・ワンビッグメッセージの重要性
有名YouTuberさんが優れている部分。
特に言われていることがこちら。
「編集技術」です。
本来なら長々とした動画。
それを10分以内に抑える。
5分~10分くらいの動画にしてしまう。
しかも面白いところを活かした編集技術。
まさしく削ぎ落としている人達だと思います。
本書の20字に削ぎ落とせという話。
プレゼンなどの話し方についての書籍。
ただ、文章だって削ぎ落とすのは一緒。
それに昨今は「音声配信」されている人も多いです。
いろんな場面で活躍するであろう新刊じゃないでしょうか。
書名:20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす
著者:リップシャッツ信元夏代
出版社:朝日新聞出版
出版年:2019年7月15日
ページ数:248ページ
ロジカル思考×ストーリー。
プレゼン、会議、営業、面接。
初対面、アウェイでも相手が動き出す伝え方。
先ほども書いた通りでネットでも気軽に話せる環境。
言葉として伝えられるツールは増えているので役立つ機会も多いはずです。
・「20字で語る」スキルがこの本に詰め込まれてる
(P.13) 私が学んで磨いた「20字で語る」スキルが、この本に詰め込まれています。あなたのスピーチに聞き手が笑ったり、感動してくれたりする。あなたのプレゼンに、相手がうなずいてくれる。あなたのアイデアが、企画会議で通る。頑固な上司が、あなたの話には耳を傾けてくれる。それこそ自分が話すことで、相手を動かす醍醐味です。ブレイクスルーメソッドなら、それができます。ぜひあなたもスピーチ/プレゼンで、相手を動かす喜びを手に入れてください。
【目次】
プロローグ
第1章:なぜ、言いたいことが伝わらないのか
第2章:聞き手視点の情報整理
第3章:何を伝えるのか
第4章:どう心をつかむのか
第5章:プレゼンの出来を左右するデリバリー
エピローグ
本書の概要と目次です。
文章も動画も短く簡潔に。
昨今は速さが求められている時代。
YouTuberさんの動画も編集されて見やすい
時短されている動画が多いです。
それにライブ配信などにも役立ちます。
長時間ライブ配信すると言ってもです。
レスポンスが早ければ1人1人の受け答えを増やせます。
本書のメインは「スピーチ」です。
ただ、現代は配信できるツールは多い。
実際に音声配信されている人もいるかもしれません。
どこでどう役立つかわからないテクニック。
私としても「20字で語る」スキル。
必要になってくると判断して読ませていただきました。
(P.21) 熱心な社長だからこそ、すべてをアピールしたい! いいモノはぜひ全部知らせたい! 試作開発中のものについてお客さんの声を効率よく集めたい! と思ったのでしょう。セールスならあれもこれもと売り出したくなるものです。しかしプレゼンで「その他のいろいろな情報」を提供してしまうと、情報過多となって、重要な情報の印象が薄れてしまうのです。多すぎる情報量のために、重要な情報が「空回り」してしまいます。これがよくある「あれも、これも」プレゼンの落とし穴です。
自分が聞く側として考えてください。
あれもこれも言われてもどれが?になりますよね。
それと頭の中が情報ばかりでパンクしてしまいます。
これが「情報過多」という部分です。
大事なところをピンポイントで焦点として伝える。
重要な情報なら重要な情報で絞って伝える。
1つに絞れないならあらかじめ重要な箇所を伝える。
それこそよく言われる「3つだけお話」などにする。
そうするとぼやけないですし集中して聞けますよね。
ただ、本書の場合の視点。
「20字に削ぎ落とせ」になります。
「20字で語る」スキルを学べるわけです。
さらに簡潔に情報を伝えられると思います。
(P.27) 20字にワンビッグメッセージを絞ることで、本当に必要な言葉だけが残り、周辺情報は削ぎ落とさざるを得なくなります。20字に削ぎ落とすことで、より解釈の余地を減らし、直球で伝わるようになるのです。もちろん、厳密に20字でなくても1字か2字余るぶんにはかまいませんが、もし30字や40字になってしまったら、長すぎて情報を詰め込みすぎなのです。「20字」を規準として考え、いらないものを削ぎ落ちしてくと、本当に伝えるべき大切なことだけが残るはずです。
当ブログを読んでいる人。
ブログを書いているブロガーさん。
多いと思いますけど、大切な部分。
ブログには「ブログタイトル」というものがあります。
ワンビッグメッセージはブログタイトルに活かせます。
どれだけ最初に印象に残せるか。
それこそニュースサイトでもそうです。
ヤフートップページでニュースのタイトル名。
ついつい、クリックしたくなる記事。
短くても伝わればクリックしちゃいますよね。
削ぎ落として本当に伝えたい大切なことを伝える。
私の文章は長くなりがちなので削ぎ落とすスキルは参考にしたいです。
(P.51) 宣伝にはマイナス要素を出さないほうがいいといった思いこみもあるかもしれませんが、たとえば開発における苦労話、従来の製品では不満だったこと、初めての試作品といったように、どんなケースでも利用できます。
私は当ブログにいろいろ書いています。
それこそ失敗談も多く書かれています。
マイナス要素も体験談です。
後から振り返ったときに説明しやすい。
私もこんな時期がありました。
振り返りを紹介できるわけです。
だからリアルタイムを書き残す。
後々に紹介するときに重宝すると思います。
(P.86) 必ずプレゼンの前には「なぜ自分がするのか」と自問してみましょう。そして聞き手にとっても、自分にとってもプラスに感じられるポジティブな要素を考えてみてください。「自分にしか語れないストーリー、経験談、知識」はなにか。あるいは少なくとも「自分らしい語り口」など、自分だからこそ伝えられることがあるはずです。それは何なのか? 自分の強みや過去の経験など、自分の内側を観察してみてください。必ずあなたにしかできないことがあるはずです。
なぜ自分がするのか。
何事も「なぜ?」の掘り下げ。
自分自身になぜを問いかけることは役立ちます。
話す前に勝負が決まっているかもしれません。
プレゼンの前に自問自答をしっかりと。
内側を意識するのって本当に大切だと思います。
自分にしか語れないことを見つける。
意識的になりたいポイントです。
(P.178) 話が始まったところで、聞いている側は、30秒でおもしろいか、おもしろくないかを判断するとされています。たった30秒です。ほとんどの話は、プレゼンだろうが、セールスだろうが、発表だろうが、30秒内という短い時間で判断されてしまう。30秒内に相手を引き込むことができることが課題となるのです。これを7秒-30秒ルールといいます。第一印象、第二印象ということもできます。最初の7秒が第一印象の勝負ポイントですが、第一印象がよくなくても、第二印象がよければ、聞き手は話に引きこまれます。反対にいえば印象を強めるにはチャンスは2回しかない、ということです。
最初が肝心。
それは話す機会は特に意識。
肝に銘じたい言葉です。
プレゼンだろうが、セールスだろうが、発表だろうが。
初対面に関してもありますよね。
初対面の最初の数秒を大切にしろと。
特に意識しておきたい場面。
今だと話すでいうと「配信」も簡単にできます。
音声配信をする際にも意識したいです。
【20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす】
・削ぎ落として簡潔に伝えるスキル
【新刊】相手を動かす リップシャッツ信元夏代の20字に削ぎ落とせでした。
ツイッターというツールは140文字。
140文字でいかに簡潔に伝えられるかが勝負です。
私はツイッターでも文字オーバーするタイプ。
だからこそ「20文字に削ぎ落とす」という視点。
短くコンパクトにそれでいてしっかり伝わる。
魅力的なスキルと感じました。
話すときのコミュニケーションでも意識的になりたいです。