・私だってバズりたいんです!
バズるという言葉。
書名にもなるくらいです。
ご存知の方も多いかと思います。
簡単に言うと「ネットを中心に爆発的に広がること」。
めっちゃ拡散されている状況。
「バズっている」ということです。
最近だとTwitterのリツイート機能。
リツイートされまくるのをバズるという意味合いが多いです。
一昔前だと、はてなブックマークが入りまくる。
グノシーやスマートニュースなどで取り上げられる。
その結果でブログのPV数(アクセス数)がヤバイことになる。
こちらの意味合いでバズるも多く使用されていました。
今でも使用はされますが、最近はSNSの方で言われることが多いと思います。
私自身のバズり経験。
過去最高でいうと当ブログ。
不思議の国のアラモードの1日のアクセス数。
バズってバズってバズりまくりの1日。
「1日35000PV(アクセス数)」
本当にこの日のブログは何事かと思いました。
普段の2倍どころじゃなく私にとっては天文学的な数字。
ブログをそんなに見ていただくことあるんだって思いました。
もちろん、炎上とかではなく普通の記事を書いてなのでそこは注釈しておきます。
書名:文芸オタクの私が教える バズる文章教室
著者:三宅香帆
出版社:サンクチュアリ出版
出版年:2019年6月7日
ページ数:320ページ
話題の京大生ライター。
三宅香帆さんが言語化したモテまくる。
バズりまくる秘訣が書かれた文章術の新刊です。
ということで「ブログ運営本」カテゴリーの書評になります。
私自身も参考にした箇所が多く見つかりつつの私なりの書評です。
・著者が法則として言語化してまとめたバズる秘訣本
(P.11-12) 私は長年かけて、一つひとつがんばって、”法則”として言語化してきたんです。それをまとめたのが、この本です。自分のことを、誰かにわかってもらいたい。知ってもらいたい。多かれ少なかれ、きっと誰もがそう思っていますよね。これからもっと、あなたが思っていること、知っていること、聞いてほしいことを「文章」にして、好きな人に、大切な人に、そしてまだ出会っていない誰かに、楽しんでもらいましょう。
【目次】
はじめに
CHAPTER1:バズるつかみ どうすれば、振り向いてくれる?
CHAPTER2:バズる文体 どうすれば、心を開いてくれる?
CHAPTER3:バズる組み立て どうすれば、楽しんでもらえる?
CHAPTER4:バズる言葉選び どうすれば、思い出してくれる?
あとがき
引用・参考文献
本書の概要と目次になります。
本書には「モデルケース」が多くあります。
有名人の文章についての解説。
著者の三宅香帆さんが伝え方を伝授してくれます。
ただ文章術を伝えくれるだけでなく「バズる」というのが最高です。
(P.37) 単純なわたしたちは「なんとなく自分も答えを知ってそうな問い」を投げかけられると、心の壁を作ることができないんです。なら、話を聞こうかな、って気持ちにさせられる。こんなふうに「答えられそうな問い」は、特に「マニアックな話」「アカデミックな話」「高尚な話」などを読ませたいときなどに、頼もしいほど力を発揮する書き出しです。スピーチでも使えます。
昨今の地球温暖化に関する議論は……と書き出すより、「最近の天気って変だと思いません?」って書き出したほうが、読む気になりますよね。
地球温暖化を最近の天気って変だと思いません?に変換。
確かに身近に感じられて読む気になりますよね。
自分が知っていると、ついつい専門用語って使いがちです。
その手のことにどっぷりと浸かっていると忘れがちの視点。
例えば、SNSをよく使う人。
本書の「バズる」という言葉は想像できると思います。
でも、SNSをまったくやらない人。
ネットの専門用語がわからない人からしたらです。
バズるという言葉からは何も連想できません。
ちなみにバズるという意味。
ネットを中心に爆発的に広がることです。
本書は「ネットを中心に爆発的に広がる文章教室」。
そのようにも言い換えられることになります。
忘れがちになりがちの視点なので気をつけたいと思います。
(P.51) 簡単に応用してみましょう。たとえば「文章は読まれてナンボ」を語ろうとして場合、
・今回は文章とアイドルについて書きます。
・今回は文章と言葉について書きます。
・今回は文章とコンビニのお弁当について書きます。
と書いてみました。以上はなんの計画性もない書き出しです。なのですが、なぜかそうやってふたつの言葉を並べてみることによって、思考はそのふたつの言葉の共通点、相違点、類似点などを見つけ、展開させようと働いてくれる気がする! 文章が走り出しやすい書き出しだと思いませんか?
