・メモする箇所が多すぎる超良書
年間報酬3000万円超えが10年続く
独立系コンサルタントの成功戦略
本書の書名になります。
私はコンサルタントなんて目指していない。
当ブログを読まれている人にはいるかもしれません。
しかしながら、最近のツイッターを見ているとです。
無料コンサルタント。
有料コンサルタント。
色んな層の人がコンサルタントしています。
副業をがんばっている人。
主婦で収入を出してきた人。
ツイッター系で突き抜け始めた人。
「個別コンサルしますよー」
コンサル印象が無かった人。
そんな人でも気軽にネットでコンサルする。
ここ数年で見ることが多くなりました。
それにコンサルを受ける視点としても役に立つかもしれません。
私自身は《今は》コンサルタントするつもりはありません。
ただ、ライブ配信などはコンサルを受けているみたい。
有り難いことにそのように言われる機会もあります。
私は吸収して活かせるところは活かしていく。
役立つ知識なら応用も効いてきます。
本書は分類でいうと「実用書」にあたるはずです。
読んでみた感想は今年ナンバーワンと言えました。
書名:年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略
著者:和仁達也
出版社:かんき出版
出版年:2019年9月19日
ページ数:336ページ
独立する人、独立済みの人。
士業の人にもオススメという言葉。
私はそれ以上に現在のネット事情。
ネットで何かをやっている人には有益な視点。
とても参考になる視点が多いと感じます。
私自身も最初に書いた通りです。
メモするところが沢山ありすぎる書籍。
ライブ配信も含め今後の活動に活かしていく予定です。
それでは良書中の良書といえる本書を私なりの書評していきます。
・再現性が実証済みの「和仁メソッド」を30本、7章に分けて紹介
(P.12) 本書では、僕が独立系コンサルタントとして20年以上、自ら実践するとともに、のべ数千人のコンサルタントや士業の方々にお伝えし、再現性が実証済みの「和仁メソッド」を30本、7章に分けて紹介していきます。これらのメソッドこそ、独立系コンサルタントがすぐ始めて安定的に稼げる「30の秘密」に他なりません。
【目次】
はじめに
本書の構成
第1章:独立系コンサルタントは見込み客とどうやって出会うのか
第2章:独立系コンサルタントはプロフィールをどう書くか
第3章:これからの独立系コンサルタントの「あり方」とは
第4章:独立系コンサルタントの戦略的情報発信術
第5章:独立系コンサルタントの勉強法
第6章:10年スパンで考える独立系コンサルタントのキャリア戦略
第7章:独立系コンサルタントがあえてコミュニティを必要とする理由
おわりに
巻末付録:和仁メソッドを一気におさらない
本書の概要と目次になります。
再現性という言葉がいいですね。
はじめにから本書は惹き込まれます。
先程も書いた通りで昨今は個人コンサルタント。
Twitterでコンサル的なことをやられている人が多いです。
ブログコンサルタント。
Twitterコンサルタント。
Twitterに限らずSNSコンタクト。
それにYouTubeなどのコンサルタントもそうです。
めっっっちゃ役に立つはずとお墨付きでございます。
(P.32) コンサルタントとして独立したら、見込み客との出会いをつくるためにどこかの会議室を借りてセミナーを開くというのは、王道パターンだと思うかもしれません。言わずもがなですが、これも落とし穴です。誰でも自分が知らない人には興味がないので、わざわざ時間をつくってセミナーを受けようとはしないでしょう。無料セミナーであっても、来てくれる人はほとんどいないと思います。順番が逆で、実績を積んだらセミナーで集客できますが、実績を積む前に集客しようとしてもまず不可能です。独立したてのころは、セミナーにエネルギーや労力をかけるのではなく、個別にクライアントを開拓するほうに力を入れるのをおススメします。
私の書評は私なりの書評です。
本書の視点とは別ベクトル。
最近、流行りの「ネット上のコンサル」になります。
そちらを拝見しての感想も交えて書いていきます。
最近コンサルするのが流行ってる。
それなら私もやってみよう!
