・脇役だって重要なポジション
「脇役思考」
この言葉から何を想像するでしょうか。
ほとんどの人はメインを張りたい。
主役じゃなくてはと意識を持っていきます。
そこを「脇役」というポジションに徹底する。
脇役が主役を食ってしまうパターンがあります。
それに脇役なのに脇役が主役になってしまう。
最近の俳優さんはそのような人も増えてきました。
脇役だからと言って下げなくて大丈夫。
むしろ、脇役の考え方だって重要です。
そんな脇役思考の大切さ。
脇役という言葉に重要性を持たせてくれる新刊になります。
書名:脇役思考のほうがうまくいく
著者:臼井由妃
出版社:小学館
出版年:2020年1月9日
ページ数:191ページ
タイトルもシンプルイズベスト。
脇役思考の方がうまくいく。
主役になろうとしすぎて疲れ切ってしまう。
脇役は脇役の良さだってあるのです。
それでは私なりの書評をしていきます。
・どのような立ち振る舞いや動きが求められているのかを見極め行動する
(P.11-12) 本書では、そんな従来の「トップを目指す」という成功法則とは全く違う、「多大な努力」も「特殊な能力」も「繊密な計算」もいらない「脇役思考」という新しい考え方と、その具体的な方法をお伝えしていきます。「主役になりたい!」と奪いにいくアグレッシブさも大切ですが、それ以上に大切なのは、置かれた環境で、どのような立ち振る舞いや動きが求められているのかを見極め、行動することです。
【目次】
はじめに:「脇役思考」だと、あなたらしいスゴイ人生に!…
第1章:結果の9割は「脇役思考」で決まる
第2章:キーパーソンを味方につける「脇役思考の人間関係」
第3章:人生100年時代に適した「脇役思考の時間術」
第4章:運を戦略的に呼び込む「脇役思考の仕事術」
第5章:自分と向き合う「脇役思考のプライベートの過ごし方」
おわりに:あなたの未来を変える「脇役思考」
本書の目次と概要になります。
「脇役思考」という言葉。
私的にはめちゃくちゃ共感します。
なぜかというとです。
「自分が生きやすい軸」
有名になればいいってわけじゃないです。
主役がしあわせとは限りません。
だからこその本書のタイトル。
脇役思考には共感を覚えました。
(P.29) 主役は、責任が伴い、気苦労が絶えない大変なポストなのです。しかし大変なポストである主役支える脇役になれば、気苦労はないし主役にも重宝される。現代の日本のビジネスシーンでは、競争意識を持つよりも、協調意識を持つ「脇役思考」でいるほうが長続きします。
主役になろうという視点。
私的にも気苦労が多いだろうと思います。
現代は脇役思考でも生きやすい。
そのポジションはそのポジションで生きられると思います。
みんながみんな超有名ユーチューバー。
みんながみんな超有名インフルエンサー。
そこまで行かなくても生きられるってあると思うんですよね。
大変な主役のポストよりもある程度の脇役ポジションでも大丈夫。
本書の視点的にも私は納得します。
(P.49) 魅力的なものは、誰もがやりたがり、欲しがりますから、それで差をつけることは難しい。逆をいえば、魅力的でないものに魅力を与えたり、わかりやすくしたりしてお客様の関心を惹くことができれば、一人勝ちとはいわないまでも「名脇役のポジション」にはつけます。ただ一つ、この方法には嬉しい欠点があって、それは「独占状態」。主役に限りなく近くなることは、お伝えしておきます。
脇役が主役になる。
そんなこともあります。
本書の書名は《あくまで》脇役思考です。
蛇足的な部分にはなると思いますが。
ただ、ココ最近のネット世界。
脇役だと思っていたことが主役になる。
「ニッチ分野」やあなただからこそのこと。
突き抜けて行く人は多いです。
そこを踏まえても脇役思考って最高だと感じます。
(P.61) 先頭集団と距離を置く第2集団で、観察力を鍛えておく。すると新しい環境に入ったときや、新しくチームで仕事をするときなど、相手とどのようにコミュニケーションをとったらいいのかがわかるようになり、人間関係がラクになります。これは第2集団に属していないと得られない能力です。
引用の視点です。
めちゃくちゃ共感を覚えます。
私も脇役思考が強いタイプだと思います(笑)
観察力や洞察力という部分。
私は強いと自負しています。
それに前に言われたことがあります。
〆物事の本質を冷静で客観的に捉える発信
〆初心者さんに丁寧にわかりやすく伝える発信
この2つはよく言われる事柄。
後は「視点変更ツイート」感謝します。
結構な感じに俯瞰的にや観察力は強いです。
私は私で良い部分を伸ばしていくスタイルでいきます。
(P.137) 何度、失敗しても逃げずに挑み続ける。へこたれない人は評価が上がります。周囲から信用されている人=本物は、素知らぬふりをして、そういう人を観察しています。ですから「変わることを楽しむ」心意気で難局は乗り越えていきましょう。
(※この記事を書いた当時のことです※)
事故に合っていろいろ凹んでいます。
ただ、へこたれない人は評価が上がる。
その精神で気力を振り絞って今も頑張っています。
正直に言ってキーボードを打つ手も今は痛いです…。
でも毎日ツイッターラジオはできなくなった。
それでも6年以上継続している毎日ブログ更新。
こちらはできるので引き続きめげずにがんばります。
この記事を投稿するときには現状が変わっていたらですが……。
(※現状が良い方向へ変わってみんな本当にありがとうございます※)
【脇役思考のほうがうまくいく】
・脇役が脇役じゃなくなる時代
【新刊】メインじゃなくても大丈夫 脇役思考のほうがうまくいくでした。
バイプレイヤーズというドラマも記憶に新しいところ。
脇役が脇役じゃなくなる時代。
あなたも私も脇役思考で続いていきましょう。