・私の2019年7月頃の実体験
昨今はアウトプットしよう。
実践や行動しようという流れ。
学んだだけでは意味が無いという言葉。
いろいろ流れていたりします。
もちろん、本を読んでそのままにする。
それよりも愚直に本からノウハウ取り出してすぐ実践。
すぐに行動して成果が出せるなら出せる方がいいです。
これは本の内容のよりけりもあると思います。
私の前提としてはまず知ることが大切。
ここは昔から一貫して崩さないこと。
人間は知らなければ知らないままです。
少なからず知識として知っておくことによりです。
前に得た知識を想起する部分があります。
そのときに体験に移せることも多い。
それに学び直すことも多いのでまず知っておくのが大切です。
2019年7月の話。
とてつもなくメンタルがやられてしまいました。
そこから何とか回復できたのも日頃の読書のおかげ。
自分を客観視して闇に飲み込まれないようにする。
そのままズルズル行かないようにコントロールしました。
そのおかげで立ち直れることできたので本には感謝してもしきれません。
今まで知識として吸収しておいたことに感謝の言葉しか無いです。
その1つとして「自律神経」への考え方も大いに役立ちました。
書名:疲れたら動け!
著者:小林弘幸
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
出版年:2019年7月16日
ページ数:160ページ
疲れたらその場で15秒。
軽く動くと元気になる。
疲れたら休むんじゃないの?
疑問を持つ人も多いかと思います。
その部分の解説も含めて私なりの書評をしていきます。
・「これはいいかも」と感じた要素から試せます
(P.11) 本書では、受けたストレスをその場でリセットするのに有効なオフィスでも家庭でも簡単に行えるストレッチ(運動)、乱れた自律神経を整えることができる睡眠環境の作り方、ゆったりとした気持ちを作り出すメンタルテクニックなど、「疲れ」を取るための動き方を紹介していきます。もちろん、すべてをあなたの生活に取り入れる必要はありません。読み進めながら、「これはいいかも」と感じた要素から試してみてください。いずれも今日、今からでも実践できる内容です。
【目次】
はじめに
第1章:あなたの疲れはどこからきているのか?
第2章:なぜ、体はこんなに疲れているのか?
第3章:これでスッキリ! 疲れが100%消える休み方
おわりに
本書の概要と目次です。
実は肉体的疲労よりも精神的疲労の蓄積。
だからこその「疲れたら動け」になります。
最初の解説を読むだけでもタメになる。
理由がわかったからには対処方法を試せます。
本書には簡単に行えるストレッチ。
軽い運動も多く書いてありイラスト(図解)付きでわかりやすい。
本書の内容もコンパクトにまとまっていて理解しやすい書籍です。
(P.27) 種類は違いますが、いずれも「疲れ」を感じさせます。とはいえ、耐え難い強い痛みがあるわけでも、起き上がれないほどだるいわけでも、笑顔がまったく出ないほど気分が落ち込んでいるわけでもありません。それでも感じている「疲れ」が、あなたの生活のブレーキになっていることはたしかです。私はこうした「精神的な疲れ」を「悪い疲れ」と呼んでいます。
最初にも書いた通りです。
肉体的疲労ではなく精神的な疲労の話。
さらにその精神的な部分を悪い疲れと仰ります。
具体的に簡潔に書くとこのようなことです。
〆しっかり寝たはずなのに目覚めに体が重い
〆仕事が終わって帰宅後にお風呂に入るのも億劫
〆体の調子は悪くないけど、なんか気分が晴れない
あるあると言う人もいるかもしれません。
こういう疲れからの動けを提唱。
それが本書の疲れたら動けです。
ほとんどの人は肉体的疲労ではない。
精神的な疲れの蓄積。
それが取れずに大変なことになってしまう。
その前に疲れを取る方法を知る。
精神的な疲れと上手く付き合える書籍が本書です。
(P.28) あなたも経験があると思いますが、きつい仕事を仲間と一緒に乗り越えた経験は、後々みんなが集まったときに盛り上がる共通の話題となっていきます。これは「疲れ」よりも大きな充足感、達成感が伴うからです。私も今よりも多忙な時期にほとんど休みなく働くこともありましたが、感じていたのは「疲れ」よりも充実感でした。