その決意は素晴らしいものです。
ですが、実績という部分の話。
コンサルするからには自分の実績が大切。
今コンサルやられている人も最初からコンサルされていません。
数字が付いてきて実績が上がってきた頃です。
頃合いを見てコンサルやりますが興味ある人いますか?
流れを見ていても引用の視点を加味して行動しているひとが多いです。
(P.39) 「自分を売り込まない営業」。これが僕の考える営業の基本スタイルです。ここからお伝えする僕の事例も、すべてそれがベースになっています。このメソッドは明確な定義をする代わりに、僕の事例を読みながら身につけていただければと思います。
本書の良いところは事例。
著者である和仁達也さんの実体験。
私も自分を売り込まないのがベスト。
でも他の人との差別化を考える。
そうすると売り込みみたいにはなります。
もちろん、私は物を売っているわけでは無いです。
ブログ記事の宣伝なども大枠でいうと売り込むこと。
だから自分を売り込まない営業とはどういうことか?
真剣に活かせる視点はなにかを考えて読みました。
(P.61) 要は、紹介してもらうのを待つのではなく、自発的に紹介してもらえるチャンスを広げるということです。なお、紹介してもらっても必ずしも紹介料を支払う必要はありません。その後の経過を報告して感謝するだけで、充分気持ちは伝わります。自分が相手をどこかで紹介することもあるでしょうし、それぐらい互いに信頼しあっているからこそ、この「情報交換会作戦」は成り立ちます。
Twitter上での話。
フォロワーさんを紹介する紹介企画。
いろんな人が紹介企画をされています。
私も今年になってから紹介企画をしています。
Twitterが楽しくなる大好きな人。
ここには打算的なものはございません。
紹介したから紹介してほしいも無いです。
私自身がぜひオススメと言えるアカウントさん。
気持ちを込めて感謝の想いで紹介しているだけです。
(P.79) 世界的な自己啓発書『人を動かす』などの著者であるデール・カーネギーは、「機会は逃すな。人生はすべて機会である。一番先頭を行く者は、やる気があり、思い切って実行する人間である」という名言を残しています。僕もその通りだと思います。独立してやっていく人に一番大切なのは、センスでも頭のよさでも知識でもなく、行動力の一点なのです。
行動しなければわかりません。
失敗も失敗ではない。
結果が出たのでやめるか改善する。
この意識があれば次に進んでいけます。
兎にも角にも行動というのは肝に銘じておきたいです。
(P.83) これは話し方の問題ではなく、目的を間違えているのです。普通は、学歴や今までの経歴、資格などを伝えて自分を知ってもらおうとします。起業している人やフリーランスの人は、自分の職業について話すでしょう。僕は、自己紹介の場は、自分を覚えてもらう場だと考えていません。「この人は私に必要だ!」と聞き手に思ってもらう場なのです。そのためには相手が何を聞きたがっているかを、毎回考えなくてはなりません。「自分起点」ではなく「相手起点」で話す内容を考える必要があります。
ここからが第2章。
独立系コンサルタントはプロフィールをどう書くか。
引用のように考えさせられる視点が満載です。
自分自身がコンサルタントだとします。
起業している人やフリーランスの人もそう。
プロフィールはついつい今までの自分。
実績アピールの場に使用すると思います。
盛って盛って盛りまくるプロフィもツイッターでは多いです。
それは悪いことではなく通常としては当たり前の行為。
そこから視点変更して他の人との違いを考えさせられるのが本書。
【年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略】

年間報酬3000万円超えが10年続く 独立系コンサルタントの成功戦略
- 作者: 和仁達也
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2019/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・独立系コンサルタントを目指す人へ
【新刊】実用書では今年1番かも 独立系コンサルタントの成功戦略でした。
今回の書評は最近流行りのネットでのコンサルタント。
そちらも考えながらの書評です。
当たり前ですが、実社会でコンサルタントをやる前提になります。
とは言え、ネット上でコンサルタント。
実際にそこから発展して会って直接コンサルタント。
そのような流れになる人もおられるかもしれません。
自分のステージによって読み方が変わる人もいるはずです。
何度も読み直しておきたい視点が満載の新刊でした。