・あああーーーとなること人間ならありますよね
誰だって投げ出したい。
あああーーーと叫びたい。
生活していたらいろいろと面倒くさいと感じること。
生きていたらあるのが当たり前じゃないでしょうか。
その時にその気分にずっと浸かってしまう人。
すぐにメンタルを整えて復活できる人。
その違いはなんでしょうか。
元からメンタルが強かったんじゃないの?
そんな風に思う人もいるかもしれません。
私はそうだと思いません。
知っているか知っていないかという部分。
それに人生経験の中での活かし方がわかっている人。
本書は人生をシンプルにしてくれる視点を提供してくれます。
書名:あーーーーー!!! 仕事も人間関係もいろいろめんどくさ!!!と思ったら読む 人生をシンプルにする本
著者:山田マキ
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2019年9月19日
ページ数:224ページ
仕事も人間関係もいろいろめんどくさ!!
現在そういう状況に陥っている人。
視点変更として著者さんならではの実体験。
実例を元にしているのでシンプルに活かす。
面倒くさいからの脱却をしていきましょう。
・著者さんの人生をシンプルにするための方法
(P.9) この本では、自分の経験はもとより、さまざまな実例から「人生をシンプルにする」ための方法を紹介していきます。「あれ、人生って意外に簡単かも?」なんて、思えるようなコツを全7章にわたって紹介していきたいと思います。ぜひ、お楽しみいただけたら幸いです!
【目次】
はじめに第1章:人生をシンプルにするためにまず知っておきたいこと
第2章:人とムダに戦わないために
第3章:自分や他人のネガティブと付き合っていくために
第4章:コミュニケーションのストレスを最小限にするために
第5章:自分と上手に付き合うために
第6章:酸いも甘いも噛み分けるために
第7章:自分の人生を歩んでいくために
おわりに
本書の概要と目次になります。
私生活の面倒くさいこと。
色んなことが降りかかる。
あああーーーとなる気持ちはわかります。
そこからどう整えていくかどうか。
潰されてしまう人もリカバリーする人もいます。
イライラに苛まれる人がいればスパッと切り替える人もいます。
本書の実例ありきのテクニックを実践してみる。
リカバリーが上手い人になれるんじゃないでしょうか。
(P.20) そこで提案したいのが、「わかち合う」という考え方です。わかり合うのではなく、「わかち合う」ことを大切なルールとしてすえてみます。わかち合うとは、お互いに気持ちを伝え合いますが、どちらもそれを受け止めるだけ。受け止めるだけというのが重要で、相手の話がいいか悪いかの判断はしません。相手の話がまったく賛同できないことだとしても、「あなたはそう感じたのね」とニュートラルな状態で受け止めます。「自分はこう思う」は封印し、ただただ受け止めるのです。
当ブログの私なりの書評。
いつも見ていただいている人はわかると思います。
引用の視点というのは私が意識していること。
『受け入れるではなく受け止める』
人それぞれの価値観があるのは当たり前。
それは受け入れるのではなく受け止める。
受け止めて合う合わないでいいんです。
だって人それぞれの考え方や生き方があります。
それを受け入れようとすると苦しくなる。
本書の視点で言うとわかち合うという考え方。
わかり合うわけではございません。
わかり合おうとしても違う人は違う人です。
自分を中立に受け止める視点があるとラクになります。
(P.29) 本質的な意味での自信とは自分を信頼すること。できることもできないこともひっくるめた自分を「それでいいんだ」と認められている状態を言います。何かができるとか、できないとか、それは関係ないのです。いいも悪いも自分だと認められた人が自分にも他人にも寛容になることができ、人生をシンプルにしていくことができます。
自信と言っても根拠のある自信。
その根拠が無くなれば崩壊してしまう。
でも最初から自分自身を信頼している。
自分という幹はそのままで根拠のない自信が続きます。
今の時代は多様性の時代で変化も激しい。
色んなことにチャレンジしていく。
そのチャレンジが全部が全部で成功するは無い。
でもチャレンジし続けられる人を私は目指しています。
それに私も無知の知だと実感しています。
謙虚さや素直さも大事になってきます。
凝り固まらずに新しい分野にも興味を持つ。
自分自身を常に成長曲線に置きたいです。
(P.46) 彼は、相手がなぜそんなことを言うのかわかっているからです。カチンとくることを言う人は、相手に脅威を感じています。怖いのです。その人の存在や能力などが優れていると感じるからこそ、自分の存在が驚かされるのではと不安になり、相手を傷つけようとしているのです。
カチンとくることを言う人は相手に脅威を持っている。
ネット時代の現代は「言い方」と思う言葉。
実生活でそれ本人に言えるの?
そんな言葉を気軽にコメントできるからやる人がいます。
大体の場合はこの視点かと思います。
自分より下と思っている人。
どうでもいい人には構ったりしません。
そういう視点があると自分がカチンとくることを言われるとき。
この人は自分をことを脅威と感じているんだと思えます。
(P.51) そもそも本当の意味での「負けず嫌い」というのは、「他人との戦い」ではなく「自分との戦い」の中で発揮されるものでしょう。自分の譲れない基準があり、それを上回るためにがんばろう、というものではないでしょうか。
全面的に同意見の視点。
負けず嫌いなのは他人ではなく自分に活かす。
世の中は自分との戦いでもすることは沢山あります。
毎日が自分との勝負と言ってもいいかもしれません。
昨日の自分自身を超えていく。
他人ではなく自分を上回るという視点。
これは自分自身と向き合うことにも繋がります。
他人を見るときは謙虚に素直に見る視点も大切です。
(P.144) そもそも、誰かに認められなくたって自分は常に存在しているのです。人に認められる必要など本当はありません。誰かに満たしてもらうために人生を使うよりも、自分で自分を満たすようにするのが、よりシンプルな生き方に戻るための方法だと思います。では、自分で自分を満たすとはどういうことでしょうか? それは、ただただ自分のあり方を「いいね!」と言ってあげることです。
存在給という言葉。
先日、知ってなるほどと思った概念。
引用の最初の視点になります。
「誰に認められなくても自分に常に存在している」
それすらも違うかもしれません。
どんな人だって存在給の概念。
存在を貴重と思われるにつながるのがネット時代。
それを考えると誰々よりも自分の存在をまず認める。
そして自分を上に上げるのは常に自分。
まず自分にいいねを押してあげる。
ホメ日記をしてみるの良いと思います。
それが面倒くさいならシンプルに。
就寝前によくがんばったと労う。
1日1日を存在しているのだって偉いのです。
【あーーーーー!!!仕事も人間関係もいろいろめんどくさ!!!と思ったら読む 人生をシンプルにする本】
あーーーーー!!!仕事も人間関係もいろいろめんどくさ!!!と思ったら読む 人生をシンプルにする本
- 作者: 山田マキ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/09/19
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・人生をシンプルにして前進
【新刊】投げ出す前に視点変更 山田マキの人生をシンプルにする本でした。
シンプルなところに複雑さを持ち込んでしまう。
これは私自身もあることです。
ついつい、複雑に考えすぎてしまう。
でも実際に必要なことは違う。
シンプルに一歩だけ前に足を出すかもしれません。
複雑に考えてしまう時こそシンプルに考える。
色んな視点を参考にしつつ複雑さを紐解いて進みましょう。