・実生活でもネットでも役立つ視点
「不毛な」という部分。
マウンティングについては実際に思います。
意見交換とマウンティングは違います。
実生活でもマウント取る人は見掛けます。
それ以上にインターネット。
SNSに関してはマウント取る人は多いです。
自分は守られているところからの投槍。
そのような表現をする人もいますよね。
マウンティングする人が居るのは世の常。
ここばかりは仕方がないことだと感じます。
それならどうすればいいかと言うと自分の身は自分で守る。
マウントを受け流す視点を事前に知っておくことが大切。
本書は盛り沢山の視点で楽しく解説されています。
書名:自分を傷つけずに不毛なマウンティングをかわす力
著者:水希
イラスト:藤見 よいこ
出版社:KADOKAWA
出版年:2020年7月30日
ページ数:160ページ
本書の特徴としてです。
イラスト(漫画)での解説なので分かりやすい。
ネット経験が長い人ほど、あるあると思える視点。
マウントされたことあるって思える経験もあるかもしれません。
今後はそのマウンティングをかわすという視点を本書からいただきましょう。
・「不毛」なマウントからはもうさようなら!
【目次】
プロローグ
人物紹介
第1章:かわせない私をモヤモヤさせる、10の困ったさん
第2章:あなたは悪くない! 怒りや不満を吐き出そう!!
第3章:実践は段階的に! 困ったさんから身を守る、3つの極意!!
第4章:さらなる難局に遭遇したら!? まずは冷静に状況分析!
第5章:最後の仕上げは、癒しの威力を理解する!
エピローグ
あとがき
本書の目次です。
マウンティングと言える部分。
勝手に取ってくる人がいるのが世の常。
これはSNSで情報発信していると感じる部分です。
本書はコミカルなイラスト付き。
マンガで分かりやすくマウンティングをかわす力。
不毛なマウンティングから逃れる視点を解説されています。
ネットだけでなく実生活でもそんな人っていると思います。
役立つ視点が手に入るんじゃないでしょうか。
(P.28-29) あなたをおとしいれるようなことや、失礼なことを言う人は、その人が自分の何かの感情を晴らすために言っているだけです。イヤなことを言う人は、そもそも不安や焦りをかかえてイライラしているのです。そのイライラを自分で対処できないので、他者に感情の泥団子をぶつけてくるのです。だから相手こそ「おかしい!」と思っていいんです。そう思う気持ちをちゃんと大事にすること、それは正しいことです。そして「我慢したくない、きっぱり言いたい」「でも言えないから、やんわり伝えたい」とも思うのだと思います。
かわす力という言葉。
受け流しや我慢するとも捉えることできます。
しかし、おかしいという気持ち。
イヤな気持ちを感じたって良いんです。
我慢して抱え込んでも良いことはありません。
相手は自分で対処できないから他者に感情の泥団子をぶつけてくる。
あなたは感情の泥団子をぶつけられているだけ。
視点変更として捉えて考えてください。
あまりにも酷い場合は私の場合はです。
本人には言わずに報告機能を使い運営に報告します。
最近だと誹謗中傷系の窓口を準備している場所は多い。
そこに思いの丈をぶつけて対処することもできる時代です。
(P.38) 「かわす」ことはストレスがたまりますが、じつはとても高度なコミュニケーションスキルです。けれど実際に身をつけるのは、「はっきり言う」よりも難しいのです。ですから、あなたがうまくかわせないと悩んでいるのなら、それも当然のことです。相手をうまくかわせるようになると、「はっきり言う」よりも、人間関係がやりやすくなるでしょう。コミュニケーションスキルにも自信がついてきます。
私の視点も今だから言える視点。
ネット初期はスルースキルと言える部分。
かわすことが出来なかった時期だってあります。
これは場慣れだったり実体験が積み重なる。
その上で本書の視点がわかるになるんです。
だから現時点で出来ない人になります。
うまくかわせないのは当然のこと。
それくらいの気構えで居て少しずつ実践していきましょう。
(P.45) 基本的に人は、自分と他人を比較して生きています。比較すること自体は悪いことではなく、意味のあることです。しかしマウンティング問題においては、マウンティングする人の世界に知らず知らずのうちに巻き込まれてしまうだけでなく、巻き込まれた状態を自然なことだと思ってしまうという負の影響があります。でも、巻き込まれるか、巻き込まれないかは、あなた自身で選べます。マウンティングする人の世界で生きる必要はありません。あなたの世界に戻っていきましょう。
今まではネットに照らし合わせての話。
この手の話をしてくる人はもちろんネットでもいらっしゃいます。
ただ、リアルでの集まりで話している最中の方が多いかと思います。
「○○ってお店のスイーツ美味しくて最高だった」
「あ~あそこね。あそこより○○店のスイーツのが絶対に美味しいよ」
こういう知らずのマウンティングってあるあるですよね。
このときにムカッてなって巻き込まれてしまうかはあなたが選べます。
基本的に人は自分と他人を比較して生きているという視点。
前提として持っておくと巻き込まれにくいかもしれません。
(P.88-89) 何を不快と思うかは、受け取りかた次第です。他愛ないパンケーキの写真一つでも”リア充アピール”と受け取る人がいるかと思えば、「おいしそう! 今度行こう!」と言う人もいる。受け取り方は十人十色。人は自分が思う現実世界で生きていて、あなたと同じ世界には誰一人生きていません。見えている世界は人それぞれ違い、すべての人が同じように感じる現実など存在せず、それぞれに自分が感じていることが現実なのだと認識しています。
この視点ってとても大切です。
私も誰かに取ってはマウントと感じるかもしれない。
マウンティング的に発言を切り取られるかもしれません。
これって見えている世界が違うから仕方ないという部分。
気をつけて発言や発信することはできます。
しかし、気にしすぎは何も言えなくなってしまいます。
何を不快と思うかは人それぞれの受け取り方次第。
十人十色で受け取られる視点も頭に入れておきましょう。
【自分を傷つけずに不毛なマウンティングをかわす力】
・色んなマウンティングの種類があることを知っておく
【新刊】知って損はない視点 不毛なマウンティングをかわす力でした。
本書のテーマは「不毛なマウントをかわす力」です。
ただ、マウンティングにも色んな種類があります。
素敵なイラストで解説されているので知るという視点でも参考になりますよ。