・5章の情報収集力を高めるスキマ時間活用法が特に大好き
孫社長に怒られて学んだ。
ラクして速い仕事術53。
私はIT系の人に関して。
名前は存じている人は多いです。
ただ、著者の須田仁之さん。
私は本書で初めて知った印象です。
といっても、こちらのお三方。
けんすうさん、家入一真さん、経沢香保子さん。
ご存知の人ばかりです。
というよりも、けんすうさんの最近のツイート。
もしかしたら、触れていた?
思うこともあるので知らないってこともないと思います。
ちなみに私は、けんすうさんはだいぶ前から大好き。
家入一真さんも大好きだったりします。
この2人が関わるなら知らない人では無いと思います。
逆説的に言うと先入観が無く読めた1冊かもしれません。
本書を読んで私の好きなタイプなので須田仁之さんが気になりました。
Twitterで須田仁之で検索しても見つからない。
ググったら「すだ」というアカウントが見つかりました。
プロフィールなどを見たら御本人だと思いフォローしました。
貪欲に新しいことに触れたいですし知ったらすぐ実践。
このようなところでも行動あるのみだと思っています。
書名:捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法
著者:須田仁之
出版社:かんき出版
出版年:2019年3月20日
ページ数:224ページ
本書の着眼点は本当に良かったです。
最初に第5章が良かったと書きました。
須田仁之さんの情報収集術。
それに情報収集に関しての知見は目からウロコでした。
私も最近の書評した本を思いつつも改めて見直そう。
貪欲に行こうと思ったので私のオススメも含めて書評していきます。
・優秀なビジネスパーソンを見た中での抽出したメソッドを体系化
(P.6-7) この本では、思考、コミュニケーション、マネジメント、資料作成、情報収集について僕がこれまでのキャリアで学んだこと、また数多くの優秀なビジネスパーソンを見てきたなかで抽出したメソッドを体系化してお伝えしています。僕は社畜時代を通して、ほとんどの仕事術を「量稽古」で身につけてきました。もちろん、量をこなさなければ伸びない力もあるのですが、本書では涙と汗をできるだけ流さずに済むノウハウを中心に選びました。これらを実践することで、AIやテクノロジーが猛スピードで発展している現代を生きるうえで本当に必要な、人間にしかできない仕事力を養えるはずです。また、ご自身が抱える業務のなかで、「何がムダなのか?」「効率化して成果を出すためにはどうすべきか?」という問いに対する根本的な解答が見い出せるでしょう。
【目次】
はじめに
第1章:頭を使おうとしている人ほど仕事が遅い
第2章:コミュニケーションはムダが9割
第3章:ゆるく尊敬される上司が最強
第4章:元資料作成マシンによる手抜き術
第5章:情報収集力を高めるスキマ時間活用法
第6章:効率化ばかりすると退屈な人間になる
おわりに
本書の概要と目次。
それ以外にも著者のコラム。
隣の仕事効率化として3人。
けんすうさん、家入一真さん、経沢香保子さん。
お話が書かれているので参考になります。
私も実際に本書の学びを活かしていこうと思える箇所。
ノウハウを実践していこうと思っています。
(P.20) 物事の大半は「自分のこと」と認識しているから辛いのです。例えば、自分がRPGゲームをやっていて、そのプレーヤーに起きているだけだったら、たとえ自分と同じ名前の主人公にしていたとしても、「そこまでは傷つきませんよね。ゲームなんだから。現実じゃないんだから。つまり、オレじゃないんだから。自分を「主観」でとらえず「客観」的に見れば傷つかない。もちろん言葉で言うのは簡単で、自分を完全に「客観視」することは難しいですが、意識するだけでも少しはラクになるはずです。
ネット上のハンドルネームのときは別人。
ゲームに限らずこのような人もいるんじゃないでしょうか。
昔からよく言われてるテクニックですけど、バカにならないと思います。
ただ、著者の須田仁之さんが仰るようにです。
主観でとらえず客観的に見れば傷つかない。
