【書評】武器にする視点 武田友紀の繊細さんの幸せリスト

・繊細だからこそを活かしていく

f:id:acutehappp:20200813162139j:plain

 

 

物事の捉え方。

物事を見るときの視点。

良い方に見るか悪い方に見るか。

個人個人の自由です。

 

「繊細」という言葉。

ポジティブに捉えるか。

ネガティブに捉えるか。

これも人それぞれだと感じます。

 

私は繊細タイプです。

繊細をネガティブに思っていません。

繊細だからこそ気づける部分。

繊細だからこそ良かったと思える部分。

さらに磨いていきたいので本書を読ませていただきました。

 

 

今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト

 

 

書名:今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト

著者:武田友紀

出版社:ダイヤモンド社

出版年:2020年4月9日

ページ数:236ページ

 

 

繊細さんだから感じられる。

幸せの53のコツ。

いいこと探しに本書を活用。

視点として参考にさせていただきたいです。

 

 

・この本は繊細な人が繊細な感性で毎日のいいことをキャッチし幸せを味わえるようになる本

 

 

(P.3) この本は、繊細な人が、繊細な感性で毎日の「いいこと」をキャッチし、めいっぱい幸せを味わえるようになる本です。「繊細な感性を持っているからこそ、深く味わえる幸せがたくさんある」という思いから、繊細な人の素敵なところや、幸せをふやすためのちょっとしたエクササイズをご紹介しています。

 

 

【目次】


はじめに

 

序章:繊細さんってどんな人?

 

第1章:感じる幸せ

 

第2章:直感の幸せ

 

第3章:深く考える幸せ

 

第4章:表現の幸せ

 

第5章:良心の幸せ

 

第6章:共感の幸せ

 

おわりに

 

 

本書の概要と目次です。

私もどちらかと言うと繊細タイプ。

繊細な感性をどう活かしていくか。

繊細タイプだからこその気づき。

本書から学ぶところも多かったです。

 

 

(P.19) 繊細な人たちの感じやすい性質は、長らく「気にしすぎ」「真面目すぎる」など、個人の性格によるものだと誤解されてきました。ところが、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が行った調査により「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合で存在することがわかってきました。繊細さは生まれ持った気質であり、生まれつき背の高い人がいるように「生まれつき繊細な人」がいることがわかってきたのです。

 

 

繊細な人のイメージ。

気にしすぎや真面目過ぎる。

個人の性格と誤解されてきた。

今でもその印象がある人もいるかと思います。

 

しかし、生まれつき繊細な人。

5人に1人の割合で存在することがわかった。

この割合は相当な割合で身近な人にいるような割合。

それに自分自身が繊細さんと感じる人も珍しいことではない。

勇気をもらえる情報じゃないでしょうか。

 

 

(P.21-22) 繊細さんが感じる対象は多岐にわたります。人の感情、場の雰囲気、光や音、気温などの環境の変化など「自分の外側にあるもの」はもちろん、体調や自分自身の気持ち、新しいアイデアなど「自分の内側で起きていること」もよく感じ取ります。音に敏感な人もいれば、人の気持ちに敏感な人もいて、感じる対象や程度には個人差がありますが、繊細さは、人間関係はもちろん、仕事や体調など生きる上でのベースになっているのです。

 

 

繊細さがあるからという部分。

確かに繊細すぎると大変な部分もある。

もう少し大雑把に行きたいと思う。

気にしすぎる自分自身を変えたいと思うこともあります。

 

ただ、その繊細さが活かされている。

私の場合はブログ毎日更新6年半です。

これは習慣化と繊細さが成せる技でもあると感じます。

繊細だからブログ更新を1日のうちで何度も気にする。

何十にもチェックしたりして疎かにしないようにしています。

 

 

(P.33) じんわり満たされる幸せは自分が感じることであり、世間や他者からみた成果では測れません。成果にとらわれすぎると、満たされる幸せが「無駄なもの」「生産性がない」「役に立たない」として追いやられ、みえなくなってしまうのです。

 

 

これはインターネットでもそうです。

成果ばかりに気を取られるとつまらなくなる。

そしてブログやツイッターなどやめてしまう。

楽しさを感じる前にやめてしまうのはもったいない。

 

もちろん、数字と言うのはつきまとうもの。

意識すること自体は悪いことではございません。

私だって成果面の数字は意識していることです。

その一方でもう1つの側面。

数字以外の楽しさや幸せを感じとれるセンサーは持っておきましょう。

 

 

(P.36-37) 繊細さんは感じる力が強いため、相手のニーズや世間の声をキャッチしやすくなっています。そのため、つい「人のため」に動いてしまい、自分が後回しになってしまう方も多いのですが、まずは自分の幸せのために、繊細さを活かしていきましょう。自分が幸せになることで、まわりの人に自然と優しくできますし、見返りを求めずに手助けできるようになります。

 

 

自分を愛して他人を愛する。

まずは自分を満たしてあげる。

大切なことだと私も思っています。

 

自分が満たされていたら人に優しくなれる。

人のために動くよりも良い結果が出る場合もあるんじゃないでしょうか。

自分を疎かにして不幸にしてしまう。

そんな人はまずは自分を先に満たしてあげる。

それがめぐりめぐって相手への優しさにも繋がります。

 

 

【今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト】

今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト

今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト

  • 作者:武田 友紀
  • 発売日: 2020/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・繊細なのは悪いことじゃない

 

【書評】武器にする視点 武田友紀の繊細さんの幸せリストでした。

繊細なのを武器にしていく。

繊細なのは悪いことじゃないと思える1冊です。

悩んでいる人にとっては目からウロコや悩みが解決する視点。