・自分なりの試行錯誤を繰り返す時代
いろんな職業が消えていく時代。
いろんな職業が新しく登場する時代。
現代は激動の時代を迎えています。
昭和の価値観では生きにくい。
平成の価値観の人もわかりません。
「令和」の価値観にアップデートしていく。
そのためにも多様な価値観を入れる。
常に情報収集する視点で物事を見る。
情報を仕入れる行動量がより大切になるはずです。
私がよく言うことです。
「受け入れなくていいからまず受け止める」
価値観を知るということが大切なのが受け止める。
その価値観をどう調理するかはあなた次第です。
知って生きやすくなるなら私は受け入れています。
そして今風の価値観にアップデートすることも意識しています。
試行錯誤する上でも本書の視点は役に立つはずです。
書名:なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか
著者:松井博
出版社:KADOKAWA
出版年:2019年9月27日
ページ数:240ページ
やめる勇気が役に立つ。
ラクにする工夫を考えよう。
人生ハードモードの人です。
必読の1冊と釘を打つ新刊。
それでは著者の視点と私なりの視点を書評していきます。
・真似して自分なりの気づきを得ていこう
(P.4) この書籍には、僕なりの試行錯誤の過程と、そこから得られた知見や気づきが詰まっています。そのまま役立つこともあれば、取り入れて真似することで、自分なりの気づきを得られることもたくさんあるのではないかと思います。ぜひ読者の皆さんも、自分なりの試行錯誤を繰り返して、より快適で自由に過ごせる時間を手にできることを願っています。
【目次】
はじめに
Chapter1:なぜ日本企業は、人の時間を大切にしないのか?
Chapter2:転職をマジで検討しているあなたへ
Chapter3:人生ハードモードの方が、むしろ生きてる証
Chapter4:「おっさん化」を遅らせる方法
Chapter5:生きにくさを軽くするライフハック
おわりに
本書の目次と概要です。
著者である松井博さん。
試行錯誤の過程と得られた知見。
1冊まるごと詰まっています。
本を読むことは他人の考え方を知ること。
それを自分自身に活かせるということ。
価値観を揺さぶる考え方や気づきを得ることができます。
本書は視点変更する上で参考になるんじゃないでしょうか。
(P.46) 時間を有効に活用することは、基本的に効率を良くすることとイコールなのですが、ここで一度立ち止まり、効率が良ければそれでいいのかということを考えてみたいと思います。効率良く学習して、短期間で英語を身につけたい。プログラミングを身につけたい。テニスがうまくなりたい。ギターが弾けるようになりたい。そんな思いは誰でもあるでしょう。僕自身もその一人です。しかし、最近になって、「『効率が良い』というのは、本当にそんなに大事なことだろうか?」と考えるようになったのです。効率を追求することが悪いわけではありませんが、弊害も随分大きいと思うんです。
著者は今から25年以上も前の話。
青森から東京まで旅行したそうです。
私も納得の視点ではあります。
今でも記憶にこびりついていること。
『青春18きっぷ使用して6時間半かけて東京まで行く』
絶対に記憶から消えないであろう体験談。
これは効率ばかり求めていたら新幹線で事足ります。
非効率的だけど新幹線で行く以上の出来事です。
つまり、「メリハリ」だと思います。
効率を求めるのは悪いことでは無い。
たまには非効率なことをしてみようという視点。
非効率なことから生まれる素晴らしいこともあると思います。
(P.71) 自分の「現実」の値を上げようと思ったら、勉強が何より一番効果的です。自分の専門以外のスキルで費用対効果が高いのは、英語、IT、金融知識の3つです。時間を突っ込めば必ず身につく上、一生役に立ちます。僕の周囲を見回しても、「英語×IT」か「英語×金融」で稼いでいる人たちは軒並み、20代のうちから1000万円以上稼いでいます。
著者さんとは少し違う視点です。
「一生役に立ちます」という部分。
私のブログを読んでいる人。
