・せっかくの会議を成功させていこう
会議は時間のムダ。
会議をやらないところも増えているかもしれません。
その一方で会議を重視している会社もあるはずです。
どちらかと言えば会議をしない会社が珍しいと思います。
その会議のやり方。
現代だと顔と顔を合わせず対面しなくていい。
オンラインで会議をする方法はzoomなどなど含め多く増えています。
オンライン会議に慣れていない人も本書で知識を得ていきましょう。
書名:オンライン会議の教科書
著者:堀 公俊
出版社:朝日新聞出版
出版年:2020年7月20日
ページ数:248ページ
成功のポイント。
すべてがわかる1冊。
教科書と言えるわかりやすさ。
オンライン会議の手引書として相応しい内容です。
・会議を変えることは組織を変えることにつながる
(P.4) 会議を変えることは組織を変えることにつながります。オンライン会議は、日本の悪しき組織風土を変えるパワーを秘めています。この素晴らしいツールを活かすも殺すも私たち次第です。みんなの英知を結集して、働き方はもとより日本社会のあり方を変革していきましょう!
【目次】
はじめに
第1章:オンライン会議は、なぜうまくいかないのか?
第2章:オンライン会議は、段取りで7割が決まる
第3章:オンライン会議で成果を生むマナーと振る舞い
第4章:オンライン会議のスムーズな進行と場の回し方
第5章:オンラインだからできる細心のチームづくり
第6章:よくあるトラブル10の賢い解決策
おわりに
参考文献
本書の概要と目次でございます。
オンライン会議をより有益にするための取り組み。
まずは上手く行かない会議のことから知ることができる。
そこからオンライン会議の改善案。
最高のオンライン会議になるスキルと言える解決策がわかります。
(P.22) どんなことでもよい面もあれば悪い面もあります。新しいものにすぐに飛びつきたい人(イノベーターやアーリーアダプター)もいれば抵抗感を感じる人(ラガード)もいます。賛否が分かれるのは世の習わしです。新しい技術はひとつの道具に過ぎません。その特性を知った上で適切な使い方をしないと逆効果になります。使い方の智恵が問われているのだと思います。
良い面でも悪い面でもある。
新しいものにまず飛び込む勇気。
現代はとても大切なことです。
このときに正解不正解と考えすぎない方がいい。
私としては「特性を知る」が重要かと感じます。
色んな場所があるなら合う場所と合わない場所がある。
使い方を熟知した上で判断していきましょう。
(P.26) 上下も前後もなく同じ大きさの顔がランダムに並ぶと、視覚的にはみんな平等です。誰の発言も同じように尊重する機運が高まります。ワークショップの冒頭で、全員が輪になって座り、自己紹介をすることがあります。全員の顔がフラットに並ぶさまが、互いに対等であることを示しています。それと同じことが画面上でなされているのです。
メリット、デメリットの話。
オンライン会議のメリット。
その場に居なくても会議ができる。
ここは皆さん感じることだと思います。
それ以上のメリットが書かれています。
同じ大きさの顔がランダムに並ぶから視覚的に平等。
確かにリアルで対面すると○○社長など上司を意識しすぎてしまう。
でも画面越しだからこそのリラックスして挑めるもありますね。
(P.37) 阿吽の呼吸に慣れた方にとって、今までと違うリズムのオンライン会議は、やりにくくて仕方ありません。相手にからみづらく、間を見ながら発言をすることができません。自分の主張がハッキリしている人はよいのですが、相手の様子を見ながら話すタイプの人には厳しい場となります。
リアルで対面して話す。
オンライン上で話してみる。
変わるのは分かるかと思います。
ここに関しては場馴れもあるんじゃないでしょうか。
最初に携帯電話を持ったとき。
携帯電話で電話するのに違和感あった人もいるかもしれません。
そのような繰り返しでテレビ電話に違和感が無くなる。
オンライン会議に抵抗感が無くなるなどなど。
相手の様子を見ることが出来るからこそ経験の積み重ねが出るはずです。
(P.55) 怪訝な顔をする人がいたら、「部長、まさか知らないのですか?」「どこもやっていますよ」「よかったら教えしましょうか?」と脅せば、黙らざるをえなくなるはず。ITリテラシーの低い人はなおさらです。オンライン会議は、フラットで民主的な話し合いを後押ししてくれる優れたツールです。組織に定着すれば、組織そのものもフラットで民主的になっていきます。組織や働き方を変えるひとつの道具として、オンライン会議を活用していきましょう。
昔ながらの考え方。
懐古厨になってしまってはいけない。
オンライン会議に限りません。
色んなものが出てきたときにです。
楽しくすぐ試していける視点を大切にしていきます。
【オンライン会議の教科書】
・オンライン会議に限らず変化の時代に対応する
【新刊】成功する会議 堀公俊のオンライン会議の教科書でした。
iPhoneが出始めた頃。
LINEが出始めた頃。
最初から上手く活用できた人は少ないんじゃないでしょうか。
そこから場馴れして現代になります。
当たり前のように当たり前に使用して使っている人も多いかもしれません。
つまり、オンライン会議や未来への新しいコンテンツが続々と出てくる現代。
最初は不安でも数年後には慣れている人も多いので不安になることも無いと思います。