【新刊】自分コンテンツ作る上で参考 佐々木紀彦の編集思考

・「編集」の技術は考え方にも

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編集についてです。

「編集技術」という言葉。

書籍や動画コンテンツ。

編集しましたという言葉をよく使います。

 

大小あれど、SNS前提の時代。

個人でも編集している人は多いはず。

私だってブログ記事の編集と言えるかもしれません。

そんな編集について考え方として応用していく。

 

「編集思考」を身に着けていけるのが本書。

私としても物事を捉えるときの視点。

そちらの編集力って磨いていきたいと感じます。

本書の知見を参考にさせていただきたいと思えた書籍です。

 

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)

 

書名:異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考

著者:佐々木紀彦

出版社:NewsPicksパブリッシング

出版年:2019年10月4日

ページ数:312ページ

 

異質なモノをかけ合わせる。

新たなビジネスを生み出す。

この思考法は色んな面で役立つと感じます。

昨今のSNSは似たりよったりになってきています。

そこであなたらしさを出すには編集思考です。

 

ビジネスには「編集」が必要という言葉。

ネットで一歩抜け出すためにも必須スキル。

ひと目置かれる存在になるための思考法。

そのように感じた新刊を書評していきます。

 

・「編集思考」こそが日本と日本人の未来を創る

 

(P.3) 私がこの本で言いたいことは、たった1つ。編集者的な思考法、いわば「編集思考」こそが、日本と日本人の未来を創るということです。編集思考を、仕事、人生、教育、政治、外交などに応用することによって、日本と日本人の持つポテンシャルは一気に花開くと信じています。

 

【目次】

はじめに:「編集」は、メディアの外でこそ活きる

 

第1章:「縦割り」の時代から「横串」の時代へ

 

第2章:編集思考とは何か

 

第3章:ニューズピックスの編集思考

 

第4章:世界最先端企業の編集思考(ネットフリックス、ディズニー、WeWork)

 

第5章:編集思考の鍛え方

 

第6章:日本を編集する

 

おわりに:編集思考は「好き」から始まる

 

本書の概要と目次です。

編集的な思考法。

本書で言うところの「編集思考」です。

私はとても大切なことだと思っています。

 

そもそも編集するということ。

ブログを書くのもそうです。

それに最近だと動画サイト。

常に「編集」というのが絡んできます。

 

編集するという前提に立つ。

編集の技術が高ければ高いほどです。

これからの時代は役立つことが多いと感じました。

私も磨いていきたいと思えたのが編集思考です。

 

(P.30-31) 落合さんの例を出すと、「彼は天才であって、自分とはかけ離れた人。参考になりませんよ」と言う人も多いですが、それはあまりにもったいない考え方です。落合さん自身も「自分は天才ではない」と言っていますし、実はとてつもない努力の人です。落合さんに学ぶことで、落合さん的なものを自分の中に取り込むことは決して不可能ではりません(私自身も、2年間、落合さんに触れ続けたことで、自らの編集思考を進化させることができました)。

 

落合さんとは落合陽一さんです。

私も落合陽一さんが大好き。

落合陽一さんについては語れることがあります。

 

「彼は天才であって、自分とはかけ離れた人。参考になりませんよ」

 

落合陽一さんの書籍。

難しい本もすごく多い。

魔法の世紀やデジタルネイチャー。

こちらから読むのはおすすめしません。

理解できる人は理解できると思いますが。

 

私としては入門書として日本再興戦略。

最初に読む書籍としておすすめします。

落合陽一さん初心者さん(?)もとても理解しやすい書籍です。

日本再興戦略で落合陽一さんが言われること。

今の私の考え方の軸として入れています。

 

「自分の価値観が今風ではないのではないか?」

 

書評やライブ配信などで私がよく言うこと。

自分の価値観が今風ではないのかと疑うという視点。

流行りものや自分が手を出しづらいことを食わず嫌いしない。

触れるキッカケになったり重宝しています。

私も落合陽一さんから学んだり取り込んだりしている人です。

 

