・仕事術を学べば毎日の仕事が速くなる
本書の視点。
着眼点とも言えます。
この後の目次を見ていただけばわかります。
「トップコンサルタント」の視点です。
お仕事は速いに越したことは無い。
もちろん、質という部分も絡んできます。
ただ、そこはトップコンサルタントです。
質も交えつつの最速の仕事術。
それに「視点」という話。
考え方も多く学ぶことができます。
今回の書評は私が考え方が好き。
テクニックよりも考え方に比重が置かれています。
書名:世界最速の仕事術
著者:中島孝志
出版社:WAVE出版
出版年:2019年5月16日
ページ数:192ページ
コンサルタント会社から。
スピードワーキングを学べ。
インプットしながらアウトプットする。
素敵な言葉だと思いますし意識的にです。
それでは私なりの書評をしていきます。
・1つでも良いから仕事に活かしていこう
(P.6) 本書は、一流コンサルタントたちの「世界最速の仕事術」を具体的に解説した。たとえひとつでも、普段の自分のビジネス・シーンに活かしていただければ、幸いである。
【目次】
はじめに
第1章:トップコンサルたちの仕事脳
第2章:トップコンサルたちのマーケティング力
第3章:トップコンサルたちの時間活用術
第4章:トップコンサルたちの問題解決スキル
第5章:トップコンサルたちの交渉力
第6章:トップコンサルたちの数字力
第7章:トップコンサルたちの成功哲学
あとがき
本書の目次と概要です。
例え1つでも活かす。
この姿勢ってすごく大切です。
私としても本を読んでいて思うこと。
はっきり言って良書と言えない本もあります。
ただ、本の中に書いてある1つがとてつもない。
参考になり超実践的なテクニック。
生活の中で凄く役に立つ場合もあるわけです。
1つでも活かしてみようと思いながら読むのオススメします。
(P.37) 一流コンサルは、ビジネスを「より小さく」「より軽く」「より低く」「より短く」「より少なく」できないかとも考える。足し算ではなく「引き算」だ。
足し算ではなく引き算という考え方。
私もこれはすごく理解できてきました。
というのも足し算の人って多くないですか?
私は特にそうですけど、ほとんどの人がそうだと思います。
ついつい、増やしたくなるのは本能じゃないでしょうか。
少なすぎて不安になる。
そのままだと現状維持ぽく感じる。
そこで何かを足してみようと試みる。
私の思考的にはこのような部分もあります。
共感する人もおられるかもしれません。
それで失敗すること多くて理解できました。
足し算ではなく引き算が大切という精神です。
この精神は大切にしたい精神と思っています。
(P.57) 「差別化戦略」というと難しく感じるが、変わったことや困難なことをしているわけではない。お客のほうで勝手に差別化(=付加価値がある)している、と思い込んでいるだけなのだ。仕掛けられるかどうかは一流コンサルの腕にかかっている。レッドオーシャンでおぼれず、ブルーオーシャンで悠々と泳がせる。どんなサービスをどう展開するか、簡単なようで難しい。
私の生き方はここ最近変わりました。
宣言した通りの生き方をします。
その事はブログよりもツイッター。
ツイッターを見ていただいている人が詳しいと思います。
簡単にいうと引用部分。
「お客のほうで勝手に差別化」という部分。
ここに私なりの注釈があるのが私なりの書評です。
『そんなに勝手に差別化はしてくれません』と私は思います。
もちろん、はてなブログ継続日数2000日以上などは差別化あります。
ただ、ツイッターでいうと『ツイ廃』などの部分。
人よりココが私は凄いですというアピールポイント。
これは待ちのスタイルではダメだと思っています。
自己アピールもしなきゃと思っているのが最近です。
自己アピールというかしっかりと簡潔に説明になります。
私自身も伝わっていないという部分は多くあります。
生き方や今後のスタイルについて。
これだって何度も伝えてようやく伝わると思います。
何度も何度も伝えると「言語化」が上手くなる。
自分が何者かがより伝えられやすいはずです。
(P.134) 情報、知識がなければ、そもそもアイデアも発想も浮かばない。人間は頭のなかを通過したものしか発想できない。たくさんインプットすれば、たくさんアウトプットできるはずなのだが、それができない理由は、どこかで着眼、着想、閃きのパイプを止めてしまうからである。テーマ、問題意識もなく、ただ漠然と知識を詰め込んでも約には立たない。役に立たない知識ならば、ないほうがましではないか。
こちらの引用とても腑に落ちました。
私はアウトプット至上主義。
アウトプットしなきゃダメだよに警鈴を鳴らしています。
警鈴と言ったら大げさです。
なんか違うよね…くらいのニュアンスでお願いします。
その答えがこちらだと思います。
「テーマ、問題意識がない」
インプットでの例えで書かれています。
私はインプットだけじゃないと思います。
インプットして行動してる人は沢山います。
でも「結果が出ない」という人です。
この「結果が出ない」がまさしく。
漠然と知識を詰め込んで実践してる。
つまり、両方の意味でもアリと思う考え方です。
(P.159) 値決めは心理的な部分がとても大きい。というのも、商品やサービスに自信のある経営者は必ず高めの値段をつけるが、良い商品、良いサービスなのに、自信がない経営者は必ずといってもいいほど安めの値付けをする。値段や価格は決めてしまうと、ころころ変えられない。だから、よくよく吟味して決めなければならない。
商品やサービスに自信のある経営者は必ず高めの値段をつける。
自信がない経営者は必ずと言っていいほど安め。
よく吟味して決めないとダメ。
これは真っ当なことだし理解できます。
私は経営者ではございません。
少しピントがズレているかもしれないのはご了承ください。
経営者じゃないと言いますかネット上での値決めです。
有料note、有料メルマガ、有料チャンネル(動画)などのコンテンツ。
買い切りなり月額なり昨今はいろいろあります。
有料noteなら値付けは上手い人がいるかもしれません。
このネタはこの値段で売るのが妥当。
このネタは秘密テクニックだからちょい高めなどなど。
どんどん値付けを高くしていく人もいるかもしれません。
ただ、最初に有料プランを考える場合。
低くつけると後から値上げできないサービスもあります。
例えば、メンタリストDaiGoさんのニコニコ生放送。
有料チャンネルで540円の設定。
これは安すぎだったかなと言っていたことがあります。
実際、私も540円での生放送は破格だと思います。
有料チャンネルは「ファン向け」の場合も多いです。
1ヵ月のみの生放送で月額540円もあるわけです。
その中でメンタリストDaiGoさんはかなり放送回数をしています。
放送回数も多く本人に質問もできたりして540円だったわけです。
だからこそ「吟味して決めないと」はあるわけです。
私の場合は『有料にしません!』宣言をしました。
これは「価格自由」で皆様に判断してもらう。
無料で消費してしまわれる場合も多いと思います。
ただ、昨今のネットは対価を払う人も多いです。
私が「価格自由」を謳っている場合。
コンテンツの価値を感じていただいた場合。
応援の資金をいただける人も多くなっていると思います。
私はその路線を歩みたいと思いました。
もちろん、私自身の付加価値を高める。
信用や信頼される人になっていくは条件です。
そんな「未来の値決め」も良いと思うんですよね。
【世界最速の仕事術】
・考え方もテクニックも学べます
【新刊】一流コンサルの視点 中島孝志の世界最速の仕事術でした。
書評は「私なりの書評」です。
考え方が多くなりましたがテクニック的なこと。
仕事術として参考になる部分が見つかる人もいると思います。