言葉で言うのは簡単だけど難しいというのは同意見です。
でも慣れてくると客観的に見れるようになりますしラクになるのは確かです。
繰り返し繰り返し意識すると状況を俯瞰的に見て客観的に判断できます。
いろんな人の著書で出てきて印象に残っていること。
矢沢永吉さんのエピソードもまさしくこれです。
「オレはいいけど、YAZAWAはどう思うかな?」
世界のYAZAWAとしての自分がどう思うかという部分。
2つの視点の自分としてきっちり見ているわけです。
傷つかない方法だけじゃなく視点として参考になると思います。
(P.28) 極論に聞こえてしまうかもしれませんが、仕事における優先順位なんて、考える時間がもったいないです。すぐ終わるものは終わらせておく。これが基本であり、かつ最強の仕事術です。どうしても優先順位をつけたいのなら「すぐ終わるもの」と「時間がかかるもの」に分けるくらいにしましょう。前者は、夜遅くだろうが朝早くだろうが、移動中だろうが、トイレの時間だろうが、会議中だろうが、「思いついたらすぐ終わらせる」という精神が重要です。
私の場合はこれです。
「本を読んでブログ記事にして書評する」
これは毎日の生活に組み込まれているわけです。
どうせやるなら優先順位なんか関係なくやるのみ。
できるときに進めてどんどんやっています。
集中できる時間に集中して進める。
途中になったら途中のまま放置。
続きから始めるで1記事を完成させます。
前にツイッターのDMで質問いただきました。
「ブログ記事って書くのどれくらい掛かってるんですか?」
その答えが、、
『本の内容や私なりの考えもあるので1日2~4時間くらい』
バラつきありますけど、毎日それだけブログ記事に割くわけです。
だったら進めるときに進めたほうが記事を毎日更新できるんですよね。
1日の優先事項としてブログを位置づけている。
そのように思われるかもしれませんが、少し違います。
引用のような視点。
「考える時間がもったいないです。すぐ終わるものは終わらせておく」
ブログ記事を書くのはすぐには終わりません。
でも「考える時間がもったいない」です。
どうせ、毎日投稿なら終わらせておけるように進めておく。
思いついたらブログすぐ進める精神で動いているのが実情。
だから私としては共感できる話です。
(P.122) 勘違いしがちなのですが、自分一人の仕事を徹底的に手抜きしても、大きな成果を出すことはできません。「仕事=人との関わり合い」なわけですから、手抜きを考えるならば、効果的に「人を巻き込む」ことが必須です。僕がこれまで数多くの会社や起業家を見てきたなかで感じた、最も代表的な巻き込み術は、とにかく「しつこいプレー」です。普通の人よりも熱量が多く、暑っ苦しい。ものすごい熱量で語って人を巻き込みます。
私のこれからの部分。
「人を巻き込むこと」だと思っています。
結構、一匹狼タイプなんですよね…。
もちろん、ブログやツイッターで仲の良い人。
距離感が近く話せるタイプの人。
居ないことは無いです。
今年に関しては数年前に比べたらかなり進歩しました。
とは言え、まだまだだと思っています。
ものすごい熱量で語って人を巻き込む。
こちらに関しても反省点があります。
『令和から本気出す!』に関して。
頓挫しているように見えて毎日、脳内で必死に考え中。
むしろ、熱量が薄いと思っているので高めている最中です。
リベンジするときはリベンジを絶対に成功させる覚悟で取り組みます。
(P.170-171) 情報収集術は、自分の情報リテラシー次第でスタイルが異なります。RPGゲームのレベルと同じようなもので、自分の情報リテラシーがまだ低いステージでは、とにかく情報との接触機会を増やす「大量の情報洪水を浴びること」が有効な訓練になります。今の社会では主にインターネット経由での情報収集がメインになるので、ニュースサイトの閲覧、TwitterやFacebookなどソーシャルメディア上での情報チェック、メールマガジンの定期購読など、とにかくインターネット上の情報を片っ端から浴びていくわけです。そこには個人の罵声や誹謗中傷もあり、雑音も多いので決して効率的ではないかもしれません。でも、そこにイチイチ囚われていてはいけません。肩の力を抜いて、考えることはせずに、ただただ「浴びるだけ」でいいんです。下手に感情移入することもなく流し読みです。ポイントは、「これはいったいどういう意味だろう」などと自分の頭を使わないこと。