(P.50) ポテトでも、ホテルでも、洋菓子でも、すべては素材の「選び方」「つなげ方」「届け方」次第。優れた編集によって、その価値は何倍にも高まるのです。

 

選び方×つなげ方×届け方。

昨今は勉強系の動画。

メンタリストDaiGoさんやオリエンタルラジオの中田敦彦さん。

などなどを筆頭に需要が伸びています。

 

私としてはまだまだ参入できる。

でもやる人も増えまくっているジャンル。

そこで「編集」だと感じます。

もちろん、机上の空論になる可能性もあります。

 

「ゲーム実況×視点変更×ライブ配信書評」

ゲームの実況をしながら視点変更や書評を語る。

ここって開拓できるのでは?と思っています。

私はゲーム実況に手を出したいです。

 

でも今からゲーム実況に手を出すのは遅い。

勉強系のジャンルも遅いと思っています。

私の良さでいうと2つを合わせてみたらどうだろう?

実際に私はどちらも苦にならず楽しく大好き。

1日5時間だろうが苦になりませんし挑戦してみたいことです。

 

(P.66) 編集思考は、深堀りと撤退を繰り返していく、ダイナミックでシビアなものです。ダメだと思ったら、離れること、あきらめることも大事です。それは、逃げではありません。そこで得た学びは、次のセレクトにきっと生きるはずですから。

 

離れること諦めることも大事。

撤退するタイミングです。

継続や諦めないこととの整合性。

期限などを決めておくのもいいかもしれません。

 

合わないところは合わないもの。

堀り続けてもそこから何も出ないかもしれません。

でもそこから少し離れた場所を掘ってみる。

その行動で一気に抜け出る可能性があるのも現在です。

 

(P.248) SNSのフォロワー数こそがこれからの権威だという風潮には一面の正しさがありますが、SNSによって動く世界はほんの一部です。より広い世界、ネットやSNSと紐付かない広大な世界があることを、若い人ほど早めに意識したほうがいいでしょう。

 

ネット時代の今だからこそ。

リアルのコミュニケーションが大切になってくる。

実際に私もすごく感じてきていることです。

これは実際に会うようなオフ会まで行かなくてもになります。

 

ライブ配信をやり始めてからです。

生の声を届けるだけでも印象が違うという意見。

より人間らしさを感じてもらえる機会が増えました。

リアルもネットも活動の軸はどちらも大切にする視点。

ネットに軸が偏ること多いので私も忘れないようにしたいです。

 

(P.273-274) 私は会食に行くと、質問に終始して人の話を聞いてばかりいるので、「私ばかり話してすいませんでした」と会食後に恐縮されることがあります。しかし、それぐらいでいいのです。人は、深く自分を開示した相手を信頼してくれやすくなります。とくに、普段聞かれたことのないような質問をしたり、深いフィードバックを与えてくれたりしたときはなおさらです。相手に聞かれたときだけ話して、それ以外は相手の話に耳を傾ける。もし、自分が話すことを望まれているようであればいくらでも話すけれども、基本は聞くモードに徹する。それが編集思考のポイントです。相手が話してくれればくれるほど、いいところや特徴が見えてきて、「どこをうまくつなげてあげればいいか」が見えてくるのです。

 

毎日ライブ配信で30分から1時間話す。

でも私の軸は聞く方です。

人の話を聞くのって楽しい。

自分の知らないことを聞ける機会が多いから。

 

こういう人の話を聞くこと。

これも「編集思考」だったんですね。

確かにどこをうまくつなげて話しやすくなるか。

私も会話のキャッチボールでそのように思うことがあります。

そういう視点で考えると編集思考だと感じます。

 

【異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考】

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)

異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)

  • 作者:佐々木紀彦
  • 出版社/メーカー: NewsPicksパブリッシング
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 単行本
 

 

・編集思考を磨いていく

【新刊】自分コンテンツ作る上で参考 佐々木紀彦の編集思考でした。

編集思考という言葉。

とても腑に落ちる例えでした。

そして私も編集思考を身につけたい。

編集思考を磨いていきたいと思える内容でとても良かったです。