マラソンが趣味の人。
ゴールした後の疲れ。
それは「充足感」や「達成感」という部分。
爽やかな疲れだと思います。
ジム通いしている人もそうだと思います。
ジムでトレーニング終了。
その疲れは充実感のある疲れです。
この視点でいうと肉体的疲労よりも精神的疲労。
「悪い疲れ」を改善しようという趣旨がご理解いただけるはず。
(P.38) 振り返ると、このとき心身の不調を伝えるシグナルに気づけたから、今があると言えます。当時から私は自律神経の研究に取り組んでいたので、「長くいい仕事をするためには、本質的な健康を手に入れなければならない」と決心し、それまでのしんどくてもがむしゃらに耐えて進むスタイルを手放すことにしたのです。私の場合は「サザエさん症候群」が不調を自覚するシグナルとなりましたが、一般的には「疲れているのに眠れない状態」が心身からの危険信号だと考えてください。
サザエさん症候群。
サザエさんのエンディングテーマが流れ出す。
学校や仕事を思い出し気分が憂鬱になる。
そのような総称で言われることが多いです。
私も今年7月にメンタル面を崩しました。
今までの中で最大級とは書きます。
それもこれも乗り越えられたのは書籍のおかげ。
例えば、本書の著者である小林弘幸さん。
自律神経のことを多く学ばさせていただいています。
自律神経がヤバいことになっていると客観的になれました。
日頃の知識の蓄積がモノを言って自力で改善できました。
心身の不調。本書で言う悪い疲れがあると動けなくなります。
その前に日々の予防が大切なのを理解できる今年の出来事です。
(P.44-45) 「悪い疲れ」が溜まっていると、仕事をしたら家に帰るだけで精一杯という状態になりがちです。しかし、「悪い疲れ」を軽減させたいのであれば、帰ってすぐに「あー、疲れた」とソファに座るのをやめましょう。というのも、切り替えこそが精神的な疲れを回復させるスイッチになるからです。家という精神的にリラックスできる空間へ帰り着いたら、心身を仕事モード、外出モードから自分の時間モード、家モートにリセットしてあげましょう。
お仕事や帰宅後に限らずです。
「モードチェンジ」する意識が大切。
惰性的に過ごすよりも1つ1つの行動を意識的にだと思います。
本書でいう「悪い疲れ」が溜まっている状態。
ほんと精一杯の気分に体が襲われる。
歯を磨いたり顔を洗ったりする行動。
当たり前も出来ないくらい動けなくなる。
それが私の絶不調に陥ったときでした。
切り替える意識を持ってテキパキまず動けです。
(P.50-51) 休日には、自分の意志で、自分のペースで楽しめる運動を行いましょう。また、悪天候などで県外でのスポーツが難しければ、ジムでのトレーニング、部屋の掃除や模様替え、趣味アイテムを探しにショッピングモールへ出かけるのもオススメです。逆にゴロゴロと過ごしてしまうと、停滞した血流は改善されず、たくさん寝たわりにはすっきりしない状態となり、ますます体を動かすのが億劫になってしまいます。せっかくの休憩だから、せっかくの休みだからと動きを止めるのではなく、自発的に興味の向くまま活動することが、結果的に「悪い疲れ」を遠ざけてくれるのです。
数年前にやっていたこと。
本を読みながら足つぼを刺激する器具。
100円ショップにある竹踏みみたいなやつです。
その器具を最近は本を読みながら踏む習慣。
運動までは行きませんが刺激しつつ本を読む。
その習慣を少しばかり復活させています。
夏頃は暑さで体力を奪われてよく寝るのは仕方ありません。
飛躍の秋にしたいので休憩もゴロゴロではなく活かす。
自発的に動けるように改善しています。
【疲れたら動け!】
・本書の後半はすぐに動ける実践編
【新刊】知識としてまず知る大切さ 小林弘幸の疲れたら動けでした。
私なりの書評は第1章を中心に行いました。
後半部分は実践編といえる内容。
1つでも私生活に活かせる気軽にできるストレッチ。
気軽にできる運動のやり方が書かれています。
お手軽に出来ますし私も似たようなことしていました。
その運動を本書に照らし合わせて改善。
しっかり疲れたら動けを実践していくつもりです。
悪い疲れを溜めないように心身ともに健康にいきましょう。