【新刊】悩みへの視点変更 齋藤孝が読むカーネギー『道は開ける』

スポンサーリンク

・名著中の名著をわかりやすく

f:id:acutehappp:20190127171334j:plain

 

著者の齋藤孝さん。

沢山の書籍を出されています。

前に書評したときに書きました。

齋藤孝先生の説明はわかりやすい。

 

噛み砕き方が断トツなんです。

理解度が高まる書籍が多いです。

今回はそんな人が解説される書籍。

名著中の名著を本人の視点を交えつつ解説されています。

 

デール・カーネギーの書籍は名著です。

人を動かすも今回の道は開けるも。

書店に行けば、全国どこでも置いてあります。

ただ、敷居が高いと感じている人もいると思います。

 

本をよく読まれる人はご存知の人も多そうです。

手に取ろうとして分厚い…。

文章量が多すぎで読めない…。

もしくは読んで挫折した人もいるかもしれません。

 

そんな人にオススメしたいのが本書。

通常通りの書籍サイズ。

それでいて齋藤孝先生の解説がわかりやすい。

悩みを解決する際の視点変更に最適かもです。

 

齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2)

 

書名:齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2)

著者:齋藤孝

出版社:創元社

出版年:2019年5月24日

ページ数:192ページ

 

22歳からの社会人になる教室2。

2というのは「人を動かす」もございます。

こちらは悩みへの対処法を若いうちに身に着けようです。

この後も書きますが、若くなくても大丈夫だと読んでみて思いました。

 

原著が濃厚すぎて読めない。

悩みへの視点変更がほしい人。

本書の解説や視点は必ず役立つはずです。

今回は私の気になる箇所と私なりの書評をしていきます。

 

・この本1冊あれば「全部書いてあったんだ」と納得できる内容

 

(P.3) この本はデール・カーネギーの主要3部作(『人を動かす』『道は開ける』『話し方入門』)のひとつ『道は開ける』を、社会人になったばかりの若い方を設定して、わかりやすく解説した本です。カーネギーは、”自己啓発書の巨人”のような人で、とくにこの『道は開ける』は悩みがあればどうすればいいかについて、ひと通り全部を解説しています。悩みに関するいろいろな本を買って読むより、この本が1冊あれば「ああ、全部書いてあったんだ」と納得できる内容になっています。

 

【目次】
はじめに
原著『道は開ける』について
第一章:悩みに関する基本事項
第二章:悩みを分析する基礎技術
第三章:悩みの習慣を早期に断つ方法
第四章:平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
第五章:悩みを完全に克服する方法
第六章:批判を気にしない方法
第七章:疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
おわりに
付録『道は開ける』名言集

 

本書の概要と目次になります。

デール・カーネギーの古典的名著。

道は開けるを齋藤孝先生が解説。

人を動かすや道は開けるに関してはオススメする人。

 

絶対に読むべしと仰る人。

大勢の方がいらっしゃいます。

とは言え、原著を知っている人。

分厚さに挫折する人もいると思います。

これをすべて読むのは無理という人です。

 

そこで本書が役に立ちます。

本書は通常の書籍と同じサイズ。

そして解説上手の齋藤孝先生が解説。

道は開けるをわかりやすく噛み砕いてくれています。

若い方じゃなくても私はオススメできると思いました。

 

(P.22) 心配や不安にとらわれていると、今日という日をムダにすごしてしまいます。哲学者のダンテが言うように「今日という日は、もう二度とめぐっては来ないことを忘れるな」です。人生は信じられないほどのスピードで過ぎ去っていきます。ですから、毎日、「今日を新しい人生」としてせいいいっぱい生きるべきでしょう。

 

1ヵ月、3ヵ月、半年、1年。

あっという間に過ぎ去ります。

1月1日からはあっという間。

5月1日からの「令和」になってからも凄い勢い。

 

私だって後悔をすれば沢山あります。

ただ、ようやく過去を振り返らない。

今を精一杯生きて現実を生きていく。

舵を切るスタートラインに立ててきました。

 

別に過去を振り返るのは良いと思います。

それを不安や心配や後悔のタネにしない。

前向きになれる振り返り方をして今に活かす。

今日という日を新しい人生として全力にです。

 

