【新刊】 あなたを導く100の指針 坂本光司の経営者のノート

・今後のやり方や在り方を考え直す

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経営者のノート。

私は経営者じゃないから関係ない。

そのように思われたなら少しストップ。

あなたがたとえ経営者じゃなくてもです。

 

「経営者の視点」

視野を広げるという意味で重要になっていきます。

 

新型コロナウイルスの影響。

企業のスタイルも大きく変わりました。

働き方なども大きく変わっています。

 

そんな時代に視野を広げる視点。

あなたを導く100の指針として学ぶことができるのが本書です。

激動の時代を乗り越えていける仕事術。

新刊から今回は学んでいきましょう。

 

 

経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針

 

 

書名:経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針

著者:坂本 光司

出版社:あさ出版

出版年:2020年6月19日

ページ数:224ページ

 

 

なんとビックリ驚きの数字。

8000社の企業を訪問や研究してわかった。

永続する企業をつくる絶対法則。

在り方とやり方を定める意味でも本書の視点は参考になります。

 

 

・本書は前作がベースになってはいますが内容はかなり異なっている

 

 

(P.6) 前作を上梓してからこの10年間で、私自身の行動の範囲も人脈も格段に拡大し、新しい「言葉」もまた数多く生まれたからです。また、弱い立場の人々へのリストラの拡大等、偽物の「強者」の、とうてい認めることのできない言動に対して問題提起をする必要性が、ますます高まってきていると思われるからです。その意味で本書は、前作がベースになってはいますが、内容はかなり異なっていると思います。

 

 

【目次】


はじめに

 

第1章:企業の「あり方」についての18の指針

 

第2章:経営者の「あり方」についての22の指針

 

第3章:企業の「やり方」についての28の指針

 

第4章:「企業と社員」についての19の指針

 

第5章:「正しくある」ことについての13の指針

 

エピローグ:企業の目的・使命は、5人の永遠の幸せの追求と実現である。

 

 

本書の概要と目次でございます。

色んな角度からの指針。

企業や経営者たるものが理解できます。

著者ならではの知見を拝借させていただきましょう。

 

 

(P.25) 企業を初めとするどんな組織体であっても、そこで行われる活動・事業は例外なく、目的・手段、そして結果の3つで成り立っている。目的とは、何のために・誰のためにといった。その活動の原点であり使命である。手段は、目的を実現するための方法であり、そして結果は言うまでもなく。活動の成果である。どのような組織体であれ、この3つのなかで最も重要かつ大切なものは、目的である。

 

 

目的、手段、結果。

企業を初めとするどんな組織体でもです。

最も重要かつ大切なのは目的。

これは考えてみるとわかります。

 

手段や結果は目的があってこそです。

何をやりたいのかわからずに道具を求めている。

何をやりたいのかわからずに結果を求めている。

目的がわからなければ良い結果も出ません。

今一度、「目的」にフォーカスして考えていきましょう。

 

 

(P.29) 環境や時代がどのように変化しても決して変えてはいけない「あり方」とは、正しい企業経営の実践、お天道様に顔向けのできる経営の実践、つまりその組織の存在目的・使命である経営理念に基づく経営の実践である。にもかかわらず、このことを守らず、変えるべきことを変えず、その一方で変えてはいけないものを勝手に変え、窮地に陥る企業があまりに多い。

 

 

経営理念に基づく経営の実践。

基本をしっかり忠実にこなしていく。

その意味でも最初の経営理念。

忘れずに常に頭に置いて動いていく。

 

そしてお天道様に顔向けのできる経営。

最近は稼ぐだけなら稼げる手段は一昔前より増えました。

その手法が果たして胸を張って言えるかどうか。

それにお天道様に顔向けできるんだろうか。

大切に考えておきたい指針です。

 

 

(P.47) 経営の3要素は、「ヒト・モノ・カネ」、「人材・技術・情報」などではなく、「1に人財、2に人財、3に人財」であること、そして他は人財のための資源、道具にすぎないということを、経営者は決して忘れてはならない。

 

 

人を犠牲にした経営に走ってしまう。

それだと先程のお天道様に顔向ける経営ではありませんよね。

人を大切にする経営をしっかりしていく。

これは何も企業経営だけじゃないです。

 

ブログだってSNSだって人との結びつきがあります。

読者さんなど見てくれたり応援してくれる人が居るからこそ。

そこを忘れて自分が自分がと行きすぎないようにです。

いつもありがとうございます。

 

 

(P.97) 一流の人と、そうではない人との最大の違いは、もっている時間の長短ではない。一流といわれている人もそうではない人も、人は皆、1日は24時間、1年は365日と、まったく同じである。では、一流といわれる人と、そうではない人は、どこが違うのか。一流といわれる人は明日への思いが強く、明日という未来のために多くの時間を費やしている。そうではない人は逆に、過去への思いが強すぎ、明日に対する思いが少なく、十分な時間を未来のためにかけていないのである。

 

 

先日の書評にも書いた通りです。

 

「未来のためにかけている時間が少ない」

 

客観的に見ても過去の方が自分は強い。

 

過去への思いが強すぎ、明日という未来への思いが少ない。

著者である坂本光司さんの仰る通りです。

ブログやツイッターは前向きなんですが普段するメモなど。

日頃の私生活で未来にかける時間が少なすぎる。

意識的に未来への時間を多く作っていきます。

 

 

【経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針】

経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針

経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針

  • 作者:坂本 光司
  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・まさに指針と言える視点が満載でした

 

【新刊】 あなたを導く100の指針 坂本光司の経営者のノートでした。

私としては肝に銘じたいことのオンパレード。

反省の反省の反省する部分も多かったです。

ただ、これは「過去」を見すぎている部分があります。

 

ここ最近の書評のおかげです。

過去は1度切り離して未来にどうなりたいか。

未来にどうあるべきかを考えていく。

明日に対する思いを強めて意識的に未来へ飛ばしていきたいです。