・久しぶりに健康本の新刊を紹介
健康についての書籍。
雑学で知っておくとお得。
そのような意味合いでちょくちょく読みます。
基本的に私が特に気になるジャンル。
健康と言ってもいろんな方向性があります。
今回は「歩き方」が気になりました。
私は一般の統計以上は歩いている方かもしれません。
歩くのは苦にならないタイプです。
ただ、「正しく歩く」という部分では疑問符。
だからこそ本書を読んでみました。
せっかく歩くなら正しい方法で歩く。
正しい歩き方をマスターしていきましょう。
書名:正しく歩いて、不調を治す。 (Business Life)
著者:田中尚喜
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
出版年:2019年6月21日
ページ数:160ページ
大股で速く歩くはダメ。
小股でゆっくり歩きましょう。
本書を読むことによって普段の何気ない動作。
歩くことにより意識的になれるはずです。
・簡単にできる「歩く健康法」を提供
(P.14) 本書では改めて「歩く」とはどういうことなのか? 「歩く」となにがいいのか? 「歩く」ことでなにが改善されるのか? 「正しく歩く」とはなにか?をテーマに、皆様の日常生活のなかで簡単にできる「歩く健康法」を提供できたらと思い、筆をとりました。「正しく歩く」ことで、ひとりでも多くの方が喜びを感じていただければ幸いです。
【目次】
プロローグ1:「後ろ歩き」できれば正しく歩ける!
プロローグ2:大股で腕を振るウォーキングが流行している理由
第1章:不調の原因は歩き方にある!?
第2章:なぜ歩くといいのか?
第3章:正しく歩くための準備
本書の概要と目次です。
歩くことの重要性。
歩くことが大切と理解してる人は多いと思います。
ただ、「正しく歩く」とはです。
歩いても正しいか正しくないのかはよくわかりません。
毎日の行動で歩くことは絶対。
だからこそ普段から意識的になる。
意識して正しく歩く。
そのために本書のような書籍の知識は助かります。
(P.22-23) 「ふつうに歩くことができなくなった」
日々の通勤・通学で、私たちは問題なく歩いているのになぜそんなことを問うのでしょうか? でも、よく考えてみてください。「あなたはふだん、2時間歩くことができますか?」 こう、問われて、「そんなの、当たり前です」 そう答えられる人はまずいません。なぜ人は長時間歩けなくなってしまったのでしょうか?
あなたはどうしてだと思いますか?
大体の人は想像つくんじゃないでしょうか。
歩かなくても済むような環境が登場しています。
代表的なのが「車」だと思います。
歩いて10分のコンビニやスーパー。
その距離でも車を使う人も多いと思います。
それにスーパーに行けばありますよね。
エスカレーターやエレベーター。
それを踏まえると歩かずとも移動できます。
私は今の時代の人の平均時間以上は歩いていると思います。
それでも2時間はキツそうです。
引用は「ふだん」ですからね。
ただ、それでも多く歩く方なので正しく歩きたいです。
(P.26-27) 街中で人々の歩き方を観察してみましょう。上下に頭が動いている人は、たいてい膝を曲げています。これを助長しているのが大股での歩行です。若いうちは大股でもいいのですが、筋力が低下した高齢者には難しい方法だと思います。このまま膝を曲げた状態を続けると変形性膝関節症になるかもしれません。この歩き方では、身体の前の運動が増え、反面後ろでの活動が減少します。結果として、大臀筋(お尻の筋肉)を使わなくなります。同時に膝を曲げてしまうと、大内転筋(内腿の大きな筋肉)が使われなくなってしまいます。若いうちは、「ガニ股」にはなりませんが、年を取ってくるとそれが顕著になります。継続することで内股の筋肉も萎縮するので向こう側が見えてしまいます。
本書の読者想定層。
そこよりは私は若いと思います。
ただ、自分から「若者」とは言えない年齢です。
そこも踏まえて私の話を聞いてください。
私なりの書評ですから。
私は歩くときに「内股」です(汗)
前から意識して歩き方直したりします。
その直すときが「大股のガニ股」です。
大股までは行かずとも適度にガニ股に意識的にしています。
この辺りの本書のお話。
内股ってダメかな。
ガニ股にしっかりしなきゃ。
思い込んでいた私には貴重な話でした。
本を読むって知らない知識を新たに得られるから有り難いです。
(P.43) やはり、走る前に「正しく歩く」ことが重要のようです。走る時は両足が同時に地面につくことはありません。そのため、走ると早く移動することはできますが、疲れやすく、転ぶ頻度は増えます。また、使われる筋肉も変わってくるため、膝や腰にも負担がかかってきます。一歩で歩く時は体幹も真っすぐになるので、一定の場所に負担がかかることもなく活動できるのです。歩くことは人間の基本運動であり、体調維持に欠かせない運動にもかかわらず、その頻度が激減している状態です。ですから、走る前に、まずは「正しく歩く」ことから始めましょう。
走る前にまず正しく歩く。
ランニングではなく正しいウォーキングです。
いきなりランニングを始める。
三日坊主になる人もいるかもしれません。
ただ、それ以上に危険という部分もある。
それが引用に書かれていることです。
ある意味で三日坊主で良かったかもしれません。
いきなり走るならまずは正しく歩く。
私も正しく歩くを意識的になってから次に行きたいです。
(P.66-67) よく考えてみれば、町中をウィンドウ・ショッピングすると、気づけば3時間くらい歩いていて、ヘトヘトになっていた経験があると思います。また、旅行などで小都市を散策したりすると、あっという間に日が暮れていた、なんて経験をもつ方も多いはずです。そうなんです。ウォーキングなんて気張ると、かえって歩くことは習慣化されないかもしれません。それよりも、赴くままに散歩すればいいんです。散歩の効用は、運動量が多くなって健康になるだけではありません。散歩をすると、心が弾んだり、リラックスしたり、思わぬアイデアが浮かんできたりするものです。皆さんも、肩肘張らずに、散歩してみましょう。「ちょっと、散歩してきます」 そう言って、少し歩くだけで、ほら、気分が華やいできませんか?
この視点わかるわかる。
同じような気持ちも多いはず。
気張らず楽しみながらの視点も大切です。
ブログだって習慣化するまでです。
日記を毎日書いて100日継続する。
そこから始めてもいいんですよね。
最初からアレヤコレヤ考えすぎてしまう。
それで継続できないのも勿体ないと思います。
(P.137) 後ろ向きに数回歩くだけで、簡単に修正できることがありますので、ぜひ実践してみてください。私たちは日常動作のなかでへんなクセをつけています。それが知らず知らずのうちに歩行動作のなかに組み込まれ、バランスを欠いた歩き方につながっているのです。
私はまさしくへんなクセを身につけている。
そんな人の筆頭かと思いました。
だからこその「正しく歩いて」の本書を手にとったわけです。
「後ろ向きに数回歩くだけ」という箇所。
本書の最初の最初。
ページをめくってすぐです。
「プロローグ1:「後ろ歩き」できれば正しく歩ける!」
わかりやすい説明が書かれています。
イラストと特徴ややり方が簡潔に書かれているのですぐできます。
【正しく歩いて、不調を治す。】
・毎日する行動だからこそ意識的に
【新刊】小股でゆっくり歩く 田中尚喜の正しく歩いて不調を治すでした。
私はよく歩く方です。
今は夏になったので暑さとの兼ね合いがあります。
それでも日が沈んでからの時間。
毎日のように歩く日が多いです。
「小股でゆっくり歩く」は今日から取り入れていきます。