・変な緊張がほぐれます
あなたは緊張するでしょうか?
緊張しないタイプの人でしょうか?
私に関しては緊張する方です。
本書で言うところのこちらの言葉。
「変に」緊張しすぎるタイプ。
意識しすぎてしまうタイプになります。
緊張してるときって良くないですよね。
何が良くないかと言うと悪い方ばかり考えてしまう。
そのための緊張をほぐしてくれる方法。
緊張から視点変更してくれる方法。
簡単に実践できるのが本書になります。
この本1冊で緊張に対しての見方が変化するはずです。
書名:人前で変に緊張しなくなるすごい方法
著者:伊藤丈恭
出版社:アスコム
出版年:2019年6月22日
ページ数:176ページ
不安になる、あがりやすい、ビビリ、
テンパる、頭が真っ白、自信がない。
緊張にもいろいろあります。
本書のメソッドが必ず役立つはずです。
実践しやすいので私も緊張の機会に活用しようと思っています。
・緊張している人が絶対しない行動で心を楽しませる方法
(P.15-16) 「伊藤式・緊張撃退メソッド」は、思考をいったん停止し、「緊張している人が絶対しない行動」によって、心を楽しませます。すると、心は勝手に「緊張」から「楽しい」に誘導されていくのです。緊張しているとき、人は楽しくありません。その逆で、楽しいとき、人は緊張していないのです。
【目次】
はじめに
体験談:人前で話すのがとても楽になりました
第1章:緊張の正体を知る。それだけで心は楽になる
第2章:なぜ「伊藤式・緊張撃退メソッド」であなたの緊張はとれるのか?
第3章:緊急事態にもドギマギしない心の持ちようと対処法
第4章:緊張しない体質をつくり、仕事や人生を楽しもう
おわりに
本書の概要と目次です。
著者の伊藤丈恭さんの言葉。
緊張しているときは人は楽しくない。
逆に楽しいときは緊張していない。
確かにこの視点はそうですよね。
人と会ったときに最初は緊張していたけど打ち解ける。
そこからの時間はあっという間に過ぎてしまう。
楽しい時間はあっという間という言葉通りの経験。
あるあるですしよくわかる緊張についての言葉です。
(P.78) まずは”敵”を知ることから始めましょう。そもそも緊張とはなんなのでしょうか? 医学的には、緊張とは脳内ホルモンの一種であるノルアドレナリンが過剰に分泌されることで、交感神経が活発になりすぎて自律神経のバランスが崩れてしまった状態をいいます。その結果、心拍数が上がり、動機が激しくなり、手足や声は震え、冷や汗が出たり、顔が火照ったり(赤面)するといった”病状”がもたらされる。
どうして緊張するのか。
その説明が書かれています。
「敵」を知ることは大切。
知って対処方法を実践すればいいわけです。
その対処方法が本書のメソッド。
巻頭にすぐ試せる方法がイラストと一緒に書かれています。
緊張のメカニズムを知ってから読んでみる。
確かにメソッド実践すると緊張がほぐれると思いました。
(P.81) 「成功への葛藤」などというと、「成功したい!」という思いが強い上昇志向のかたまりのような人が持つイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。自分に与えられた役割をきっちりと果たしたいと考えている真面目で責任感の強い人こそ、そんな思いにとらわれてしまうのです。一方、「緊張しにくい人」は、会議やプレゼンなどを「ライオンと対峙するような重大事」とは感じていないため、結果として自然体で話すことができてしまうのです。
ふと思ったことです。
「完璧主義の人」もそうかもしれません。
緊張しやすいタイプの人が多そうと思いました。
完璧にしていたプレゼンテーション。
1つのイレギュラーが発生。
そこからガタガタ崩れてしまう。
冷や汗が出まくり状態とかです。
あまりにも気負いすぎない。
死ぬわけじゃないし肩の力を抜く。
根を詰めすぎないの大切だと感じます。
(P.93) キモは、考えるより先に行動すること。そうすることで心は勝手に誘導されます。落ち込んで心が内向きになってしまって、うつむき加減で歩いているときに、町なかからあなたの大好きな歌が流れてきたとしましょう。なにげなく口ずさみ、上を向いて歩いてみたら、それだけで気持ちが楽になったことはありませんか? それが、考えるより先に行動するということです。
音楽の力は大きいです。
スポーツ選手でもエネルギーチャージ。
それに緊張をほぐす。
音楽の力を利用している人の話は耳にしたことありますよね。
本書の「伊藤式・緊張撃退メソッド」です。
私も読んでみてコレは確かに緊張がほぐれる。
撃退という言葉通りのメソッド。
そのように感じられました。
緊張を忘れて気分を楽しい方に紛らわせてくれると思います。
(P.108-109) 「伊藤式・緊張撃退メソッド」を行うに当たっては、とくにコツのようなものはありませんが(それだけ簡単だということです)、心がけてほしいのは、できるだけ全力で大げさにやるということです。自分で「やりすぎだよなあ」と感じるくらいではまだ足りないかもしれません。許される限りの大声を出し、アクションもこれでもか!というくらい大きくやってみてください。なぜ、そこまでやる必要があるのでしょうか。ここでの狙いは、脳を楽しませ、自分を壊し、萎縮した心を解放して別人のようなテンションになることです。
もう1つの視点があります。
「真面目に取り組まない」ということ。
完璧を意識しないことも挙げています。
大枠の型は意識したほうがいいです。
ただ、それを守り抜こうとしすぎてしまう。
それだと緊張を取るどころか違う方に気を取られますよね。
だからこそ全力に大げさにやる。
楽しんで緊張状態の自分を解き放つ目線が大切なわけです。
私も本書を読んでみてハッとさせられました。
(P.118-119) 「成功している自分を思い描けばうまくいくし、緊張もしない」という教えを耳にすることもあります。はたしてこの教えはどこまで有効なのでしょうか。本当にこういった心持ちのおかげでうまくいった人っているのでしょうか? 少なくとも私の周りにはそういう人はいません。かくいう私も、成功している自分を思い描いてもうまくいかなかったひとりです。成功している自分を思い描くと、どうしてもハードルが上がってしまう。気の弱い私はそれだけで「失敗できない」という思いにとらわれ、心も体もガチガチに固まってしまったものです。
確かに成功している自分を思い描く。
このテクニックはよく聞きます。
だからこそ著者である伊藤丈恭さんが仰ること。
私はとても共感できました。
それが出来たら苦労しないよね…ですから(汗)
著者の伊藤丈恭さんは違います。
「どうせ、うまくいくわけがない」
このメンタルで挑むそうです。
普通に考えたらすごくネガティブですよね。
ただ、その前にみんな全力で練習を積んでいる。
それに成功させようと考えるじゃないですか。
やることをやった上での言葉というのが大切。
ムダに気負いすぎないで淡々とできるに越したことはないです。
【人前で変に緊張しなくなるすごい方法】
・1つでも2つでも覚えておけば必ず役立つ
【新刊】克服!! 伊藤丈恭の人前で変に緊張しなくなるすごい方法でした。
まったく緊張しないほうが珍しい。
みんなどこかで緊張する機会はあるはずです。
緊張しやすいと緊張しにくいがあると思います。
本書のテクニックを知っていれば活かす機会は必ず訪れると思います。