・私も「人見知り」タイプだからわかります
孤独力のすすめ。
孤独の時間をつくろう。
「孤独」を大切にしよう系の書籍。
書店で見かける機会も多いと思います。
孤独とは少し違う方向性。
「人見知り」から見た視点。
珍しいタイプだと思い読んでみました。
私自身は極度の人見知りタイプ。
あんまり人に会わない。
だから会うときはすごく緊張します。
それに大勢の場所も苦手なタイプです。
ここに関しては書籍を読んで少しは改善した部分。
それに人見知りにもメリット・デメリットはありますよ。
書名:「人見知り」として生きていくと決めたら読む本
著者:午堂登紀雄
出版社:すばる舎
出版年:2019年11月19日
ページ数:224ページ
極度の人見知り。
口ベタ、ネクラな著者が語る方法。
人見知りでも生きやすい視点を提供してくれる42のコツ。
パート分けも多く参考になることが多く書かれています。
・人見知りで生きていこうと決めると心が軽くなる
(P.7) 人見知りで生きていこうと決めると、心が軽くなります。クヨクヨイライラすることが減り、日々を快適に過ごせます。本来の資質を生かして、自分らしく伸び伸びと充実した人生を送れるようになります。人見知りをひとつの資質として捉え、適した環境に身を置くことで、人生はガラリと変わってきます。本書が皆さまのお役に立てれば、これに勝る幸せはありません。
【目次】
はじめに
1:ストレスから解放される人見知りの生き方とは?
2:ムリして自分を変えなくていい 人見知りの「強み」はたくさんある
3:コツがわかれば乗り切れる 人見知りの「コミュニケーション術」
4:ストレスが激減する 人見知りの「人付き合いのコツ」
5:みんなといても、ひとりでいても楽しい 「孤独力」のすごいメリット
6:仕事の「選び方・やり方」にはコツがある 才能を発揮して活躍できる
7:告白せずに付き合える 恋愛・結婚相談
おわりに
本書の概要と目次になります。
私は基本的に人見知りです。
それでも改善してきたところはしてきた。
自覚している人見知りでもあります。
人見知りで生きるメリット。
人見知りだから良かったと思える部分。
実は感じていることは前から多々ありました。
本書を読むと人見知りタイプの人。
よりメリットを感じて生きやすくなるはずです。
(P.26-27) 意思疎通とはお互いの感情や意図を伝え合うことですが、人見知りに限っていえば、相手の意図するところを汲み取り、共感することで、相手を尊重している、というメッセージを発信することにまずは比重をおきましょう。会話の目的が達成できればよいのですから、ムリして明るく振る舞ったり、饒舌にしゃべったりする必要は必ずしもなく、自分がやりやすい方法でコミュニケーションをとればいいのです。大事なのは、「人見知りの資質をいかに発揮できるか」を考え追求することです。
人見知りの資質という話。
私自身もこの部分の追求です。
それに話すよりも聞く側が好き。
そういう側面もあるのでわかります。
自分が人見知りなのを受け入れる。
その上での方法だったりプラス部分。
本書のような視点の本を読んで武器にする。
長所に気づいて生きることがオススメです。
(P.36) 傷つくことを恐れて内にこもり、世界が狭くなっていくと、人格の多面性を失い、人としての性能を下げるスパイラルに陥ってしまいます。こうした事態を避けるためにも、意見を引っ込めてはいけない場面や、自己主張すべき場面では、逃げずに主張する必要があります。快適で愉快な人生を追い求めるとしても、成長や自己変革を放棄してはいけないのです。本書でも、「性格や資質はそのままでいい」というスタンスを取りつつも、それぞれの場面で直面する状況について、「内向的な人見知りの人に適したアプローチがある」という見地から対処法をご紹介していきます。
私なりの書評なので私の実体験。
人見知りを理解しているからこその行動。
ネット上で言われることが多い話。
「人見知りに思えない」
このように言われる機会があります。
私の場合は知的好奇心旺盛タイプ。
こちらがあるからかもしれません。
でも基本軸は人見知りに寄っています。
自覚して受け入れているのが大きいと感じます。
人見知りのままだったらブログも書いていません。
ツイッターもライブ配信もしているはずがありません。
自分のそういう部分を受け入れ理解してやっていること。
その側面があるので楽しく出来ています。
(P.49) 自分が一方的にしゃべるだけの単なるおしゃべりは、外向的に見えてもコミュニケーション下手といえます。コミュニケーションは双方向に行われるものなので、一方的に聞かされている相手は欲求不満を感じるでしょう。その点、コミュニケーションが苦手だと感じている人は、聴き手に回ることが多いので相手の満足度が高まるなど、むしろ長所になります。
人見知りの長所。
メリットになり得る部分です。
私は知的好奇心旺盛。
そして人見知りタイプ。
つまり、人の話を聞くのが大好き人間。
自分が話すよりも聴き手に回る方です。
自分の話よりも相手の話を聞いていたい。
それも特に苦痛に感じることではありません。
むしろ、色んな話を聞けて楽しんでいます。
(P.54) 内向的な人が持つ、「口下手だけど論理的」「自己主張は不得手だけど、人の話をよく聞く」「対面や電話は苦手だけど、メールなどの文章を書くのは得意」という特徴が、より活かせる時代になるといえます。いまの私も、ほぼノートパソコンだけで完結する生活を送っていますが、自分を活かせる環境が整ってきたように感じます。
人見知りでコミュ障で内気。
言い方悪いけど社会不適合者。
そんな人も生きていける時代。
それがインターネットがあるからです。
大げさでも無いですし何度も言っていること。
ネットがあるから生きていられるという事実。
私自身はネット時代に生まれてよかったし恩恵です。
ネット時代に感謝しても仕切れません。
(P.157) 孤独の価値は、自分との対話である「内省」「内観」の時間を確保できる点にあります。内省とは、自分の考え、経験を振り返り、意味づけ、次の行動につなげること。内観とは、自分の内なる声に耳を傾け、それをそのまま受け入れることです。内省は反省などという単純なものではなく、自分の経験や事象を、自分が幸福になるように、その意味付けを修正して、行動につなげることです。
内省や内観の時間を確保できる。
自分を見つめる時間に使えるのわかります。
そして私も後半の部分が重要と感じます。
より良い毎日を送るために自分を見つめている。
人生をよくするための行動につなげるため。
この視点というのは本当に大切だと思います。
日々の私生活を良い方に向かわせる意味づけ。
そのために見つめ直して行動修正する。
私も来年に向けてより意識していきます。
【「人見知り」として生きていくと決めたら読む本】
・人見知りを活かす視点
【新刊】腑に落ちる 人見知りとして生きていくと決めたら読む本でした。
人見知り資質の人の長所やメリット。
とても感じることができる書籍でした。
私もより磨いて生きていこうと思って素晴らしい書籍です。