなくなったあなたへ。
本書の視点がイマ必要な人もいるかもしれません。
それでは大嶋信頼さんの新刊を私なりの書評させていただきます。
・きっとあなたの助けになる方法を本書は紹介
(P.13) この本では、きっとあなたの助けになる方法を紹介させていただきます。
【目次】
はじめに
第1章:パーソナルスペースが攻撃されるとこころがボロボロになってしまう
第2章:タイプ別、パーソナルスペースが攻撃されるパターン
第3章:タイプ別、パーソナルスペースの守り方
第4章:パーソナルスペースを守る究極の方法
おわりに
本書の概要と目次でございます。
これは個人的に思うこと。
大嶋信頼さんの書籍に関してです。
こころを守るという視点。
本書以外にも大嶋信頼さんは良書が沢山あります。
冒頭で紹介したスルースキルに関しての書籍もそうです。
いろいろ読んでみると視点変更になる考え方。
心も軽くなり視野が広くなるかと思います。
(P.22) 具体的な距離はわからないけれど、ソーシャルディスタンスもパーソナルスペースも「自分が中心である」ということが重要です。自分が中心で相手との距離をとる。
自分が中心であるという部分。
私はこのタイプだと感じます。
だからこそ上手く付き合っていて止めない。
インターネットに居心地の良さを感じています。
この自分が中心であるという考え方。
私なりのことを述べると自己中では無いです。
「自分が中心で相手との距離をとる」
ここがとても大切なんだと思います。
距離が近すぎる人も昨今は多いんじゃないでしょうか…。
(P.25) ほとんどの人は「相手の気持ちや人生を考えることでパーソナルスペースが侵略される」という自覚が持てません。だって、それって頭の中でやっていることだし、別に何も悪いことをしている自覚がないからです。むしろ「相手の気持ちを考えてあげられるいい人」という感覚でやってしまいます。また、他人のSNSの投稿を見て「この人の生活はうらやましいな」と思うのも、まさか、「相手の人生を考えてパーソナルスペースを侵略されている」とは考えませんね。
仰る通りの視点じゃないでしょうか。
「パーソナルスペースが侵略されている」
普通は考えたりしませんよね。
だからこそ重要な部分です。
これはリア友のネットの投稿だけに限りません。
インフルエンサーさんの投稿を見てなども当てはまるはず。
なぜなら、相手のことを考えている視点は同じですよね。
まずは自分というのを忘れないようにする。
中心軸を自分にしながら物事を見るようにしたいところです。
(P.39-40) 相手の無反応に対して混乱してしまう私は、パーソナルスペースがちゃんと守れていないのです。なぜなら、私は自分がつぶやいたことやアップした画像に「みんなが『いいね!』を押してくれるはず!」と期待しちゃっているから。さらに「自分のアイデアにみんな従ってくれるはず」ということを期待してしまっているのに「いいね!」をみんなに押してもらえない。そして、混乱して不安になったりする。
この辺りはブログやSNSで活動している人。
あるあるの人の方が多いかもしれません。
数字というのは何よりも意識してしまいます。
私だって人のことは言えず気にしてしまうタイプ。
この辺りもどんな風にパーソナルスペースが守れていないか。
改善策や心の守り方がしっかりと対策で書かれています。
数字を気にしないというのは検証や改善もする運営。
どうしても無理なので「距離感」を把握する。
自分自身で把握して現状を理解できると良いと思います。
(P.53) SNSなどで誰ともつながれる時代になって「誰でもどんな相手にもコメントしたり、質問できる」という世界が出現して、パーソナルスペースの感覚も人によって違ってきているのが浮き彫りになりました。ふだんの生活で私と関わりがないのだったら、どうして私の弁当の画像に関する質問をする必要があるのでしょうか? ふだん関わりがないのだったら、そんな質問自体意味がないじゃないか? こんなふうに思うのですが、パーソナルスペースの感覚が違うので「なんで質問しちゃいけないの? そんなことで怒るあなたは頭がおかしいんじゃない?」というやりとりになってしまうのです。
Twitter運営に関してになります。
本当にあるある過ぎる出来事だと感じます。
どうしてそこでやどういうことなんだろうなどなど。
これは人それぞれの感じ方が違うということが大きい。
もちろん、私だって知らずにしているかもしれません。
私はツイッターでは「議論しない」を掲げています。
引用視点を読んでいただければ理解いただけるんじゃないでしょうか。
ただ、リプライ自体するのは大好きなのでややこしいかもしれません。
私なりに思っていることになります。
「お互い許容や妥協して距離感を保つ」
自分と違う人がいて当たり前だし十人十色だと思っておく。
日頃から意識しているとまた違ってくるはずです。
【こころのソーシャルディスタンスの守り方】
・守り方を知っておくことは武器にもなる
【新刊】 大嶋信頼さん こころのソーシャルディスタンスの守り方でした。
現代においてブログやSNS運営をやめてしまうことって勿体ないと思います。
やめずに運営を継続すると言う意味では距離感が大切になってきます。
「パーソナルスペース」
本書で何度も登場する言葉。
腑に落ちる記述が満載でした。
最後にも書かせていただいた言葉。
自分と違う人がいて当たり前だし十人十色を意識すると少し気が楽かもです。
今回の大嶋信頼さんの視点変更になる素晴らしい新刊でした。