・ゲームのように楽しく学べる新刊
メンタル面が大切。
ブログ開始から6年半。
ツイッターもほぼ同じです。
そこで感じることがあります。
ネットはメンタルがどれだけ大切なんだろうか。
私以上に有名になっている方々。
大好きでいつも見ていた人です。
やめられてしまった人も多い。
これは一時的にブログやツイートがバズる。
バズることで色んな意見が飛んできます。
そこで辞めてしまう人も見ていて多いです。
応援していた人が辞めてしまうのは悲しい…。
だからこそ普段からメンタル面を学んでおく。
ブログやSNSのスキルやノウハウを学ぶのと同時にです。
すごく大切なことだと思っています。
ネットで長くいる私が言うので多少なりとも響くかと思います。
そんな私が読んでみたメンタルに対しての心構えを学べる新刊です。
書名:メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本
著者:鈴木裕介
出版社:大和出版
出版年:2020年4月15日
ページ数:272ページ
あなただけのセーブポイントのつくり方。
私は「ゲーマー気質」なので響く言葉です。
メンタル面のコントロール。
やっぱり相手ではなく対自分です。
本書からも視点変更になる知見を学ぶことができます。
・ハードモードな人生から抜け出すヒントまとめた本
(はじめに) この本は、僕が生きづらさを抱えた方々と向き合いながら考えた「ハードモードな人生から抜け出すヒント」をまとめた本になっています。そして、タイトル『メンタル・クエスト』を見てもらえばわかる通り、この本ではその方法をゲームのクエスト(冒険)になぞらえて説明しています。
【目次】
はじめに:人生は、RPGに似ている
Stage1:ハードモードを抜け出す最重要アイテムは、「三つの信頼」
Stage2:自分というキャラクターの「タイプ」を知る
Stage3:頭に巣食う「見えない敵」に気づく
Stage4:「自分のクエスト」を生きるための攻略のヒント
おわりに:怒っていた僕は、ポップな仇討ちをしかけていく
本書の概要と目次でございます。
ゲーム感覚で楽しく学べる1冊。
個人的に思う部分になります。
「ネットはスキルやノウハウよりメンタルが大切」
いきなり有名になった人。
バズって人気ブロガー。
インフルエンサーになった人。
メンタル面でやられて辞めてしまった人。
残念ながら多くいます。
だからこそのメンタル面を磨く。
事前知識としてこんなこともあるを知っておく。
私は大切なことだと思っています。
本書はゲームのクエスト感覚で楽しく読める1冊です。
(P.29) 他人が怖いから、対人関係を避ける。そうなると、他人との交流の絶対量が少なくなるため、試行錯誤のチャンスがない。そして、対人関係の中で必要な「スキル」を得られず、関係をつくったり調整する能力が低下し、ますます他人が怖くなるという悪循環に陥ります。そんなふうに生きてきたら、「どこに行っても人とうまくいかなくてしんどい」「こんな自分はダメなのではないか」という不全感を募らせるだろうことは、容易に想像がつきます。これは、あなたに問題があるのではなく、最初の環境で不運にも「世界への信頼」を得られなかったことが影響していることは明らかです。
私はコミュ障であり人見知り。
ネガティブ気質なのをよく言います。
とは言え、「ほんとぉ?」と言われることも多々あります。
これは後天的な部分が本当に大きい。
人との出会いで人生が変わった。
価値観が変わった人もいるかもしれません。
私の場合は「本との出会い」で価値観が変わりました。
ガムシャラにいろんな本をよんでいろんな考え方をインストールした。
その積み重ねが今の自分をつくっています。
最初の環境は確かに大きいと私も理解します。
そこから変わるのは自分自身の問題もあります。
変えていった私もいるので変わりたい気持ちが大切です。
(P.30-31) あなたはハードモードを今まで生き延びてきたのです。あなたの生きる力は、あなた自身が思っているよりも、ずっと強い可能性があるかもしれません。あなたが弱い立場だった時に打ち立てた世界に対する予測は、しばらく時間が経った今の現実世界とは、かなり違ったものになっているのではないでしょうか。というのも、天気や株価と同じように、予測というのは周囲の状況の変化を受けて、刻々と変化するものだからです。
辛い経験があったからこそ今がある。
ハードモードを生き抜いてきた知見。
この部分に関しては私も思うところがあります。
そこからどう殻を破り変化していくか。
昔風にいうとこちらの言葉。
「雑草魂」
何クソ根性とも言えるかもしれません(笑)
ハードモードを生き抜いて経験も大切にしたいです。
(P.36) 生きづらさから抜け出すためには、どんな状況でも「自分は大丈夫」だと思える感覚、つまり自己肯定感を身につけることのほうが重要になってくるのです。努力して、立派な成果を出して「みんなに貢献したぞ!」と感じても、高められるのは自己効力感のみで、自己肯定感は無関係です。
対自分を大切にする。
相手ではなく自分自身との付き合い方。
ここを磨くことはとても大切だと感じます。
そこは当ブログの長い歴史。
「自己肯定感を磨くぞ」
書評していた時期があります。
「自分ホメをがんばるぞー」
そのような時期もあります。
他人に委ねるのではなく自分自身を高める。
根拠の無い自信という部分。
根拠のある自信だと折れる可能性があります。
根拠が無くても自信あるの大切です。
(P.55) 僕は、メタ認知は、対「生きづらさ」戦について、最も効果的な技術の一つだと思っています。それをフルに発揮した状態で今までとは別のやり方を繰り出すことができれば、生きづらい状況から、かなり抜け出しやすくなるでしょう。対「生きづらさ」戦におけるファーストステップとして、まず大切なのは徹底的に「自分を知る」ということです。自分がどういうタイプのキャラクターなのかを知ると、「しんどさ」を意図的に避けられるようになるからです。
メタ認知に関して。
「こんなことを知覚している」
「こんなことを考えているぞ」
そういう認知を引いた目で見ること。
私はメタ認知を磨いて生きやすくなりました。
俯瞰的に見たり客観的に自分を見る。
一歩引いて見ると冷静になれたりもします。
リアル生活もそうなんですがネットです。
自分に無理を掛けてキャラを作りすぎてしまう。
これは生きづらさも出てしまうので考えた方がいいです。
私の場合はネット疲れって無かったりします。
これは良い意味でも悪い意味で素のままが大きいからです。
【メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本】
・メンタルの浮き沈みがあって当たり前
【新刊】ゲーム感覚で楽しめる鈴木裕介のメンタル・クエストでした。
メンタル面に関しては浮き沈みがあって当たり前。
それが人間として生きているということだから。
だってにんげんだもの精神です。
その浮き沈みの沈みの部分。
長引かせないようにするために書籍を読んだりする。
私も書籍から助けられたことは多くあります。
本書はまさしくの「メンタルクエスト」と言える内容でした。