・記憶力に関する日本チャンピオン新刊
あなたは記憶が良い方ですか?
あなたは記憶が悪い方ですか?
私自身に関しては良い方ではないです。
ただし、エピソードとして覚えている。
本人は忘れていても紐付けされている記憶。
ずっと忘れずに残っている場合もあります。
色んな観点から見ると人間の記憶。
本当に面白いと思えることです。
ほとんどの人は記憶力を高めていきたい。
記憶を良くしたいと思っているんじゃないでしょうか。
日本チャンピオンが教えてくれる記憶術についての新刊を紹介します。
書名:記憶力日本チャンピオンの 超効率 すごい記憶術
著者:青木 健
出版社:総合法令出版
出版年:2020年7月10日
ページ数:224ページ
養老孟司さんが推薦している書籍。
短期間で大量に覚えられて絶対に忘れない。
とても魅力的な言葉じゃないでしょうか。
その真髄を本書から教えていただきましょう。
・実際の日常生活や学習に活かせる視点が満載の記憶術
(P.4-5) 本書はメモリースポーツの大会で優勝するための高度な技術を解説するのではなく、記憶術の「き」の字も知らない方から暗記科目に苦しんでいる学生、最近記憶力が落ちてきたと感じている方など幅広い方々に、実践できるような記憶術の基礎から実際の日常生活や学習などに生かすことのできる高いレベルの内容までを、わかりやすく簡潔に紹介します。
【目次】
はじめに
第1章:記憶術を始める前に知ってほしいこと
第2章:まずは脳トレから始めてみよう!
第3章:妄想すれば記憶できる!? 「ストーリー法」
第4章:世界チャンピオンも使っている最強の記憶術「場所法」
第5章:日常の様々な場面で役立つ「数字記憶術」
第6章:英数字もラクラク覚えられる「アルファベット記憶法」
第7章:顔はわかるのに…… こんな悩みを解決する「顔と名前の記憶法」
第8章:記憶術を日常生活に生かしてみよう
第9章:使いこなせれば反則級!? 「教科書記憶法」
第10章:最短で長期記憶化する方法
第11章:記憶力を高めると様々な能力がUPする
おまけ:おすすめの記憶力UP法「トランプ記憶」
おわりに
本書の概要と目次になります。
記憶力に関しての書籍。
過去にも何冊も読ませていただいています。
その中でも親切丁寧といえる部分。
本書はかなりレベル高いと感じます。
それに読んでいて楽しい実践的な部分も多いです。
初心者向けの記憶術という視点で素晴らしい書籍でした。
(P.24-25) 実は私も以前は、人の名前を覚えることができなかったり、高校生の時には英単語の暗記に非常に苦労していました。しかし、今では短時間で英単語を大量に記憶することができるようになりました。長期的に記憶するためにはある決まったポイントを抑えて復習することが必要不可欠です(詳しくは第10章で書きます)。これは記憶力の日本チャンピオンだろうと一般の方であろうと同じです。実は記憶の達人とそうでない一般の方の脳の構造は全く同じで、基本的に忘れるように人間はできているのです。
記憶力の日本チャンピオンの人もそうだったんですね。
日本一の方だと最初から記憶力が良さそうと思ってしまいがちです。
一般の方と変わらないと言ってもらえると安心できます。
「基本的に忘れるように人間はできている」
辛い過去の経験や出来事。
ずっと記憶に残り続けるのも困りものですよね。
そういう観点からすると忘れてくれるのも良い部分です。
記憶したいところと忘れても良いところあるの覚えておきたいです。
(P.31-32) 記憶力の考え方のひとつとして、
「記憶力=覚える力(インプットする力)+思い出す力(アウトプットする力)」
と表すこともできます。本書をお読みになっている方の中には「最近歳のせいか記憶力が悪くなった」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに歳を取っても覚える力は若者とほとんど差がないのですが、思い出す力が落ちると言われています。思い出す力が低下することで記憶力の低下を感じるのです。本書では様々な記憶術やトレーニングを通して思い出す力を向上させていきたいと思います。
この視点は目からウロコ。
そして確かにと思えることでもあります。
日頃から思い出す力を意識する。
アウトプットしていることは残り続けています。
しかし、インプットする方に比重が置かれてる分野。
最近は外に出していないことは忘れがちになっています。
納得する視点ですし思い出す力を向上させる。
記憶力に関しては覚えると同時に忘れないようにしたいです。
(P.34) 最低限「りんご」という単語を見た時に文字として認識するのではなく、写真や絵を思い浮かべる癖をつけましょう。イメージすることはりんごを見たことがある人ならばできると思います。頭の中で一度「りんご」をイメージしてみてください。もし甘酸っぱいイメージ、さわやかな香りの印象まで出てきたら完璧です。記録力を高めるには、イメージ化することが非常に大切です。
記憶力を高めるにはイメージ化。
私的には普段からイメージ力。
物事をイメージで捉える感性が強いタイプ。
そこを踏まえてみて思いました。
引用視点を意識して記憶する。
例は「りんご」になります。
このように始めて知った単語の場合です。
覚えておきたい場合は意識付けする。
意識してみようと思える参考になる視点でした。
(P.38) 本書は若い方から年配の方まで幅広い年齢の方がお読みだと思いますので、特に年配の方は自分の知っているものや経験などと関連させて記憶するということを意識するだけで大きく記憶に残りやすくなります。また子どものように毎回新鮮に感じることは難しいかもしれませんが、わざとらしくオーバーなイメージにして記憶することで、感情が揺さぶられ、子どもが感じるように新鮮に記憶することができます。この2つの点を意識して記憶すると記憶に残りやすくなります。
年齢を重ねて記憶力が落ちた。
それは間違っていて鮮度という話。
私としてはこちらの話も腑に落ちる視点。
覚えていることって2つの点を自然と使用して記憶している印象です。
つまり、新鮮なことを体験していないという話(爆)
もっと、感情を揺さぶるようにしてインプットする。
自分から記憶するときに意識づけしていきたいところです。
惰性的ではなく意識的に能動的にを改めて感じました。
【記憶力日本チャンピオンの 超効率 すごい記憶術】
・実践的であり記憶力に対して腑に落ちる良書
【新刊】日常生活や学習で使える 青木健の超効率すごい記憶術でした。
本書のところどころにあるワーク。
楽しみながら記憶力を高めていくことができます。
腑に落ちる視点が満載で記憶するということに対して勉強になりました。