・人生が劇的に変化する片づけについて
本書の著者である近藤麻理恵さん。
私よりも詳しい人は多いかもしれません。
もちろん、本を読む前から名前は存じていました。
片づけの人として有名すぎるくらい有名。
世界でもっとも影響力ある100人に選ばれた。
この辺りのことは知っている程度です。
それを踏まえての初めて書籍を読むことになります。
今回の書籍は片づけと言っても収納などだけではございません。
考え方や生活環境なども含めての片づけという部分。
幅広い意味の片づけということです。
私は元々が物をあまり持たないタイプになります。
ただ、本書はそのような視点があるので頭の片づけなども含め参考にします。
書名:Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる
著者:近藤麻理恵
著者:スコット・ソネンシェイン
翻訳:古草秀子
出版社:河出書房新社
出版年:2020年9月16日
ページ数:312ページ
著者がお2人ですが共同執筆になります。
近藤麻理恵さんとスコット・ソネンシェインさん。
半分半分になっているように書かれているそうです。
共著者であるスコット・ソネンシェインさん。
この後の書評部分で詳しく書きたいと思います。
スペースも頭の中もしっかり片づける。
そして人生を劇的に変えていこうです。
近藤麻理恵さんから教えていただきましょう。
・あなたがときめくワークスタイルを手に入れることを願って
(P.6-7) 「自分にとって本当にときめく仕事人生を送るにはどうしたらいいか」、あなたご自身に考えていただきたいと思っています。この本によって、あなたがときめくワークスタイルを手に入れることを、私たちは願っています。
【目次】
はじめに
読者のみなさんへ
第1章:どうして、片づけが必要なのか?
第2章:片づけでリバウンドしないために
第3章:仕事場を片づける
第4章:デジタルデータを片づける
第5章:時間を片づける
第6章:決断を片づける
第7章:人脈を片づける
第8章:会議を片づける
第9章:チームを片づける
第10章:片づけの魔法をシェアする
第11章:もっと仕事で”ときめく”ためには
おわりに
謝辞
訳者あとがき
原注
本書の概要と目次になります。
近藤麻理恵さんはご存知のお方。
スコット・ソネンシェインさん。
スコット教授になります。
片づけやキャリアに関する科学的研究やデータ。
片づけの非物理的な問題。
情報提供やレッスンをいただいたそうです。
そちらを伝えた上で書評に入っていきます。
(P.24) 散らかっていることで、気が散るわ、ストレスを感じるわ、判断力は落ちるわ、不安感はつのるわ、まるで不幸のデパートのような状態になるというのです。生まれてこのかた片づけに興味があって、散らかった部屋を見ると片づけたくてウキウキしてしまう私のような人間は、データ上ではかなりまれな存在だということがわかりました。
科学的研究や神経科学の研究。
色んな科学的な視点からもです。
片づけておいて損はなし。
余分なものを散らしっぱなしにしない。
物理的に悪いだけでなく精神的にも悪い。
良いこと無いので片づけましょうという話です。
実体験的にも皆様そう感じることもあるんじゃないでしょうか。
片づけられるものは片づけて減らしていきましょう。
(P.32) あなたは今、ここで仕事をすることに、前向きな気持ちになれていますか?
この机で仕事をすることに、毎日ときめていますか?
自分のクリエイティビティが100%発揮されていると感じますか?
明日も、そのデスクのもとへ出社したいと思いますか?
いかがでしょう?
これらの答えがすべて迷いなく「イエス」なら、あなたの仕事のときめきレベルはかなりのもの。けれど、これらの質問に対してモヤッとした気持ちになったり、心がズンと沈むような感覚が少しでもあるのなら、片づけを試してみる価値は大いにあります。
あなたはどうでしょうか?
私は物をあまり置かないタイプ。
デスク周りは片づけてあります。
これは机だけじゃないと感じます。
視界に入る部分まで気にかける。
何かが視界に入ると気になってしまう。
作業の集中を妨げることもあります。
私もまだまだスッキリさせる部分はスッキリさせる。
クリエイティビティ100%発揮出来るように対策したいです。
(P.120) 実体的なアイテムとちがって、デジタルなアイテムの蓄積は目に見えにくいので、気づいたときにはもう手遅れ、という状況になりがちです。保存スペースがなくなってしまったり、必要なものを見つけられなくなったり、デバイスの動きが遅くなったり、しょっちゅう警告が出てしまったり。そんな苦境に陥らないようにする方法があります。デジタルライフをコントロールできるようにしましょう。まずは文書、次にメール、最後にスマホアプリの順番で見ていきましょう。
先程までは近藤麻理恵さんの引用視点。
ここから2つは共著者のスコット・ソネンシェインさんの視点です。
デジタルなアイテムについての話。
私としては仰る通りだと感じます。
意識的にならないとどんどん増えてしまう。
私は物質的なものよりデータの方が片づけられません。
だから気持ち的にはとても理解できます。
一応、私も片づけに関してマイルール持つようになりました。
それが音楽ファイルはどれだけ持ってもいい。
他のファイルはしっかりと整理したり安易にインストールしない。
快適にするはずのソフトがパソコンやスマホ動作を重くしたら仕方ありません。
物質的な部分でデジタルなアイテムどちらも片づけ意識していきましょう。
(P.150-151) 成果を得ること、そして能力を発揮することは、たしかに大切です。ですが、その反面、私たちをだめにしてしまう場合もあります。時間をどう使うか決めるとき、このことを忘れないようにしましょう。価値がないと感じる成果のために、やりたいことを犠牲にしないように。本当にやりたいことは何なのか、自分はどんな人間なのか、それをしっかり心にとめておくことは、間違った目的を追求して後悔の罠に落ちることから、あなたを守ってくれます。
「価値のある成果」
成果を得ても自分がときめくかどうか。
人間の時間は有限です。
1分でも多く有限な時間を使うための片づけ視点。
こういう視点はあまり持ちえませんよね。
本当にやりたいことや自分はどんな人間か心にとめておく。
自分軸や価値観をしっかり意識して行動する。
時間の片づけも意識しながら取り組みたいです。
【Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる】
・片づけをマスターしてときめく人生を
【新刊】 近藤麻理恵 片づけでときめく働き方を手に入れるでした。
本書は「ときめく働き方を手に入れる」です。
これはときめく生活を手に入れる。
もっと大きく言えば、ときめく人生を手に入れる。
私自身も片づけられる部分はまだまだある。
特にデジタル系や時間関連はそうかもしれない。
それに書評部分には無いですが、決断なども思いました。
本書を読んでみて色々な気づきを著者のお2人からいただくことができました。