建前だけからの変化 角田陽一郎の本音で話すは武器になる

・本音で話すことについて理解しやすい新刊

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本音と建前。

あなたはどちらの方が強いでしょうか。

一般的には本音を隠す人も多そうな気がします。

その一方でこういう人もいるはずです。

 

本音でズバズバ切り込んでいく。

本音をどんどん発信している人。

これは良い悪いとかは無いと思います。

生まれ育って身についてきたこと。

 

本音を言える人は言える。

言えない人は言えないという話。

建前を伝えるのが上手な人もいるから付き合える。

本音ばかりだと疲れてしまう人もいると思いますから。

本書はその本音について考えるキッカケになる1冊です。

 

「本音で話す」は武器になる

 

書名:「本音で話す」は武器になる

著者:角田陽一郎

出版社:PHP研究所

出版年:2019年8月29日

ページ数:192ページ

 

本音と建前。

改めて考える機会になるはずです。

本音を言うところはきっちり伝える。

本音で言うことにためらいや怖さがある人もいそうです。

一歩を踏み出せるきっかけになるかもしれません。

 

・あなたの人生観は確実に変わるということ。それこそが本書の狙い

 

(P.8) 本書を読み終えたあとに、明日から本音を言うか、言わないかはあなた次第。一つだけ言えるのは、あなたの人生観は確実に変わるということ。それこそが本書の狙いです。

 

【目次】


まえがき

 

第一章:本音生きるべき理由

 

第二章:そもそも「本音」って何?

 

第三章:本音を言うための準備と心構え

 

第四章:本音を言う技術

 

第五章:仕事の場面別・本音の言い方

 

本音のあとがき

 

本書の概要と目次でございます。

本音で生きるかどうかはあなた次第。

本書を読むことによって本音の捉え方。

本音に対して思うところは変わるかもしれません。

私も視点変更として役立つ視点が見つかりました。

 

(P.19) 日本社会で当たり前のように浸透している「建前」という概念は、欧米をはじめとした英語圏では直訳が存在しません。直訳が存在しないということは、その社会において当たり前の概念ではないということを意味します。よく言われる「欧米人に比べて、日本人は本音が言えない」は、こんなところにも現れているのです。

 

視点として知っておく。

本音が言えてないのはお国柄。

それは良くも悪くもあるという話です。

ちょっとくらいズバズバ言ってしまう。

 

それでも欧米人に比べてです。

まだまだ本音を言えていないかもしれませんね。

こういう視点を知っておくことによってです。

本音を言う恐怖が和らぐ人もいるんじゃないでしょうか。

 

(P.37) 黙っている人間よりも、何かしら本音を口にしている人間のほうが、上司としては人間性や能力を判断しやすい、というメリットがあります。会社員時代に部下がいた私の気持ちとしても、そんな感じでした。多少的外れな物言いをする人でも、何も言わない人よりは引き上げてやろうという気になる。言ってみれば「出世する可能性が飛躍的に高まる」のです。黙っていれば可能性はゼロ。であれば、本音は言ったほうがいい。

 

インターネットでもそうです。

何も言わない人は何も感じない。

無の状態でアカウントがあるだけです。

そこに本音も踏まえて発信していく。

 

人となりが出来ていき人間としてわかる。

何も言わない人より色がついていきます。

黙っていれば可能性はゼロという視点。

嫌われる勇気を持ち発信していきたいです。

 

(P.45) 本心からののぞみが「夢」だとするなら、それは「本音」でもあります。本音は口に出せば叶う。ただし、時にズレた形で。会議などで、突飛な意見だからといって言いづらくても、なるべく意見表明したほうがいいのは、そういうわけです。その場では却下されても、上司や会議のメンバーがあなたの発言を頭の片隅に残していて、のちのち別の機会に再び話題にあげるくれるかもしれません。あなたが最初に表明した意見とは少しズレたものが採用されるかもしれませんが、あなたの発言は役に立つのです。本音は、言って損はないのです。

 

著者の角田陽一郎さん。

木村拓哉(キムタク)さんでドラマ。

金田一耕助をやりたかったそうです。

それを社内で言い続けていました。

 

中居正広さんでバラエティ番組。

金スマをやるときにお呼びがかかったそうです。

そのエピソードを踏まえて引用文を読んでみてください。

本音を言い続けていると少しズレた形で採用されるかもしれない。

 

私も思い起こしてみたらです。

人生経験においてあります。

日頃から言葉に出しておくことによって印象に残る。

私はブログに書いたことでも叶ったことが多くあります。

こういう本音の発信をし続けるも素敵じゃないでしょうか。

 

(P.52) 本音は、ある種の理想です。では、なぜ理想を語るのが大事なのでしょうか。どうせ叶わない理想なんて、語っても意味がない? いえいえ、そんなことはありません。理想を具体的に外部に提示して初めて、周囲を自分の理想状態に近づけることができるのです。

 

本音とは何か?

1つの視点として「ある種の理想」です。

確かに本音を喋るということ。

自分の理想を語るにもつながります。

こういう視点で考えると本音を言うのは悪くないとも思えます。

 

【「本音で話す」は武器になる】

「本音で話す」は武器になる

「本音で話す」は武器になる

  • 作者:角田 陽一郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本
 

 

 

・本音はある種の理想に感銘を受けました

建前だけからの変化 角田陽一郎の本音で話すは武器になるでした。

「本音はある種の理想」

本音を考える上でこちらの言葉。

腑に落ちましたし感銘を受けました。

 

最近の私は現状打破したい。

現状を嘆く機会も増えてしまいました。

本音でどうなりたいのかを語る視点。

理想を語る方向性に改めていく決意です。