・やめたいのにやめられないからの脱出
やめたい悪習慣。
今回こそはやめてやる。
しかし、やめられず挫折してしまう。
よくある出来事じゃないでしょうか。
人間の意志というのは脆いものです。
最近だとその意志に頼らない方法。
意志力に任せるからダメという話。
どんどん広がってきています。
意志の力よりもそのような事実を知っておくこと。
悪い習慣を引きずらずに適切に排除していく方法。
本書からも悪習慣をやめる技術を多く学べました。
自分の弱さを責めるのではなく適切な方法を知っていきましょう。
書名:やめたいのにやめられない悪い習慣をやめる技術
著者:小早川明子
監修:平井愼二
出版社:フォレスト出版
出版年:2020年7月10日
ページ数:224ページ
佐藤優さんの名前も出ています。
色々な悪い習慣がございます。
1つも持っていない人なんていないはず。
今はやめたいと思わなくてもやめたくなるときは出てきます。
事前知識として知っておきそのときに試していきましょう。
・癖や習慣がやめられないのは意志が弱いからではない!
(P.1) 実は「癖」や「習慣」がやめられないのは「意志が弱い」からではありません。この本は、皆さんが「ハマっ」てしまった「癖」や「習慣」の正体を知り、それらから解放される道筋が見えることを願いながら書かせていただきました。
【目次】
はじめに
第1章:脳は「ハマり」やすくできている
第2章:「悪い習慣」を消していく「新しい習慣」
第3章:「くい打ち」で「ハマり」を止める
第4章:「悪い習慣」から卒業した人たち
おわりに
本書の概要と目次でございます。
第4章の最後はそれぞれ事例になります。
○○がやめられないという状態。
生きてたら大小あるんじゃないでしょうか。
事例を見つつ自分に当てはめてみるのもいいかもしれません。
(P.8) 初めて「それ」をしたとき、ドキッとした、安心した、快感だった、得した感じがした、好きになった、などの感覚が起き、そしてもう一度「それ」をした。二度が三度、三度が四度、と繰り返すうちに、ついに「それ」に「ハマっ」た人は少なくないのではないでしょうか。「ハマる」とは、コトやモノや人に関心が固着してしまうこと、繰り返してしまうこと、やめられなくなることを言います。恋に落ちると言いますが、それは特定の相手に「ハマる」ことだと言えます。
悪い習慣の初期段階。
引用視点はわかるんじゃないでしょうか。
何度も繰り返すうちに習慣化されてしまう。
そしてやめられなくなってしまう。
これはもちろん逆視点もあります。
当たり前のことや良い習慣です。
お風呂に入るや歯磨きは当たり前。
それに人それぞれ良い習慣を継続している人もいるでしょう。
人間は習慣の生き物と改めて思います。
(P.21) システムの入り口は、目や耳などです。そこで環境から「刺激」を受けます。「反射」の出力を実現する出口は、動作なら手足などで、言葉を発するのなら、喉・口唇・舌なども関係します。このように「生理的報酬」は身体全体で環境と生き死にかけたやりとりをし、生き抜く行動に成功したときに、生じるものなのです。
環境からの刺激という箇所。
とても大切なことを語ってます。
別の言い方でいうとです。
「トリガー」
何かがキッカケになりトリガー発動。
それや目や耳など環境からの刺激かもしれません。
お酒やタバコなどは代替品。
炭酸水や飴を舐めるようにしてみた。
そこを変更するだけでやめることが出来る人もいますからね。
(P.22) 夜が来ると飲みたくなる人、電車から降りてネオンサインを見たら飲み屋に行きたくなる人は、「夜が来た」「電車から降りた」「ネオンサインを見た」という「刺激」の入力に対して、「第一信号系」から「飲みに行く」という行動を司る神経活動が「反応」として出力されます。
まさしくトリガーです。
良い習慣もあれば悪い習慣もある。
1つのキッカケでそれが発動する。
これは悪習慣を断ってからもそうです。
実体験でもあることでもあります。
数ヵ月は続いた悪習慣を断てた。
しかし、1つのキッカケで途切れたことがあります。
そのキッカケは過去のトリガーでした。
そういう反応はより自覚しておきたいです。
【やめたいのにやめられない悪い習慣をやめる技術】
・悪い習慣から卒業した人たち
【新刊】意志に頼らないやめられない悪い習慣やめる技術でした。
生きていたら自然と色んな習慣が身につきます。
それが良い習慣ならいいです。
しかし悪い習慣になることも多いので見直したいと思える新刊でした。