昔は著者の須田仁之さんよりの使い方でした。
色んな情報に触れすぎた弊害ですかね。
自分でノイズぽい情報を省いてしまうんですよね。
今は情報源を自分なりにスッキリさせてしまっています。
だからこそ初心を思い出して情報を詰め込んで見る。
流し読みスタイルをもう1度やってみようかと思いました。
メルマガやGunosy系も最近はご無沙汰です。
そういう意味でも自分の情報収集は凝り固まっている。
新しいものも含めて情報に触れて浴びていこうと思います。
最近、書評したばかりの堀江貴文さんの新刊。
情報だけ武器にしろにも書いてありました。
とにかく情報を浴びまくれ!と。
自分みたいなタイプが取捨選択しまくっていたらよろしくない。
反省点としても今一度、見直して浴びまくろうと思います。
ただし、後半には自分が情報レベルが上がったら遮断しようとも書かれています。
同じニュースばかり見ていてもしょうがないですからね。
改善しつつブラッシュアップして膨大な情報を浴び続けるのが大切だと思いました。
私も情報収集に関して見直すきっかけになるここ数日の書評です。
ちなみに著者の須田仁之さん。
「Mynd」というサービスを継続利用しているそうです。
知ったら試すというのは大切。
私もこの記事を書いている段階で利用することにして登録しました。
(P.202-203) スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学で卒業生に向けて行ったスピーチで、僕の好きなフレーズがあります。
それは「点と点を結ぶこと」です。
過去に起きた出来事、たまたま出会った人との縁など、一見何のつながりもないように見える「点」が未来に結びつくことがある。しかも、それは決して予測できない、という話です。
[中略]
ですから、好奇心や直感が反応した、「ムダだ」「非効率だ」と思うことでも、迷わず取り組んでみてください。ただし、その結果を短期間で判断してはいけません。「何年後、もしかしたら死ぬ直前になって、線になるかもしれない」ぐらいに考えて行動しましょう。
効率ばかりを求めてしまう。
そうなると短期間での結果で判断しがち。
長期的な視点を見失ってしまいそうなのはあります。
無駄が無駄じゃなかったり非効率なところから最高の出来事が生まれる。
私はそのような視点って大好きです。
予測できないことに出会いたい。
2019年もまだまだ前半戦です。
後半戦に向けてこれからを考える言葉。
「点と点を結ぶ」視点は意識したいと思いました。
【捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法】
・スマホにニュースアプリを入れるところから
【新刊】情報収集力は必読 須田仁之の捨てる、手を抜く、考えないでした。
情報はとにかく浴びろという考え方。
私も昔を思い出して実践したい今日このごろです。
私的にどうしてこうなってしまったのかを分析しました。
本を読む前はほんと浴びるようにネットから情報を得ていました。
逆にいうと「本に価値を置きすぎ」になったと思います。
ネットの情報なんて玉石混交だし本からの方が良いよね的な考え方。
それが私的には原因になってしまったのではと思いました。
そこをもう1度見直して情報収集していこうと思います。
Myndというサービスに早速登録したのは書きました。
Gunosyなども今一度試してみようかと思います。
ニュースアプリも昔に比べたらかなり数が増えましたよね。
後はメルマガ系も久しぶりに検索して探そうと改めて思えました。
本書を読んで「情報収集のスイッチが入った」と言える刺激的な1冊。
書名は「捨てる、手を抜く、考えない」ですが、力が違う意味で入りました(笑)