・仕事を速く終わらせる仕事術を伝授
「仕事速いね!!」
あなたは言われる方ですか?
あなたは言われない方ですか?
仕事に限らず勉強だってそうです。
速く終わらせる人。
ギリギリに終わらせる人。
今の時期の学生さん。
夏休みの宿題が当てはまるんじゃないでしょうか。
1人でやる作業だってそうだと思います。
ここ数年はフリーランスの人も増えています。
会社なら上司からいろいろ言われてムチを打ってもらえる。
1人だとダラダラしてギリギリにならないと動けない人もいるかもしれません。
そういう意味でも「仕事速いね」という視点。
「言わせるコツ」という部分も注目していただきたいです。
ただ、仕事が速いだけでは無い。
人から見られた上での速いと思われるコツが丸わかりです。
書名:「仕事速いね! 」と言わせるコツ50
著者:鬼頭政人
出版社:大和書房
出版年:2019年5月19日
ページ数:192ページ
上司・取引先が感動。
先ほども書いた通り相手から見られたときの視点。
いくら仕事が速くてもです。
「雑な仕事」と思われたらダメですよね。
仕事が速くなり相手からも好印象をもらえるコツがわかる新刊を紹介します。
・明日から使える実用性100%のテクニック集
(P.7-8) 私には「弁護士」と「IT企業経営」という、2つのキャリアがあります。1つのミスも許されない「正確性重視」の弁護士。一分一秒を争う「スピード重視」のIT企業経営。こうした経験の中で「速く、質も高い」仕事のやり方を身に付けてきました。本書に収録したのは、その仕事術のエッセンス。明日から使える「実用性100%のテクニック集」です。
【目次】
はじめに
第1章:なぜ「仕事が遅くなる」のか?
第2章:仕事が「速い人」は、こう考える
第3章:時間を節約するコツ
第4章:自分と他人を動かす方法
第5章:仕事が速い人の「生活習慣」
まとめ
おわりに
本書の目次と概要です。
弁護士とIT企業経営。
2つの視点があるからこそ語れること。
仕事速いねという視点が多いわけです。
1つでも多くマネして仕事に活かしていきましょう。
(P.27) 速さより正確さが求められる業種でも、進められるところは速く進めておくに越したことはありません。時間軸が長くなるほど、不確実性が増すからです。明日は天候が大荒れで交通機関が全面ストップするかもしれませんし、突然腹痛に見舞われるかもしれません。今日あせってやる必要はないけれど、明日は何が起こるかわからない。であれば、今日のうちにやっておく方が安全です。それに、いったん形にすれば、チェックや修正にたっぷりと時間がかけられます。
明日は何が起きるかわかりません。
だからこそ今日が大切。
進められるところは進めておく。
私は今年ほど自覚した年は無いです。
先日はてなブログ継続日数2000日達成しました。
この時は過去最大級のメンタルやられてました。
それこそ寝たきりや動けないくらいキツい。
無気力感、脱力感、何もやる気が起きない状態。
初めて陥るメンタル異常的な感じでした。
この時に助かったのがブログ記事ストックです。
私のブロガーとしての人生。
ほとんどはその日に書いてしまうスタイル。
もしくは前日に書き終わって1記事ある状態。
この時期はなぜかストックしようと思い立ち3記事くらいストック。
数日は大丈夫のようにストックしていました。
お気づきの人もいるかと思います。
この時のストックがとても助かりました。
まさかまさかのメンタルそんなことなると思っていません。
無意識が予期して先回りしてくれていた?