ブログを書いている人。
SNS運営している人も多いはず。
「稼ぎたい」という人も多いかもしれません。
その一心で勉強するかもしれません。
例えば、文章力です。
文章力って稼げなくても役立ちます。
仕事や私生活で文字を打つこと絶対あります。
一生役に立つスキルと言っていいです。
動画をやっている人は話し方の本。
話し方も説明不要で一生役立ちます。
そう考えると稼げる稼げないをくっつけすぎない。
一生もののスキル学べて役立つかもしれない。
勉強するのは一石二鳥な感じに学べるという視点もあります。
(P.76-77) お金儲けの目的って、生活を営むことです。別に大儲けできなくてもいいのです。ちゃんと月末の支払いができて、少しばかりの蓄えができて、時々外食したり旅行したりできるくらいのお金が稼げれば十分です。別に大成功をする必要もなければ、大金持ちになる必要もありません。ですから「得意」で「好き」で「役に立つ」が重ねる部分の面積が、生活するのに必要なお金を稼いでくれればそれで十分なのです。
ごもっともと言える視点。
『這い上がって自立したい』
私が掲げていることです。
注釈として「成り上がりたいではない」と書きました。
その理由はまさしく引用の視点です。
お金儲けが目的ではない。
生活を営むことにシフトしているから。
そう考えると大儲けできなくても良い視点になります。
だから成り上がりたいではなく這い上がるです。
(P.110) それから「自分の人生は自分で責任を取る!」という気構えが大事です。「失敗を繰り返しながら学ぶ根気」もです。新し物好きの方が向いている気もします。あとは自分で頑張ってください。ゴールドカラーはそもそも自分で自分の人生を選択する人らしいので、アドバイスがもらえないと何もできない人には多分向いていません。自分勝手なくらいじゃないと無理かな?と思います。
ゴールドカラーとは。
ロバート・E・ケリーさん。
アメリカの経営学者、経営コンサルタントの方です。
提案した造語になります。
要はこのような人たち。
知識や情報産業。
そのような仕事に従事する人たちです。
私のインターネットでの基本線。
情報収集は独特な感じに収集しています。
アドバイスよりも聞いたことを試してみる。
自分で勝手に改善して失敗しても改善して次のスタイル。
ゴールドカラーのタイプの人かもしれませんね。
(P.206-207) 何かを継続する上で「決心する」というのは本当に効果がありません。僕は「頑張ります!」なんて威勢のいい人の言葉は基本的に信じていません。それがたとえ自分自身の言葉でもです。また、モチベーションに頼るのもあまり効果がありません。モチベーションというのはどうしても浮き沈みがあるので、継続を促すためのツールとしては、あまりに心許ないのです。
はてなブログ継続2100日以上。
ライブ配信も継続50日以上。
2つのことをこれだけ継続している。
私が継続について語るのも大丈夫だと思います。
やっぱり決心だけじゃダメです。
習慣化の仕組みづくりが大切。
それに自分自身が好きなことをやっているかどうか。
私はブログもライブ配信も大好きなことだから。
それに「時間固定」が大切。
私のブログ更新は毎朝です。
ライブ配信は家で出来るなら出来る時間にさっさとやる。
家から出来ない日なら夜から外配信。
2つともルール決めておくのは徹底しています。
もちろん、好きじゃなかったら継続できないの?
そんな場合はそれを継続したメリットや達成したときの感情です。
何もなく決意しただけよりよっぽど続くと思います。
見切り発車の継続は継続できる人は少ないはず。
継続のコツを調べたり事前準備はした方がいいです。
【なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか】
・著者である松井博さんの解説がわかりやすい
【新刊】視点変更 なぜ僕らはこんな働き方を止められないのかでした。
本書はそれぞれ1個~5個にわける。
細かく解説されているのでわかりやすいです。
目次を見ても気になった人も多いかもしれません。
取り入れられるところは取り入れてより良い生活をしてきましょう。