・来年からがんばるではなく今から準備が重要
2019年12月になります。
来年2020年へ向けて準備。
大切な期間に入ってきています。
来年からがんばるではなく今からがんばれ。
これも一理ありますが、私は違います。
来年からがんばるではなく今から準備。
事前準備をしっかりした上で2020年スタートする。
私はここが重要だと思っています。
最初から失敗前提ではなく本気モードは当然。
それでも失敗する可能性もあります。
だからこその事前準備や改善が必要。
改善すれば失敗ではなく「結果」というだけ。
次に活かして行けるはずです。
本書はPDCAを手帳に落とし込んでくれる書籍。
来年の手帳を準備している人も多い今の時期に書評します。
書名:12カ月成果を出し続ける PDCA手帳術
著者:川原慎也
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
出版年:2019年9月28日
ページ数:176ページ
Plan 計画
Do 実行
Check 振り返り
Action 改善
PDCAについておさらい。
知らない人もいるかもしれません。
簡潔に書くとこういうことです。
頭文字を取ってのPDCAになります。
PDCAを早くまわしていこう。
日々の生活に活かして行く方法。
本書は手帳術ですが参考になる視点も多かったです。
ここからは私なりの書評をさせていただきます。
・本書はPDCAの各段階での考え方や取り組み方を解説
(はじめに) 本書は、PDCAの各段階での考え方や取り組み方を解説しています。ただ、それだけではなく、PDCAサイクルを回るのは難しいと考えている人に対して、手帳の活用を推奨しています。1年12ヵ月を通して、無理なく実践的にPDCAを「回しきる」ためのノウハウを提示する。そこにこそ本書の特徴があるのです。
【目次】
はじめに
序章:できるビジネスはPDCAサイクルを回している!
第1章:Plan:「計画」はすべての行動の起点
第2章:Do:「実行」を妨げる壁を乗り越える
第3章:Check:PDCAのキモとなる「振り返り」
第4章:Action:「改善」で成長と進化をめざす
本書の概要と目次になります。
PDCAって一体なんなの?
そのような人も大丈夫。
親切に丁寧にPDCAへの説明が書かれています。
というよりも目次を見ていただければです。
こちらの「頭文字」を取ってのPDCA。
このPDCAを回していこう。
PDCAサイクルのノウハウを活かす視点。
手帳術ですが色んな場面で役立つはずです。
(P.13-14) 「環境が変化しているのだから、それに合わせて変化しよう」などという考え方では到底変化などできないでしょう。必要なのは、「常に自ら変化し続ける」という姿勢であり、その姿勢があるからこそ結果として環境変化に対応できるのです。そして、この常に自ら変化し続けるために欠かせない思考と行動が、「PDCA」なのです。
自分自身の完成などない。
常に愚直に学ぶ姿勢。
素直さと謙虚さは忘れずに時代に合わせていく。
慢心などしないように動き続きます。
そして動くだけではいけません。
「行動」の大切さは確かに大切。
でも闇雲に動けばいいってわけでもない。
そこで「PDCA」というテクニックがあるわけです。
私も改善意識が高まったのはPDCAのおかげもあります。
(P.18) 複数年にわたって過去の行動を振り返ることも可能であり、中長期的な視点であるべき姿を検討したり、今後の課題解決に必要な知識やノウハウを抽出したりすることもできます。手帳を活用してPDCAサイクルを回すことができれば、「できるビジネスパーソン」に近づけるのです。
手帳はスケジュール管理だけでは無い。
行動の結果を書き残すこともできます。
その蓄積が過去のデータになり照合できる。
今後の課題解決や得たノウハウも抽出できる。
ただ単にスケジュール管理だけでは勿体ないというわけです。
私はパソコンで予定管理をしています。
Evernoteというメモアプリです。
グーグルカレンダーなどもありだと思います。
要は予定だけを詰め込むだけにしない。
プラスアルファで自分の行動を振り返る視点。
私としても大切な視点であると感じます。
いつもスケジュール管理しかしていなかった人。
こちらの使い方もプラスしてアレンジして使うのおすすめします。
(P.40-41) 自分の現在地を把握し、理想とする目標とのギャップを知ることは、自分自身の弱点や課題を「見える化」することにもつながります。課題や足りなかったことが具体的に見える化できれば、その解決のためにどんなことに取り組めばいいかということも、見えてくるはずです。
ギャップを把握するという視点。
人それぞれのケースバイケースだと思います。
モチベーションが下がってしまう人。
理想の目標が遠すぎてやる気が落ちるタイプの人です。
向いていない方法と言えるかもしれません。
私自身も前は「○○が無いから…」的に考えてしまう。
悪い方に考えてしまうのでやらない考え方でした。
しかし最近はどちらかと言うとギャップを知っておくこと。
行動する上で活用している視点です。
〆やれない理由よりやる理由を考える
〆出来ない理由より出来る理由を考える
この視点を重要視しています。
それを考えるとギャップ上等です。
そのギャップを少しでも埋めるための行動。
やる理由や出来る理由を考えて前へ進むのみ。
(P.44) 目標と現実との乖離を防ぐためには、目標を自分の現在地に照らし合わせてみて、「本当に手の届く目標なのだろうか?」という問いかけをしてみること。そして、実現可能なことであっても、「あれもこれも」とたくさん詰め込み過ぎていないかをチェックすることがポイントです。「計画どおりに実行すれば、必ず目標を達成できる」という必要最低限の落とし込みをすることを意識しましょう。
私は見切り発車ありだと思います。
どういうことかというと改善を前提とした見切り発車。
もちろん見切り発車で上手くいくならそれでいい。
上手く行かなかった場合は改善を絶対にする。
そして再度、本番でリスタートする。
最初のプランから完璧なんてありません。
だからこそ計画というのは常にブラッシュアップ。
そのためにPDCAというスキルは役立つはずです。
(P.71) レコーディングの目的は、記録することではなく、発見したムダな時間やロスの多い業務を見直すことです。とはいえ、ひとつの作業にどの程度の時間を要するのか自覚している人は多くありません。また、業務には難易度があり、時間をかけず簡単にできる仕事もあれば、時間を要するハードルが高い仕事もあれば、時間を要するハードルが高い仕事もあります。しかし、仕事の難易度にかかわらず費やす時間を把握することは、「実行」にあたっての基本です。
納得の視点。
記録って本当に大切。
自分を俯瞰的に見る。
そのときに気づくことも多いです。
引用でいうとムダを省くもあります。
それになにか違うという感覚。
色んな部分の気づきがあるんですよね。
私も日々の生活で大切にしているレコーディングについて。
【12カ月成果を出し続ける PDCA手帳術】
・来年に向けての準備をしていきましょう
【新刊】2020年への準備 12カ月成果を出し続けるPDCA手帳術でした。
これからの時代は変化の時代。
完成形なんてないと思います。
変化できる人間が生き残っていくと思います。
それに敏感に気づく視点。
気づいた人が一気にのし上がる。
そういう時代でもあると思います。
私もアンテナ感度を錆びつかせない。
常に謙虚に素直に学ぶ姿勢を大切にしながら進みます。