ほんとあの状態でブログ書けたか怪しいところ…。
私でもそんなことはあったわけです。
不確実性のことを考えての事前準備。
怠らないように改めて気をつけたいと思いました。
(P.40-41) 「緊急性が低くて、手間のかかる仕事」は、時間が経つほど、「緊急性が高くて、手間のかかる仕事」に変化していくということです。手間がかかる仕事は、時間をかけないと終わりません。時間がかかるのに、時間がないなんて最悪です。しかも、その仕事は急に降ってわいたわけではないのです。周囲には「時間は十分あったはずだろう!?」などと突っ込まれ、頭を下げて同僚の手を借りるか、費用をかけて外注するしか処方箋はなくなります。いずれにせよプレッシャーでキリキリと胃の痛い思いをするでしょう。緊急性が低くて手間のかかる仕事こそ、早めに潰しておかなくてはいけません。その仕事は、今は気にならなくても、いずれラスボスに成長するモンスターです。
私なりの書評なので私なりの視点。
仕事では無いですけど、この箇所。
「緊急性が低くて手間のかかる仕事こそ早めに潰して」
ラスボスに成長するモンスターは言い得て妙です。
Twitterの朝のおはようツイートがそうです。
手間がかかるとも思ってませんしコミュニケーションツール。
微妙に違う部分はご愛嬌でよろしくお願いします。
私が言いたいのは「ラスボスに成長する」という部分。
私のおはようツイートは有り難いことに最近は10人前後。
あいさつをしてくれる人が増えて毎日ツイートしています。
私のツイッターのリプライ(返信)の基本。
即レスでチャット感覚で返信しています。
これは私がチャット好きでそのスタイルがいいから。
もう1つが返信するツイートが溜まっていきませんよね。
たとえば、昼まで放置していたらこれから10人に返信。
時間も掛かりますし、言いたいこと伝わるでしょうか?
引用の視点を踏まえて私がしていることとして話を書きました。
(P.44) 量が多くて「しんどそうだな」と、なかなか手がつけられない仕事があるときには、自分でフロー状態になれるような環境を作ることです。邪魔の入らない場所へ移動するなど、集中できる環境を作ることも大事です。大切なのは、早く手をつけることです。仕事である以上は納期があるはず。後回しにするほどプレッシャーが大きくなり、楽しめる余地はなくなっていきます。
先ほどの視点で言うとです。
私だって体調が悪かったり用事があったりする。
10人分の皆様へのリプライ(返信)が溜まることもあるでしょう。
その状況になった場合はです。
とにかく真摯に1人ずつ返信です。
私宛にツイートしてくれるの有り難いこと。
『忙しいので返信できません』は極力避けたい。
というよりも1人ずつ返信は全然できる量だと思います。
集中して楽しみつつ返信するのが1番です。
(P.47-48) 自分たちで設定した少し高めのハードルをクリアできると、達成感・充実感から「この喜びをもっと感じたい」とやる気がわいてきます。目標のクリアに黄信号が灯っても、問題は自分の中にあるわけですから、なんとかできるわけです。本書を手にとられたあなたは「自分は仕事が遅い」と悩んでおられることでしょう。それはあなたが「デキない」からではなく、適切な目標設定ができていないからかもしれません。現在の仕事に喜びが感じられない人は、過去の自分を超えることを目標に据えて邁進してみてはどうでしょう?
どこに行っても自分との勝負。
他人と比べて勝ったところで。
達成感や充実感に繋がるかは疑問符。
それなら昨日の自分を超えていく。
成長を実感した方がいいと思います。
他人と比べるって自己卑下につながる。
劣等感に繋がる場合もあります。
昨日の自分と比べるのは常に自分自身です。
そこで重要なのが適切な目標設定。
あなたがデキないからではない。
適切な目標設定ができていないからはわかります。
登山経験が無い人がいきなり富士山に登ろうとする。
そんな計画を立てちゃう場合も多いハズです。
私自身の戒めとしてもこの視点は悪れないようにと思いました。
(P.128) 同じ生理的欲求でも、睡眠欲だけはご褒美に使えません。眠気にムチ打って手をつけても仕事がはかどることはなく、無理にやったとしても間違いだらけで使いものになりません。その場に突っ伏して15分でも仮眠を取ったほうが、はるかに賢明です。
私は眠りが浅いです。
浅くてすぐ起きるのは悪い面も多い。
ただ、良い面としてはこのような部分。
作業中に眠くなってしまう。
集中力が途切れている状態。
この時に仮眠を取れるのは強みです。
寝すぎることも無いですし少しの仮眠。
シャキッとして再び集中状態で作業に戻れます。
仰るように眠気にムチ打っては捗らないので活用しています。
【「仕事速いね! 」と言わせるコツ50】
・最後に書かれているまとめも良かった
【新刊】ノウハウ丸わかり 鬼頭政人の仕事速いねと言わせるコツ50でした。
おわりにの前に書かれている「まとめ」です。
こちらは今までのことがコンパクトにまとめられています。
速く知りたいという人はこちらのまとめで書かれたコツ50。
こちらを読むだけでも意識が変わるのではと思える仕事本でした。