実はその方法って…… 意識高い系がハマるニセ医学が危ない

・ニセ医学の情報も沢山あります

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健康情報。

ネットでも沢山見つかります。

しかし情報の精査をせずに信じ込んでしまう。

それは危険だよを伝えてくれているのが本書です。

 

えっ、その方法やっています。

もしかしたら、そのような方法。

実践しちゃっていることも見つかるかもしれませんよ。

私の健康本を読むスタンスもそこがあります。

 

知らずに信じ込んで実践していること。

医学的根拠や科学的根拠が無いのに実践。

そんな方法を試していてもよくはなりません。

しっかり知識をつけて勉強していきましょう。

 

 

“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!

 

 

書名:“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない

著者:桑満おさむ

出版社:扶桑社

出版年:2019年9月27日

ページ数:175ページ

 

表紙からして気になるワード。

その方法って実は効果ないの!?

驚きの言葉が並んでいるかもしれません。

ネットやSNSに飛び交う嘘情報に騙されないコツ。

メスを入れていただいた本書から伝授していただきましょう。

 

 

・本書を読めばニセ医学っぽいものへの警報器が身につくはず

 

(P.6) 本書ではさまざまな「ニセ医学」を紹介していますが、すべてではありません。しかし、本書を読んでいただければ、「ニセ医学」っぽいものへの警報器が身につくはずです。「なんか、怪しい」と思ったら、自分自身で正しい情報にあたり、判断してください。「なんか、怪しい――」 この感覚が大切です。

 

【目次】


はじめに――カルト化しつつある「ニセ医学」

 

第1章:どうしてニセ医学にハマってしまうのか?

 

第2章:「酵素」「デトックス」と聞いたら要注意!

 

第3章:命にかかわる! 「反ワクチン」「反予防接種」

 

第4章:ホメオパシーという信仰

 

第5章:ニセ医学とダマされないために

 

おわりに

 

参考文献

 

本書の概要と目次です。

「ニセ医学」というキーワード。

医学的根拠。

科学的根拠が無い情報。

 

健康に関しては多いです。

これは「おばあちゃんの知恵袋」な話

地域によってなどもあったりしますよね。

小さいことから大きなことまで切り込んでいるのが本書です。

 

(P.14) 「ニセ医学」というのは、文字通り、「偽物の医学」です。偽物と本物の違いは、科学的根拠があるかどうか。つまり、ニセ医学には科学的根拠がありません。「肌が若返る」「高血圧が治る」「がんが治る」など、さまざまな効果をうたい(イメージさせ)ながらも、科学的根拠を示さないのがニセ医学です。身近なところでいえば、「コラーゲンでお肌プルプル」なんていうのもニセ医学です。

 

コラーゲンについては有名。

知っている人も多いかもしれません。

逆に当ブログの書評を見て初めて知った人。

ニセ医学についてのアンテナ感度を高めていきましょう。

 

今の時代は「科学的根拠」という部分。

健康情報を発信している人は付き物です。

書籍でも「参考文献」がついている書籍も多くなりました。

情報を精査しながら実践に持っていくことが大切です。

 

(P.19) 過去の大バッシングの経験を経て、今はそこまで悪質な情報はあまり見ません。「本当かよ」とツッコミたくなる程度で済む場合がほとんどです。そういった情報もニセ医学ではあるのですが、私は科学的根拠がないものはすべて排除すべきだとは考えていません。おばあちゃんの知恵袋的なものは大好きですし、ヘンテコな治療法でも、苦しんでいる人の役に立つのであれば、何ら文句はありません。

 

過去のテレビ番組。

酷い情報が溢れていました。

過去の大バッシングの経験。

医学的根拠が無いことで視聴者さんにトラブルが起きた。

 

何個の番組が想像できるんじゃないでしょうか。

そのときに比べたらマシになったという話。

そして著者の桑満おさむさん。

おばあちゃんの知恵袋的なものも大好き。

私も科学的根拠が無くても話半分として聞くの楽しいし大好きです。

 

(P.40) あらゆるものを危ないのではないかという気持ちで見始めてしまうと、正しい情報が得にくくなってしまいます。合成添加物がよくないとか、遺伝子組換え商品は怖いと言っているだけなら大きな被害はないように思いますが、実は反医療のニセ医学に片足を突っ込んでいる状態なので、注意が必要です。

 

ネットを見ているとよくわかります。

その人にとっては正義感でやっている。

みんなに知ってほしいから活動している。

ただ、本書で言うとその行為は反医療のニセ医学に片足を突っ込んでいる状態。

 

日頃から客観的に物事を見る視点。

情報精査も一人に頼るのではなく複数人。

それに自分自身の考え方の幅も広げていく。

そのようなことをしながら注意力を高めておきたいです。

 

(P.171) 本書で紹介したニセ医学の中には、みなさんも何となくではあっても、信じているものがあったかもしれません。それぐらいニセ医学は身近な存在なのです。繰り返しになりますが、私はニセ医学すべてを排除しようと思っているわけではありません。どんなものでも困っている。苦しんでいる人の支えになるのであれば、それは必要なものだと言えるのかもしれないからです。しかし、「自分たちだけが正しい」というような、傲慢なニセ医学はあとを絶ちません。

 

仰る通りだと思います。

私自身も信じているものはあります。

ただ、この信じているということ。

科学的根拠が無いことは把握して信じている。

 

ややこしいですが、楽しんで信じている。

「支えになる考え方」なので信じています。

大事なのは「自分たちだけが正しい」と押しつけない。

私もその信じているは押しつけ無しで自分だけで楽しんでいます。

ニセ医学についてまず知るところから始めていきましょう。

 

 

【“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!】

“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!

“意識高い系"がハマる「ニセ医学」が危ない!

  • 作者:桑満 おさむ
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・情報が溢れている現代だから気をつけよう

実はその方法って…… 意識高い系がハマるニセ医学が危ないでした。

情報が無料で溢れている現代。

良い面も悪い面はもちろんあります。

「健康情報」も有益なものから本書で言うニセ医学まで幅広いです。

大切なのは自分の頭でしっかり考えて精査して活用していきましょう。