このテクニック最高です!
私は確実に文章が走り出します。
元々、短編小説を書いてたのが役立つ思考回路です(笑)
私の頭の中では2つの言葉のいろいろがあぶり出てきます。
何にも浮かばないけど、文章を書かなきゃというとき。
ぜひ私も試していきたいテクニック。
それに試してみてはどうでしょうか?というテクニックになります。
文章とコンビニのお弁当について書きますってテーマとしても面白いです。
(P.70) 自分の個人的な気づきを、「よくわからないけどね」と正直に書く。すごく現代的な文章術ですよね。「と思う」「って感じ」「かもしれない」「とは言えないだろうか」「可能性がある」 いずれも、むやみやたらに使うと文章をぼんやりさせる語尾ですが。わからないなりに結論めいたことを書くよりも、わからないことはわからないって書くほうが今は、誠実さが伝わるのかもしれません。
私のブログもツイートもです。
こちらの路線が近いと思います。
「断定は避けるスタイル」の書き方。
いつもブログを読んでくださっている人。
わかるという人も多いかもしれません。
そもそもこの文章もそうかもです(笑)
私の場合は今の時点の私を書きます。
ブログは5年半以上ずっと毎日書き続けています。
ツイッターだって毎日ほとんどの日います。
つまり、逃げも隠れもせずネット上にいるわけです。
それを踏まえると今はわからないこと。
数年後にわかったり当時はこうだったけど、今はこう!
そういうブログを書いたりツイートできるわけです。
断定はしないけど、等身大の自分を赤裸々に書いていく。
そのスタイルは私自身の書き方として続けていきたいです。
(P.82) もしも文章が長くなってしまって、「肝心の情報が伝わりにくいかな」と心配になったときは、一度、できる限り体言止めにしてみることをおすすめします。箇条書きみたいになり、いる情報といらない情報を頭の中ではなく、視覚的に整理しやすくなるはずです。
私のTwitterのツイート。
文字数オーバーだと体言止めツイート。
削るところは削るとそうなります。
やってみて思うのは意外とこっちのがいい?
コンパクトに肝心の情報だけ伝わる。
意外と悪くない方法だと感じています。
それにいる情報といらない情報を整理できる。
ツイートするときに見ていて整理しやすい。
バカにならない方法ですし実際おすすめです。
(P.165) 「これから書く文章は、読み手のどういう感情に訴えかけたいんだろう?」っていう視点で書けるかどうか、が大事。たとえばある物語の感想を書くにしても、自分が面白いと感じたことをずらずら書き連ねるよりも、「読み手にとっての、面白さはなにか?」を考えてから書きはじめたほうが、うまくいくはず。せっかく読んでくれるんだから、なんらかの「読んでよかった」と思える理由をさしだしたいですね。
本書の書評は「ブログ運営本」カテゴリー。
本書を読む理由は「バズる文章を書きたい」という私の視点。
もう1つが、書評するからにはブログを読んでくれる人に役立つ視点。
著者さんをリスペクトしておすすめ本として紹介したい。
この気持ちがあり私なりの書評をしています。
【文芸オタクの私が教える バズる文章教室】
・「バズる」という定義も人それぞれ
【新刊】拡散!! 三宅香帆の文芸オタクの私が教えるバズる文章教室でした。
あなたは「バズる」ってどんな感じを想像しますか?
たとえば、Twitterならリツイート100個以上でバズる。
いやいや、1000個以上のリツイートからバズるでしょ。
人それぞれの基準というか定義があるかもしれません。
私自身のブログのバズり体験を最初に書きました。
実はその前に「バズった」という経験がありました。
そのときのアクセス数が「1日7000PV」くらいでした。
しかしながら、その後に1日35000PVを経験しました。
その時に「あっ、バズるってこういうことか…(汗)」
察し…という感じでバズる凄さというのを体感しました。
Twitterでのバズり体験はまだございません。
ツイ廃としてはツイートのバズりを体験したい思いもあります。
バズる文章を書いていけるように精進していきたいです。