・仕事に対しての問題提起
仕事に対しての感じ方。
仕事に対しての捉え方。
「仕事」という言葉1つとってもです。
人それぞれ思うところは違うと思います。
本書は「仕事ができる」についての問題提起。
改めて考える機会になる1冊になるはずです。
毎日を惰性的に過ごして惰性的に終わる。
それよりも意識的に能動的に動いていく。
仕事ができる人になりたいですよね。
仕事ができる人について考える機会になる。
自分自身が仕事ができる人になっていく。
本書を読んで「センス」を磨いていきましょう。
書名:「仕事ができる」とはどういうことか?
著者: 楠木建
著者:山口周
出版社:宝島社
出版年:2019年11月26日
ページ数:277ページ
スキルよりセンスがものをいう時代。
刻々と移り変わりが激しい時代。
考え方や捉え方も変わっていきます。
昔ながらの仕事の仕方では置いていかれてしまう。
仕事ができるについての有益な視点を学んでいきます。
・スキルの勉強に明け暮れがちな人が多い昨今だからこそ
(P.6) スキルの「お勉強」に明け暮れがちな人々が多い昨今、いま一度「仕事ができるとはどういうことか」をはっきりさせておくのは、意味があることだと思います。本書が読者の「仕事」の一助となることを願っています。
【目次】
はじめに
第1章:スキル優先・センス劣後の理由
第2章:「仕事ができる」とはどういうことか?
第3章:何がセンスを殺すのか
第4章:センスを磨く
おわりに
本書の概要と目次です。
「仕事ができるとはどういうことか?」
人それぞれの軸。
定義が出てくる言葉だと感じます。
その軸や定義を考え直す機会になる。
改めて考え直す機会になるのが本書です。
(P.21) センスが厄介なのは、ない人が頑張るとますますヘンなことになってしまうんですね。要するに努力と得られる成果の因果関係がきわめて不明確なんです。洋服のセンスのない人が30万円握りしめておしゃれなセレクトショップに行くと、だいたいひどいことになって出てくる。
本書は対談形式。
楠木建さんと山口周さんの話。
その中から抜粋して引用しています。
この引用視点はまさしくだと感じます。
それならセンスが無い人はどうするのか。
やっぱり1度立ち止まって前提知識を手に入れる。
センスが良い人の前提知識をインストールする。
その前提知識を活かす視点も大切です。
私も本やツイッターで凄い人のセンスを取り入れています。
(P.37) 問題解決における分析でいちばん大事なのは「これが原因じゃないか」というインスピレーションで、要するにセンスであり直観ですね。この「スジのいい直観」があれば、非常にシンプルな分析イッパツで強烈な説得力を持つことができる。
問題解決で1番大事なこと。
分析する上でこれが原因じゃないかと考える。
この考えるはインスピレーション。
センスであり直観は深いです。
それを磨いていくのも前提知識。
それに実践をしっかりしているかだと思います。
スジのいい直観が人生経験でついていくんじゃないでしょうか。
私もまだまだ問題解決力は高めたいのでスジのいい直観を身につけたいです。
(P.47) 弱い人、不安な人ほど法則を求めるという傾向があるように思うのです。もちろん科学的法則それ自体には価値があります。ここで僕が問題視しているのは、自分の仕事とか日常生活の価値判断をやたらと法則に求めるという傾向です。
ごめんなさい。
著者さんに謝りたい。
まさしく私がそのタイプです。
これは自分の弱さを認めているので自覚します。
今年は自分自身をもっと愛する自愛をテーマにしています。
もう1つが「根拠のない自信」を磨くという視点。
外部ではなく自分自身をもっと信じようということ。
法則よりも最終的には自分自身の価値軸を信じようです。
優劣をつけたがるというのは本当にそうです。日本人はセンスにも序列をつけたがる傾向がありますよね。センスなんて好き嫌いでよくて、それこそ「趣味か、趣味じゃないか」ということなんだけど、例えば服だったら、これがいちばんおしゃれとか、レストランだったらここに行っているのがいちばんスノップなんだみたいな、全部に序列をつけたがりますよね。センスに序列をつけると、これはもうセンスではなくてスキルであり、サイエンスになってしまいますね。
言われてみたらそうだと思います。
センスについての優劣。
あの人はセンスがある。
あの人はセンスがない。
ほんと優劣になっています。
その視点がありつつのセンスの話。
センスに序列をつけるとスキルである。
腑に落ちたと言いますか確かにそうって感じます。
人それぞれのセンスは尊重していきたいです。
【「仕事ができる」とはどういうことか?】
・お2人のトークが読んでいて楽しい
【新刊】スキルよりセンス 仕事ができるとはどういうことか?でした。
楠木建さんと山口周さん。
お2人の著者さんが最初から最後まで対談しています。
視点として興味深いことを知れてとても良かったです。
仕事やセンスについて深く考えるきっかけになるかもしれません。