【新刊】心温まる優しい視点で学ぶ 八巻香織の気もちのリテラシー

・読んでいて優しくなれる新刊

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生きていたらいろんな気持ち。

ハイテンションのときもある。

沈みまくってどん底のときもある。

時期によっての気持ちの変化があるのは当然です。

だってにんげんだもの。

 

そのときに大切なこと。

沈まないことではないと思っています。

動じないとか気分が落ちるを無くす。

これは無理な話であります。

というよりも自分の感情に嘘をついてストレス溜まるかもしれません。

 

それよりも受け止めて許容できるようになる。

沈んだときでもすぐに立ち上がれるようになる。

私はこちらの方が大切だと感じます。

人間だから感情で喜怒哀楽があるのは当然。

そういう視点変更を学ぶ上で本書のような書籍はとても有り難いです。

 

気もちのリテラシー:「わたし」と世界をつなぐ12の感情

 

書名:気もちのリテラシー:「わたし」と世界をつなぐ12の感情

著者:八巻香織

出版社:太郎次郎社エディタス

出版年:2019年6月17日

ページ数:128ページ

 

出版社の太郎次郎社エディタス。

初めて知った名前でした。

まだ知らない出版社さんが多い。

ほんと出版社さんは日本中に多々あると感じます。

 

行き場のない気持ちの落としどころって?

現在、悩んでいる人もいるかもしれません。

そのときに1人で悶々と悩んでいない。

本書のような書籍を読むと視点が変わる。

気持ちの変化で前向きになれると思います。

 

・この本は気持ちと旅する本

 

(P.2) ”気持ち”はいちばん身近な自然。移ろいながら、いつも私とともにある自然。そんな”気持ち”を手にとって眺めたり、耳をすませたり、味わったり、触れたり、声に出してみたりすると、私なりのほどよいつきあい方が見えてくる。この本は、気持ちと旅する本。さあ、気持ちのリテラシーの旅に出よう。

 

【目次】
第1章:12の感情とつきあう
第2章:気持ちのリテラシーと出会う
第3章:感情プレイングカードで遊ぶ

 

本書の概要と目次になります。

本書を簡潔に言うとです。

読んでいて心が軽くなる1冊。

可愛らしいイラストもついています。

視点変更されて気持ちに素直になれる1冊になるかと思います。

 

(P.11) 「さびしい」を感じないと、孤立して、さびしい人になるけれど、「さびしい」は人とともに生きる自立に欠かせない。

 

とても好きな言葉だと思います。

本書の視点は素晴らしいの一言です。

現状に満足していた場合。

動こうとはしませんよね。

 

でも孤立していたり寂しいと感じる。

だからこそ動いていこう。

そのように思う人も多いと思います。

その視点で考えると自立に欠かせないは理解できます。

 

(P.12) 秋風が吹くと、真夏の疲れをどっと感じることがある。でも、自分の力ではどうにもならないことの渦中では、疲れを感じないことで乗りきっている。からだとこころはエラいな! 感じるまでに時間が必要なことも知っている。突然のできごとや、大きくこころが動きそうなときには、こころをマヒさせたり、閉じたりして、とりあえず感じないことで守っている。傷つかないように守っている。こころを”お留守”の状態にして。

 

書評している今の時期。

これから夏が終わり秋に近づく時期です。

私は秋にほぼ毎年ですが、体調を崩します。

1日寝込む日が出てしまうのは折り込み済みです(笑)

 

ちなみに余談話で「エラい」という言葉。

名古屋と言いますか愛知県でしょうか。

方言的な言葉で「疲れたとかシンドい」で使うことがあります。

「身体がエラいわ~」みたいな感じです。

最初に読んだときにそちらの意味で読んでしまいました(爆)

 

(P.23) 「おそれ」は、安全や安心をつくる感情です。「おそれ」の奥には、”こころから望んでいるものを失いたくない”という願いがあるんです。「おそれ」の奥にある願いはなんですか? 「おそれ」に圧倒されそうなときは、そのむこうにある願いにスポットライトを当ててみてね。

 

おそれというものを無くしたい。

恐れてはいけない。

恐れはダメという人もいるかもしれません。

そんなことは無いですし恐れは仕方ないものです。

 

視点変更して考えてみてください。

これは心が軽くなる書籍が多くある斎藤一人さんの視点。

私も目からウロコと言いますか考え方が変わりました。

そもそもの話です。

 

恐れがあるから危険なところに行かない。

恐れという感情が無ければ先が崖かもしれないのに進み続ける。

危険な場所も平気へっちゃらで進む自分になってしまうかもしれません。

恐れという感情は悪いところばかりではないわけです。

本書の視点もそうですし付き合い方が大事という話になります。

 

(P.32) 「疲れた」は、無理を知らせてくれる感情。おさえていると、冷たい汗が流れてくる。限界を見失って、からだを壊す。「疲れた」を感じて認めることで、健康な汗をかき、必要な休養をとることができる。休むということは、なにもしないことじゃない。「疲れた」と感じたら、こころとからだを休めるためにできることが見つかる。休むための行動プランをつくっておこう。

 

私は自分の体が疲れたと信号を出したとき。

無理をさせないようにはしています。

というよりも寝ると全回復する。

翌日により力を発揮できることを学びました。

 

気分的に乗らないときや調子が悪いとき。

無理せずに小休止する。

そのためには日頃から少しでも余裕を作っておく。

1日を「からだを休める日」と宣言して休められる。

そのような考え方も有りだと思っています。

 

(P.69) 「好き」なものが教えてくれるのは、自分自身。自分の「好き」を大切にしたら、一人ひとりの「好き」も大切にできる。

 

人に対して妬みや嫉妬。

それにディスりやマウント取る人も多いです。

でもそれであなたの現状が変わるわけでは無いです。

それなら自分の好きを日頃から数える。

 

それに好きを集める方向に舵を切る。

私はこちらの方が有意義だと思います。

そんな好きを起点にした人が増えていく。

世の中も人それぞれの好きを大切にする世界になるんじゃないでしょうか。

 

【気もちのリテラシー:「わたし」と世界をつなぐ12の感情】

気もちのリテラシー:「わたし」と世界をつなぐ12の感情

気もちのリテラシー:「わたし」と世界をつなぐ12の感情

 

 

・心が軽くなること間違いなし

【新刊】心温まる優しい視点で学ぶ 八巻香織の気もちのリテラシーでした。

生きていたら何だかの悩みが出てくるのが人間。

でもそれをどう捉えるかは自分次第。

「気持ち」をどう持つかは本人の視点次第だと思います。

多様な視点を意識するためにも普段から本を読んだり人の意見を見る。

心が軽くなる視点なら自分にインストールしておくと気持ちラクです。