・いつものクラファン系の本と毛色が異なる書籍
今年になって思うこと。
クラウドファンディングについて書かれた書籍。
出版数がすごく増えている印象があります。
その中から当ブログでも何冊か紹介しています。
それだけクラウドファンディングという選択肢。
クラファンも市民権を得る流れになっている。
時の流れと言いますか感慨深く感じています。
とは言え、クラウドファンディングは知っている。
でも実際にクラウドファンディングにチャレンジしたことが無い。
まだまだそのような人も多いのが現状じゃないでしょうか。
まずは知らなければ前に進んでいかない。
それにお金集めるだけでしょ?みたいに思っていたらナンセンスです。
そのことも踏まえ正しいクラファンの使い方の意味も込めて紹介していきます。
書名:寄付金、クラウドファンディングの集め方
著者:佐藤しもん
出版社:ぱる出版
出版年:2020年8月5日
ページ数:222ページ
10億円集めた私の方法。
ネットで集める、他媒体で、街頭で、法人から集める。
クラウドファンディングの使い方。
クラウドファンディングとはどういうことなのか。
知らなければ始まらないと言うことで本書の紹介です。
・資金調達以外でも仕事や実生活で活用できて役立つ
(P.4) 本書には、資金調達に関する様々な手法が記されているが、それらには、FXや株のデイトレードで稼ぐといったギャンブル的な要素ではなく、社会改革をしながらお金を上手に集めるという手法である。その手法はビジネスパーソンにも役に立つ。マーケティングやコミュニケーション、マネジメントやリーダーシップの要素が盛り込まれており、資金調達以外でも仕事や実生活で活用し役立ててほしい。
【目次】
序文
第一章:ファンドレイザーみたいにお金を集める
第二章:クラウドファンディングは要点だけ押さえればいい
第三章:街頭での資金調達は堅実安定に集められる
第四章:電話・DM・デジタルでのお金集め
第五章:法人からの資金調達と事業収入
第六章:10億円超を集めてきた私の方法
第七章:非営利団体は必読
終章:お金の力と本当のこと
本書の目次と概要です。
内容的に知らないことも多かった。
概要に書いてある通りです。
「その手法はビジネスパーソンにも役に立つ」
読んでみてまさしくだと感じました。
(P.14) 後ろ指さされてお金を稼ぐより世間的に良いと言われる行いをして人々から称賛されてお金を稼ぐほうが自分にとってもよっぽど健康的であり、世のため人のためになる。社会貢献を仕事とする慈善事業団体やNPO、社会課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネス、これらの世界で働くことはまさに、社会を良くして自分の気分をも良くしてくれる一石二鳥の仕事と言える。世間から尊敬され、さらに給料としてお金を手に入れることができるのだから申し分ない。
インターネットが登場したことによりです。
個人で稼ぐ方法は格段と増えています。
その一方で稼ぎ方について怪しい方法も多いです。
例えば、マスクが必要な時期に買い占められて店頭から無くなる。
ネット上で高額で転売されるなどは最初は大丈夫でした。
しかし、その後に規制があったりしたのはご存知の通りです。
確かに稼ぎ方としては稼げるかもしれません。
ただ、グレーゾーン的な感じと言っちゃえばそうです。
胸を張ってそれやって稼いでいると言えるのかは別問題ですよね。
引用視点はそのことを言っています。
(P.27) 本書では世間一般に知られているクラウドファンディング、所謂、インターネットを通じての資金調達方法のみならずインターネットを使ったクラウドファンディングに助成金を加えた方法、電話を使う方法、街頭で募る方法、企業からスポンサーを得る方法など多様な資金調達の方法を解説していく。
ここが巷に溢れているクラウドファンディング系の書籍。
引用箇所が独特と言えることになります。
私もそんな方法もあったんだ!と気づかせてもらったことも多いです。
視点を変更すれば方法はいくらでも見つかってくる。
視野を広げて考えるのと事前知識って大切と改めて感じています。
(P.32) たった一人で活動するにもかかわらず短期間でそれなりの額が集められるところがオンラインでのクラウドファンディングの魅力だろう。クラウドファンディング未経験の方は、少額でも構わないので自分自身でオンラインのクラウドファンディングから挑戦してみてほしい。経験することで多くの学びが得られるはずだ。
フレンドクラウドファンディングサイト。
polca(ポルカ)にはかなりお世話になりました。
小さなクラファンに挑戦したのは良かったです。
なぜならやってみないとわからないことが多かった。
それに皆様の温かい気持ちをとても感じました。
あの時は本当にありがとうございます。
今後もクラウドファンディングやっていくと思います。
そのときはブログでも告知しますのでよろしくお願いします。
(P.149-150) 最後に「あなたも登壇できる可能性がある」ということを書いておきたい。登壇する上で特別な資格や学歴はいらず、自分の経験を話すだけでも登壇して謝金をもらえることもある。例えば、NPOの代表ならば、NPOを立ち上げた経験、苦労、成功体験、成果や課題などを話すことができるはずだ。それほど特別な経験がなくても、ヨガ入門、上手なイラレの使い方、SEが教えるPC入門、スマホでうまく撮れる写真講座など、自分の趣味やポジションを活かした登壇も可能なので自分の売りを探して登壇してみてほしい。
ツイッター上でも見かけます。
フリーランスの人の登壇情報。
敷居が高いと思いきや意外と行ける視点。
ただし、頑張っていることは大切。
1日1日を大切に全身全霊で突き抜けて行きたいです。
【寄付金、クラウドファンディングの集め方】
・多様なお金の集め方を学べる新刊
【新刊】役立つ視点が満載 クラウドファンディングの集め方でした。
インターネットでお金を稼ぐ。
インターネットでお金を集める。
本書を読んでいると多様な視点があると改めて実感できました。