・大人になってからこそ大切なお金への考え方
今日も楽しくお金の勉強をしていきましょう。
私は両学長の動画をここ数ヵ月で視聴するようになりました。
改めて感じるのが「マネーリテラシー」という部分。
知らない人が損してしまう世の中の構図になっています。
当ブログには「お金への考え方」というカテゴリー。
お金についての書籍を紹介するときはこちらのカテゴリーです。
本書は田端信太郎さん視点のお金についての書籍。
これからの時代のお金の教科書と言える内容になっております。
知らなければ損してしまうもそうですが逆の視点。
知っていると稼げることも増えてくるとも言えます。
だからと言って「楽して儲かる」に飛びつかない。
この辺りが個人個人のマネーリテラシーじゃないでしょうか。
普段からマネーリテラシーを高める勉強を楽しくして準備しておきましょう。
書名:これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65
著者:田端信太郎
出版社:SBクリエイティブ
出版年:2020年10月22日
ページ数:216ページ
年収の伸びしろがケタ違いになる視点65。
著者である田端信太郎さんの書籍。
過去にも何冊か書評させていただいています。
そしてツイッターのツイートも素晴らしい視点でつぶやかれることがあります。
そんな方が書かれてまとめられた1冊が本書になります。
・本書はこれからの資本主義を生き抜いていく考え方のヒントになると確信して書かれている
(P.7) きみがもし、すでに「安定」を手に入れていて、何も不満がないのならそれにこしたことはありません。でも、もしそうでないのなら、これからこの本でぼくが話すことは、きみが探しているお金との付き合い方、これからの資本主義を生き抜いていく考え方のヒントになると確信しています。
【目次】
はじめに
Chapter1:「お金」に支配される人生を抜け出す
Chapter2:「使い方」を変えてお金への主導権を握る
Chapter3:「給料」だけでは永遠にお金持ちになれない
Chapter4:「資本」を増やして資本主義社会を乗りこなす
Chapter5:「稼ぐ」ための視点を手に入れろ
Chapter6:「ローン・保険」で後悔しない判断軸を持て
Chapter7:「投資」の思考法で人生にレバレッジをかける
Chapter8:「転職」をしてお金が勝手に集まる場所に立つ
おわりに
本書の目次と概要でございます。
本書の冒頭で書かれている言葉。
「お金に対しての考え方のアップデート」
本当にアップデートが必要な時代。
アップデートという言葉からです。
1年後、5年後、10年後、30年後……。
常に怠らないというのが大切になってきます。
これで安心ではなく考え方を改めて今風に変える意識で行きましょう。
(P.22) 自分が望むものを伝えず、「何でもいいです」と言っておいて、あとから「思っていたものと違った」というのはフェアではありません。本当はお寿司が食べたいのにラーメン屋に入って、後からお寿司が食べたかったと言い出すような、子どもっぽい姿勢で会社と付き合っていては、いつまで経っても駄目です。ある会社に入って仕事をするのも、その会社から給料をもらうことも、その人が望んでいるその人らしい人生を送るための手段にすぎません。すべてはツールであり手段なのです。
この辺りの考え方は田端信太郎さんの視点。
過去の著書やつぶやきでも言われています。
そして最後の言葉も重いと思います。
「すべてはツールであり手段」
この視点を持つと気が楽になる人もいるかもしれません。
(P.32) お金のことを大事に考えたいなら、お金をどうやって節約するかばかり考えるのではなく、ときに他人から見れば割に合わないようなお金の使い方をあえてしてみることで、自分ならではの体験や学びを増やし、自分の器そのものを大きくすることを考えたほうがいい。その差がやがて本当にお金の差となって表れてくるのです。
お金を使えば減ってしまう。
でもそのお金を消費して得た体験。
ずっと心に残り続けている。
想い出になっている人も多いはずです。
日頃はやらないようなお金の使い方。
他人から見れば割に合わないと思ってもいい。
「経験」や「体験」としてお金を使ってみる。
あえて日頃はしない使い方をしてみるのも良さそうです。
(P.47) 原価率の高さといったコスパの観点だけで、お金を使う先を決めるのは、自分には、自分なりのお金の使い方についての美学がないと告白しているのと同じです。もっと世の中全体を見てお金を使うほうが、自分個人の満足度も高く、皆がハッピーになるお金の使い方ができると思うのです。
私なりの書評なので私の視点。
依存くらいまで行ってしまう人は別件としてです。
スマホやSNSなどで課金するという部分。
別に課金システムだけならいいじゃんと思っています。
鬼の首を取ったように課金悪。
課金システムはダメって人はまだまだ多い印象があります。
無料で視聴できるライブ配信だってそうかもしれません。
投げ銭の文化が浸透してきて投げ銭ライブ機能も増えてきています。
そこを柔軟に考えたり全体を見る視点は大切じゃないでしょうか。
(P.66) お金持ちになれる魔法の言葉は知りませんが、これを言っているとお金持ちにはなれない言葉は知っています。「ずるい」という言葉。これをいつも安易に使ってしまっている人は駄目です。たとえば人事評価でも、あの人のほうがすごくボーナスをもらっていて自分はもらっていない。納得がいかないときに、「あいつだけ気に入られてずるいよな」という言葉が出るわけです。そのとき本当にしないといけないのは何か。もし自分が比較したBさんが自分より給料やボーナスが高ければ、そうなる理由を自分なりに想像すればいい。もしそれが、単純に上司に「気に入られているから」という理由であったとしても「なぜ気に入られているのか」と理由を考えないといけない。
会社だけに限らない話です。
ネット上のブログやSNSでもよく見かけます。
妬みや嫉妬を持ったところで得することなんて無い。
むしろ、大切な人生の時間を消費してしまっています。
それなら、「なぜ?」と考える視点。
相手がなぜ上手く行っているのかをポジティブ考える。
こちらに時間を使用したほうが自分にとって有益です。
ずるいことをやっているや、ずるいと思ってしまう人。
肝に銘じたい引用視点になるんじゃないでしょうか。
【これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65】
・お金について知識をアップデートする
【新刊】 田端信太郎さんの視点 これからのお金の教科書でした。
まずは知っておくということが大切です。
いきなり違う考え方をインストールしても否定してしまう。
言いたいことはわかるけど、自分はこんな感じだし自分はと言いたい。
そういうお気持ちは察することができます。
だからこそのまずは受け入れるではなく受け止めるです。
色んな考え方を知ることにより多様性が生まれます。
いざというときに考え方を知っていると気が楽になることもありえます。
本書はお金の教科書と名前通りのお金について改めて考える機会になりました。