・700ニキさんならではの視点が良かった
本をたくさん読むことによる効用。
いろんな視点が知れる。
いろんな着眼点がわかる。
損することないですし得すぎます。
今回の著者である「700ニキ」さん。
私はまったく知らずに手に取りました。
Twitterのフォロワー39000人もいるんですよね。
やっぱり知っている世界しか見ていないと思いました。
知って好きだったら深掘りするのが私です。
早速、Twitterのフォローしました。
本書を最初から最後まで読んで書評では語らない部分。
書評前に書いておこうと思います。
著者の700ニキさんの経歴が異色です。
何とヴィジュアル系バンドで武道館に立った人。
私はこういうの気になるタイプなので検索しました。
「700ニキ ヴィジュアル系バンド」
このような感じにググりました。
検索結果のTOPに出てきたのが超メジャーバンド。
『えっ、本当に?』といろいろ下まで検索結果を見ました。
顔出しもしているようですし、そうなんでしょうね。
解散までがめっちゃ早かった印象あるヴィジュアル系バンド。
私は有名所の楽曲はめちゃくちゃ聞いていました。
楽曲をよく聞いていたのは私がヴィジュアル系バンド大好きだからです。
一時期はヴィジュアル系バンドばかり聞いていました。
今でもその名残りで、あさきさんとかJanne Da Arcの話。
シドなどは当ブログでも語る機会があります。
著書でよく過去の活動などを語る人。
でもその活動の具体的な詳細がわからなかったりは検索してもあります。
まさかここまでメジャーで知っている名前が出てくるとは思いませんでした。
それだけで背筋を伸ばしました。
しっかり聞いておこうと親近感まで湧きました。
人間って不思議なものです(笑)
私にとってはそのような部分もあります。
ただ、「視点」や「着眼点」でとてもタメになるはずです。
書名:賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む
著者:700ニキ
出版社:KADOKAWA
出版年:2019年5月24日
ページ数:256ページ
最高のタイミングは待つ技術から。
最近の世の中はすぐに始めろ。
見切り発車でも良いからまずは手をつけろ。
そのような主張をする書籍が多すぎです。
その路線に警鐘を鳴らす部分もありの本書の書評をしていきます。
・私が人生においてもっとも重要だと考える「タイミング」について伝えるために書きました
(P.10-11) 本書は、私が人生においてもっとも重要だと考える「タイミング」について、伝えるために書きました。もし、あなたが「あなた自身のタイミング」を知り、人生の大きな波にうまく乗って生きていきたいと思うならば、ぜひ本書を読んでみてください。
【目次】
はじめに
第1章:最高のタイミングは「待つ技術」から生まれる
第2章:空気を読まずに流れを読む「決断の法則」
第3章:最強メンタルで「最高の自己実現」を実践する
第4章:あらゆる本質を見抜く「超・観察力」を鍛える
第5章:時代を味方につけるトレーニング
おわりに
本書の概要と目次の部分。
とにかく行動しろ。
とにかく挑戦しろ。
そのように言われる昨今。
ただ、闇雲に動いてもダメですよ。
世間一般的に言われる本のアンチテーゼ的な部分。
「タイミングの重要性」について書かれているのが本書です。
私も本書を読んで「賢者のタイミング」のエッセンス。
身につけてここぞというときに活かしていきます。
(P.28) よく耳にするのが「とにかく何でも、すぐに始めたほうがいい」という忠告。変化の激しい時代なのだから、一刻も早くスタートしたほうがいい。その論理は、たしかにそうかもしれませんし、何もしないよりは、すぐに始めるほうがいいのは間違いありません。だからと言って、無計画に、そして無鉄砲に始めてもいいかと言えば、それは違うというのが私の見解です。
700ニキさんの仰る理由が書かれています。
最近の書籍はほんと「何でもすぐに始めよう」に寄っています。
いろんな本を読んでいて、700ニキさんのような主張。
タイミングの重要性を書く人は皆無です。
そのような意味でも本書の視点や着眼点。
素晴らしい視点が満載でした。
私としても立ち止まって考える。
タイミングを意識せずの行動。
後からしたら後悔することも多いです。
それを踏まえて肝に銘じたい視点でもありました。
