・コロナ後と考えず数年後を見据えてみる
本書で言うと新型コロナウイルス後の働き方。
会社や仕事や稼げる働き方ついて書かれています。
しかし、「コロナ後」という部分です。
新型コロナウイルスは収束するのかどうか。
仮にコロナが収束してもその後の世界で未知のウイルスに悩まされる。
時代は繰り返されるでありえるかもしれません。
つまり、何が言いたいかというとです。
既存の働き方から脱却する企業や個人。
本当に増えていると思います。
そのエッセンスを注入してくれる。
本書も視点になる1冊を紹介させていただきました。
書名:コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方
著者:遠藤 功
出版社:東洋経済新報社
出版年:2020年7月18日
ページ数:200ページ
弱肉強食が加速。
前提知識があるのか無いのか。
今後の時代はここかなり重要になってきます。
私も本なども含め情報収集を怠らない視点。
生き残れるように動いていくために本書を書評します。
・本書は「企業」「仕事」「働き方」という3つの視点からポストコロナの世界
(P.8) 本書では「企業」「仕事」「働き方」という3つの視点で、ポストコロナの世界を展望してみたい。
【目次】
はじめに
第1章:コロナがもたらす「本質的変化」とは何か
第2章:コロナ後に、日本企業は何を、どう変えるべきなのか
第3章:コロナ後に、「仕事」はどのように変わるのか?
第4章:コロナ後に、「働き方」はどのように変わるのか
本書の概要と目次になります。
コロナ後に何を変えていくのか。
今だとコロナ後というよりもです。
コロナと共存するという視点。
コロナは収束するのかどうか。
仮に収束しても次のウイルスがいつまた来るかもしれない。
働き方について考えられる機会は今が大きい。
企業も個人も働き方を見直す時期じゃないでしょうか。
(P.34) 第二波、第三波が襲来すれば、行動制限が断続的に長期化することは十分にありえるシナリオである。もしこれほどの失業者が発生すれば、日本の失業率は5・6%となり、リーマンショック後の5・1を上回る。「移動蒸発→需要蒸発→雇用蒸発」という「蒸発のドミノ倒し」。私たちは「出口の見えないトンネル」に入り込んでしまった。
出口の見えないトンネルに入り込んでしまった。
2020年9月17日に投稿した。
収まりつつと思いきや広がってしまう。
第二波や第三波の襲来という部分。
第二波は来てると感じますがこれからの付き合いです。
そこを前提に組み立てていく。
新型コロナウイルス含め未知のウイルス。
何かあったらリカバリーできる自分自身。
リカバリー力が試されてきてる時代とも感じます。
(P.55) 実際、ここ数年、「働かないおじさん」は社会問題化していた。出勤しているのに、仕事をせずにぶらぶらしている中高年層の社員たちのことだ。人手不足が叫ばれていたにもかかわらず、仕事がない、仕事をしない人たちが一定比率、存在していた。しかも、「働かないおじさん」の給与水準は高い。働かないにもかかわらず、若い人たちよりもはるかに高い報酬が支払われる。若い人たちのモチベーションは下がり、職場の雰囲気も悪くなるのは必然である。
年齢を重ねていったらです。
老害。
窓際族の人。
こんな風に思われたくもありません。
老若男女を問わずに自分が輝けることを持っておく。
きっちり仕事をことを常日頃から考える。
私はとても大切だと感じています。
(P.71) 「手段」を議論する前に、「業務」をしっかりと見直すことが肝要だ。つまり、何が「必要な業務」で、何が「不要な業務」なのかを仕分けし、「不要な業務」は「やめる」ことを決めることが大切である。私たちがまず最初にメスを入れなければならないのは、あくまでも業務である。本来やる必要のない会議を、オンラインで行ったところで意味はない。やるべきことは、会議そのものの「廃止」である。
仰る通りです。
オンライン会議の前に会議そのものについて。
やる必要のない会議ならやらないで済むようにする。
視点として大切じゃないでしょうか。
リモートワークについても議論されています。
これは会社によってまちまちになるでしょう。
不要な業務と言いますか会社への移動は居るのかどうなのか。
手段を考える前に業務をしっかり見直してみる。
日常生活でも考えるべき視点かと感じます。
(P.86-87) コロナ後に日本企業が再生できるかどうかは、すべて人材にかかっている。有能な人材を確保し、活用できる会社だけが生き残る。安定し、先が読める環境であれば、集団行動は機能する。みんながひとつにまとまり、一緒に汗をかけば結果につながる。しかし、先が読めない不透明な時代に必要なのは「個の突破力」である。卓越した個の直感や抜きんでた行動力が会社を救う。日本でも、人材の流動性は間違いなく高まっていく。とくに有能な人材ほど、ひとつの会社にしがみつくことはしない。
すべては人材に掛かっている。
個人個人がどう考えて動いていくか。
個人個人の力をどうやって高めていくか。
しっかり自分の頭で考えて生き残っていく。
必要な人材と思えるように常日頃から鍛錬です。
【コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方】
・先行き不安の時代を生き抜く視点
【新刊】コロナ後 生き残る会社×食える仕事×稼げる働き方でした。
新型コロナウイルスの今後の行方。
皆さんが頑張っているのは重々承知。
しかし、未知のウイルスへの対策は個人でもしっかり考えておく。
先行き不安の時代を生き抜く視点としても考えたいと感じます。