【新刊】新マーケティング論 野崎亙の自分が欲しいものだけ創る

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・この視点がほしかったと思える新刊

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当ブログのカテゴリー。

マーケティング本についてです。

 

「ブログ・SNS系の運営本」カテゴリー。

こちらで紹介させていただいています。

マーケティングの視点はブログにも役立つ。

SNSにも役立つ視点が多いからです。

 

最近はマーケティング系の本を書評する機会。

頻度も多くなってるので分けてみてもいいかもしれませんが。

こちらは今後の状況を垣間見て考えていこうと思います。

本書のノウハウと言えるところ。

 

私自身がほしかった。

コレだよコレ!と思わず言いたい。

今後に活かせる知見を多く学べました。

私としても大満足の書籍を紹介します。

 

自分が欲しいものだけ創る!  スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

 

書名:自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

著者:野崎亙

出版社:日経BP

出版年:2019年10月10日

ページ数:248ページ

 

「スープストックトーキョー」

スープ専門店チェーンです。

そのスマイルズ流マーケティング。

市場調査も割引もいらないという言葉。

既存の考え方を変えていく多様な視点を学べる書籍です。

 

・立場を問わず事業開発や価値創出で壁に当たっている人はおすすめ本

 

(P.6) この本はクリエイターにとってみれば自らのプロセスを論理化したものと捉えることができるかもしれないし、マーケッターにも今までとは真逆のアプローチで新たな回答を見出す手立てとなるかもしれません。従来型マーケティングと違うマーケティングについて語るものなので、立場を問わず、事業開発や価値創出で壁に当たっている人、悩んでいる人にぜひ一読して、事業の現場で実践してもらいたいなと思います。

 

【目次】


はじめに

 

1章:マーケティングしないマーケティング

 

2章:スマイルズのクリエイティブ

 

3章:課題設定力が肝

 

4章:すべてはN=1から始まる ~「顧客志向<自分思考」で価値をつくる~

 

5章:関係性のブランディングの作法 ~短所でもいい。そこに特徴はあるか~

 

6章:スマイルズのブランディング

 

7章:実践編! N=1の発想で新規事業を生み出す ~本と出会うための本屋「文喫」の場合~

 

おわりに

 

本書の概要と目次です。

本書の大事なキーワード。

「N=1」という言葉が多く出ます。

これを簡潔に書いておきます。

 

アンケート調査のサンプル数。

この「1」が大きいほどです。

サンプル数が多いということになります。

つまり、N=1はあなたということです。

 

私自身はどちらかというと直感タイプ。

肌感覚を大切にするので私自身を磨く意味合い。

それに私が苦手な「課題設定力」の部分。

3章にあるのでとてもタメになる書籍でした。

 

(P.18) スマイルズは、2000年に三菱商事の社内ベンチャーから始まった会社です。当初は1999年創業の食べるスープ専門店「スープストックトーキョー」を運営する会社でしたが、その後、ネクタイ専門店「ジラフ」やセレクトリサイクルショップ「パスザバトン」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」など様々なブランド事業を開発・運営しています。近年では外部企業のプロデュースやブランディングなどのお手伝いもしている会社です。

 

スープストックトーキョー。

スマイルズを知らない人もいるかと思います。

私も名前は聞いたことあるかもしれない程度。

それだと知らないも一緒なので最初によくわかりました。

 

食べるスープ専門店ってインパクトありますよね。

しかしながら奇をてらうだけではやっていけない。

それを現代も繋がっているのは何か戦略があるからこそ。

本書からその手法を学んでいくことができます。

 

(P.23) 僕らは、自分が生活者だったら本当にそれを受容しうるか、なぜそれを買い求めるのかを精緻に捉えることを一番大切にしているんです。このスタンスにおいて、アンケートを取るとかペルソナを設定するといったマーケティング的アプローチは大して必要ないわけです。

 

戦略が無ければ机上の空論。

いくらスープ専門店を作ったところでになります。

事業として立ち行かなくなれば終了です。

だからこそ本書は説得力があります。

 