(P.38) 「この3ヵ月は寝る間も惜しんで勉強する」「あと1年は今の会社で実力をつける」といった具合に期限を決めてください。新しいことを始めるためには、「自分に残された時間は、あと○ヵ月しかない」などと自分を追い込み、その期間に集中して準備をするわけです。そこまで追い込まなくてもできる人はいいのですが、追い込まれないとできない私のような人は、ぜひ試してほしいと思います。
私は追い込まないとダメなタイプです。
2019年は勝負の年。
今年変わらなければヤバいという感覚。
感覚だけじゃなく環境や自分自身です。
そのようなヤバさを感じています。
もっと追い込みつつの期限を決める。
2019年下半期を徹底的にやり抜く覚悟。
それでいて闇雲に動くのではなくタイミング。
本書で言う「賢者のタイミング」です。
しっかり見極めつつ目に見える「成果」を出したいと思います。
(P.58-59) あなたの人生の最終目標は何でしょうか――。即答できる人は、ほとんどいないと思います。だからこそ逆に、人生の最終目標を明確に設定している人は、他の人とはまったく違う存在になれます。最終目標さえあれば、ブレることもありませんし、モチベーションが下がることもありません。またあとで述べたいと思いますが、メンタルが病むこともないのです。そのくらい、人生の最終目標は大事です。
日々の生活を惰性的に生きてしまう。
その要因にもなってしまうかもしれません。
人生の最終目標が決まっていないということはです。
人生の最終目標が決まっていたら変わるんじゃないでしょうか。
残された時間を考えて勝手に動き出すと思います。
それにモチベーションが下がることがない。
メンタルを病むこともないも相乗効果あると思います。
私もその辺りがまだまだ薄いんだろうなと思いました。
自分と向き合う時間にリソースを注ぐ。
その上で流れを読み自分を進めていきたいです。
(P.68) 結局のところ、タイミングとバランスが大切ということ。お金ばかり追い求めてやりたいことをやらないでいたら時間が過ぎ去ってしまいますし、時間はたくさんあってもお金がなければ、あまり自由ではありません。もちろん、「今は頑張るときだ」と誓って、1、2年はひたすら仕事に打ち込むことも大事です。そういう時間は、あとで必ず自分の財産になるのも事実です。ただ、後悔しないように力を抜くことも大事だと思っています。繰り返しになりますが、その時期は、自分で決める――。それに尽きるのではないでしょうか。
その時期は…自分で決める。
私にとってのその時期。
2019年下半期。
7月1日~12月31日を全力で。
これは何度も書くことによって自分を鼓舞。
意識的になり「今はがんばる時期!」と覚悟を強く。
誓いを立てているのもあります。
後悔しないような2019年後半戦を送っていきます。
(P.125-126) みなさんも、これからどん底を味わう可能性があるかもしれませんし、もうすでに経験している人もいるかもしれません。本当につらいとは思いますが、1年でもいいので覚悟を決めて頑張ってほしいと願っています。どん底から這い上がり、必死に頑張って登り切った山の頂からは、これまでとはまったく違う景色を見ることができます。これまでの人生とは大きく変わった世界が現れるはずです。
本書の引用部分と書名。
私の実体験でもわかる部分あります。
というのも当ブログを始めた理由。
どん底のどん底で失うものは無いという境地。
1日2~3記事ブログ毎日書いて3ヵ月で成り上がる。
それくらいの決意と覚悟を持ってスタートしました。
それが、2013年12月31日になります。
私が別のタイミングでブログをスタートしていたとします。
果たして今のブログ継続日数2000日超えは出来ていたのか。
私自身としても疑問なのでタイミングって重要です。
【賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む】
・もう1度、違う角度で読み直す
【新刊】世のすぐ始めろ路線に警鐘 700ニキの賢者のタイミングでした。
本書は今の私とって「ベストタイミング」です。
良書中の良書と言えるくらい本当にタイミングが良かった。
今回は書評ありきで読み進めました。
それを踏まえてもう1度、違う角度で読み直す。
じっくり考える部分は考えたりメモする。
ノートに書き出したりしながら最後まで読んでみようと思います。
焦りや不安が強い私の今だからこそ「タイミング」を意識です。