(P.40) 頭の整理が心の整理なのです。悩みがあるとき、人は心を整理しようとしますが、心は変わりやすいので、なかなかうまくいきません。でも頭は安定感があるので整理できるとすっきりします。頭で整理できないから、心が混濁して乱れるのです。悩みは、心ではなく、頭で対処せよ。偉大な哲学者デカルトも言っています。良識、すなわち理性はみんな持っています。理性を発揮して、心のもやもやを整理すればいいのです。

 

整理するというのが大切です。

岡田斗司夫さんの例えがすごくわかりやすい。

「頭の中で悩みをジャグリングしている」という話。

クルクルクルクル同じ悩みを回している。

 

だから、紙に書き出しましょう。

紙に書き出すというのは整理です。

悩みをすべて書きだすともっと悩みがあったと思った。

想像していていたよりも軽く感じたりします。

モヤモヤが解決することも多いです。

 

(P.52) ふだんから仕事をしているリズムがあって、休みになったからといってそのリズムをくずすと、変なことを考えたり、悩みが膨れ上がってきて、体調をくずすのです。「来た球を打つ」という感じで、やるべきことをリズミカルにこなしていくのが、心と体の健康に一番いいという持論です。ビートたけしさんも、映画を撮って、テレビに出て、小説も書いて、絵も描きます。「よくそんなに仕事ができますよね」と人から言われるそうですが、忙しいほうが調子いいそうです。考えてみると、暇な時間はろくなことを考えていません。私はやるべきことを詰め込むほど、昔の嫌なことが遠のくという考えを持っているので、手帳も1時間や2時間ごとのブロックに分けて、細かく予定を入れています。

 

もちろん、自分の体力との相談があります。

すべてがすべて大丈夫と断言はできません。

ただ、私も引用のスタイルの方がリズムがいいです。

そして時間があると不安や悩みの方が出るのはわかります。

 

日頃から忙しくする。

時間が余ったら娯楽の手段を日頃から持つ。

努力は努力でも「毎日が楽しくなる努力」という視点。

私は予定を入れるでもこの視点も大切だと感じています。

 

(P.60) 心配の種を追い出すには、平均的な確率から考えてみるといい、とカーネギーはアドバイスしています。たとえば死んで生き埋めになった人は1000万人に1人の割合です。落雷で死ぬ人は35万人に1人です。そんなレアな確率の出来事を幼いカーネギーは恐れていたのです。もし恐れるのなら、がんで死ぬ人間が、当時でも8人に1人はいたのですから、そちらを心配すべきでした。

 

この平均的な確率から考えてみるという考え方。

よく見る例えがこれです。

「飛行機の事故が怖い」

だから飛行機に乗れないという人へのアドバイス。

 

「飛行機事故より交通事故に合う確率のが高い」

実際、これを書いてググってみたらすぐ結果が出ました。

ワードは「飛行機事故 交通事故 確率」です。

グーグル先生がページを開かずともTOPに説明を出してくれます。

それくらいよく検索されたり例えに出るってことだと思います。

 

(P.85) カーネギーは「幸福のために闘おう!」と呼びかけています。この言葉は人をひじょうに勇気づけると思います。幸福のために闘うには、とりあえず今日の気分を整えることが大事です。明日や半年後の気分を今考えてもわかりません。未来には何が起こるかわかりません。ですから今日だけは上機嫌でいよう、今日だけは笑顔でいよう、と気持ちを切り換え、楽しい「今日」は重ねていけば、結果的に上機嫌な日々が続いて、悩みはあまり気にならなくなり、今を生きる歓びが増大されるだろうと、カーネギーは言うわけです。

 

今日だけはの精神。

未来への不安。

過去への後悔。

最初に通ずる話でもあります。

 

それなら最初から「今日だけ」という考え方。

今日だけを笑顔を10日間続けたら10日間の笑顔です。

今日の積み重ねがより良い未来に繋がります。

 

私のはてなブログ継続日数2000日以上。

これだって今日を積み重ねた結果が5年以上。

毎日ブログ更新が続いたわけです。

今から毎日ブログ更新5年を目指す!と考える。

先を考えたら長すぎて気が滅入ってしまいますよね。

「今日だけ精神」は大切です。

 

【齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2)】

齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2)

齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2)

 

 

・「今日」を積み重ねてがんばります

【新刊】悩みへの視点変更 齋藤孝が読むカーネギー『道は開ける』でした。

最後に書評した箇所。

今日を積み重ねていく意識。

今日だけ精神で年末までがんばっていきます。

より良い未来のために今日を精一杯です。