それを自分にどう落とし込んでいくか。

人それぞれあると思います。

普段のマーケティング本とは違う視点。

新マーケティング論と言える知見が本当に多いです。

 

(P.26) 「価値のイノベーション」とは「技術的イノベーション」に対するものです。そもそもイノベーションとは技術革新と捉えられてきましたが、今やイノベーションとは、技術は新しくなくとも社会に対して新たな価値をもたらすコトやモノを指していると言えます。「価値のイノベーション」はマーケティング基点から生み出すことは非常に困難です。それらは生活者視点がさらに個人的な思いや動機に端を発するものから見出されるものと言えます。だからこそ、これまでのマーケティングだけに囚われていない考え方や方法論が必要となってくるわけです。

 

携帯電話の普及台数。

加入者数の見積もり。

まったく異なる結果が出たそうです。

 

予測では「ビジネスマン」向けになる。

しかし当初の予想とは違う形になった。

「学生さん」に普及したそうです。

爆発的な伸びは予測できますよね。

 

私が引用で思うところはココ。

 

「イノベーションとは技術は新しくなくとも社会に対して新たな価値をもたらすコトやモノ」

 

フォロワーさんの層。

「界隈」って言えばいいんでしょうか。

私の周りはPeriscope(ペリスコープ)というアプリ。

Twitterと連携したライブ配信を楽しんでいる人が多いです。

 

ペリスコープ自体は数年前からあるサービス。

それを「Twitterラジオ」としてやる人が多い。

ツイッターラジオという文化が生まれつつある。

本書のココを読んでいてこのことを思いました。

まさしく「新たな価値をもたらすコトやモノ」です。

 

(P.32-33) 行動経済学でもよく指摘されることですが、そもそも人間はそれほど合理的な判断で行動しているわけじゃないんですね。人が生活を営むということは、その日の気分や体調、たまたまあった出来事などと折り合いを付けていくことでもあるので、なりゆきや思いつきで動くという不合理性こそが合理につながる。すなわち、顧客の心理の分析や行動シナリオの設定は不可能性ではないにせよ、極めて困難であると言わざるをえないと考えています。

 

自分に当てはめてみるとそうですよね。

しょうゆ、みそ、とんこつ。

3つラーメンの種類があります。

みそが好きで、しょうゆが普通、とんこつは嫌いでは無いけどそこまで好きじゃない。

 

そんな人でも今日はとんこつラーメンの気分。

起こり得ることなんじゃないでしょうか。

私なんか合理的な判断で行動していないことよくあります(笑)

自分に当てはめると本書の説明はフィットします。

 

[5]
(P.39-40)
「分析」ならぬ「直感」。
「理屈」ならぬ「感性」。
「ロジック」ならぬ「思いつき」。
「自然科学」ならぬ「自然哲学」。
これらをひっくるめたのが「N=1」という考え方です。よくリサーチの際に母数(Number)としてNという表記を使いますよね。マーケティング上では、このNは多ければ多いほど有意といわれますが、こと問題を発見したり、今までにない課題を設定したり、新たなアイデアを見出す上では僕は全く反対の立場を取っています。発想の基点としてのNは1であるべきだと。

 

「N=1」という考え方。

私は全面的に受け入れます。

元からこちらタイプの人間です。

それを活かせなければ机上の空論。

 

「成果」につながってこそだと思います。

書評は触りと言える部分です。

2章からは具体的な考え方や視点。

すぐに活かせるテクニックが多くなります。

 

【自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング】

自分が欲しいものだけ創る!  スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング

  • 作者:野崎 亙
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・新マーケティング論に相応しい内容です

【新刊】新マーケティング論 野崎亙の自分が欲しいものだけ創るでした。

私の弱みは直感で動いてしまうこと。

私の強みは直感で動けることにもなります。

マーケティング系の書籍は市場調査や分析が大切。

 

その方法を学んで実践する。

私としても耳が痛くなることが多いです。

本書の視点はまさしくの新マーケティング。

弱みではなく強みを伸ばしてくれる書籍と感じています。

2章からの考え方もすごく参考になることが多かったです。