・閃きの視点を学べる新刊
閃き方。
アイデアの出し方。
人それぞれの方法。
出し方があると思います。
コツがあったとしてもコツもそれぞれかもしれません。
私の場合は絞り出す。
かなり前に紹介した「ブレインダンプ」的な方法。
とにかく紙に書きなぐりアイデアを可視化する。
考えるのは後にして脳内から出し尽くすタイプです。
それがメインですが、アイデア系の出し方の書籍。
著者ならではの視点が学べるの大好き。
こういうアイデアの出し方もあるんだと気づく。
こういう視点いいなと気づかせてくれる。
モノの見方が変わることも多いので有り難いです。
多様な視点で見ることが出来た方が今の時代は何かといいですね。
アイデアは捨てる?疑問に思える書名の新刊を書評です。
書名:アイデアは捨てるとうまくいく
著者:堀宏史
イラスト:ヤギワタル
出版社:宣伝会議
出版年:2019年3月31日
ページ数:212ページ
ラクしてひらめく!
新しい発想を得るためのヒントになる本。
視点変更する際に役立つだと思います。
なぜなら凝り固まってしまいますからね。
私としても最近はその視点では見てなかった。
この角度から見たらいいかもと思える視点が多く見つかりました。
それでは私なりの書評をしていきたいと思います。
・当たり前と思われてきた考え方を捨ててみましょう
(P.7) 本書では、より良いアイデアを発想するために、これまで当たり前と思われてきた考え方を「捨てる」ことで飛躍的にアイデアの幅を広げていく方法をお伝えしていきます。「話題」を見つける、「情報」を集める、「企画」を立てる、「実現」する、の4パートに分け、私が実践するアイデア発想法の中でも、すぐに取り入れられるものを集めました。パラパラとめくりながら、興味のあるところからぜひ試してみてください。
【目次】
まえがき
第1章:「課題」を見つける ~本当の課題の探し方~
第2章:「情報」を集める ~デジタル時代のリアルを探そう~
第3章:「企画」を立てる ~「捨てる」ことでアイデアは広がる~
第4章:「実現」する ~どうやって説得し実現していくのか?~
あとがき
参考文献
本書の目次と概要です。
課題、情報、企画、実現。
4パートの堀宏史さんの視点が書かれています。
当たり前と思われてきた考え方を捨てる。
どうしても既存の考えで対応してしまいます。
枠組みを変えることによってブレークスルー。
今まで出てこなかったアイデアが出てきます。
本書はアイデア出しの手助けになること間違いなしです。
(P.20-21) 例えば、ある動画を100万回再生することを目標にしたとしましょう。目標を設定すること自体はいいのですが、その目標を達成するために、ブランドがもたらす価値と相反するようなアイデアで再生回数を達成したとしても、それは本来のブランドのもたらす世界観を毀損してしまうことにしかならないのです。こういった場合はやはり、一度「目的」に立ち戻って、本来もたらされるべきプロダクトやサービスの価値を本当に体現しているのか、といったフィルターで考えてみる必要があるということなのです。目的を達成することを目指していけば自然と目標は定まってきます。いつも「目的」の視点を大事にしていきましょう。
Twitterでせっせとフォロー数を増やしている人。
引用で書かれていることはそちらにも当てはまると思います。
というのも、数だけ増やす目的だとやめちゃう人が多い印象です。
1000人とか3000人とかフォロー数をせっせと増やしている人。
数ヵ月後にはアカウントがまったく動かず止まっているのよく見かけます。
これは数字が目標になり「目的」が疎かになっていた。
本書でいうところの目的の視点が薄いからじゃないでしょうか。
Twitterに限らないですが現在進行系でやってるという人。
目標を目的の視点で見直してみるの良いと思います。
(P.27) 一度「成功体験」を捨てましょう。過去の成功体験を捨て、新しい生活者の目で課題を直視してみましょう。そうすることによってはじめて、過去の事例とは違った要素が多いことに気がつくのです。前提条件が変わった時には、常識を疑い・新しい視点を持つことが必要なのです。実際のところ私たちは変化が嫌いです。なんだかんだいっても、これまでのやり方を無意識に選んでしまうものなのです。だからこそ、常に「成功体験を捨てる」「過去のやり方とは違うやり方を選ぶ」ということを自分に課す必要があるのです。
常識を疑い新しい視点を持つ。
変化が嫌いというのは仰る通り。
だから私は新元号を上手く使用しています。
【令和から本気出す!】とめっちゃ言っています。
元号も変わって私も変わっていくの大チャンスの時期です。
私は宣言してもダメダメだった悪習慣断ち。
3つの悪癖を矯正しようと5月1日からがんばっています。
この機会にあなたも『変化』に挑戦するのはいかがでしょうか?
(P.35-36) 知的好奇心を刺激する新しい情報を積極的に取り入れているか、新しいジャンルにチャレンジしているか。最近のインプットを見直してみるとアウトプットの質も変わってきます。例えば、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで、自分とはほとんど接点のない人たちをフォローしてみてはどうでしょうか。実際、僕も自分の属性や趣味領域とは違う高校生や大学生、女性のファッションやメイクアップのインフルエンサーなどいろんな種類の人たちをフォローして、自分の関心領域とは違う人たちの興味領域に普段から触れるようにしています。そうすることによって、違うコンテンツやトレンド、言葉をリアルな感覚で自分の中に取り入れることができるのです。
私がバンドリ!を始めた理由はまさしく。
接点が無いところとの接点です。
元々がゲーム好きであり音ゲーマー。
ここ数年はまったくだったので触れました。
知的好奇心がすごく高いタイプなので関連が無いような人。
そういうフォロワーさんのツイート見るのも楽しいです。
知らない世界が知れるからこそ見ていて楽しい。
私は元々がこちら側と言えばこちらです。
それを「意識的」に解放しています。
(P.41) 無理をするのではなく「自動的に自分が動ける状態にする」のが大事なポイントなのです。そのためには、いろんなルールを作ってみたり、まわりに宣言してみたりと、自分を自動的に動かすアクショントリガーを用意するとよいでしょう。なによりも、自分が楽しむ姿勢はまわりを明るくして、同じ方向へと導く力があると思います。
ルーティンワーク。
アクショントリガー。
私も持っておいた方が良いと思います。
意識せずともスムーズに出来るようになります。
ただ、1つ注意点があります。
『悪癖と結びついている』パターン。
長年の習慣となります。
そうなると凝り固まってしまう。
惰性的に動いているだけもあります。
定期的に見直してみるのが良いと思います。
まわりに宣言と言う意味ではこちら。
【令和から本気出す!】
私はTwitterで堂々と宣言。
やり抜く覚悟と貫く意志!
『ゼッタイ宣言』してしまいました。
今は自分を動かすアクショントリガーがこちらです。
(P.85) コスパを追求した先には何があるのでしょうか? そこにはコモディティ化した情報とアイデアしか残らないのではないでしょうか。付加価値のあるアイデアを開発しようとするならば、まず「コスパ」という行動の基準を捨てましょう。何でも「コスパ」で判断される現代だからこそ、「コスパが悪い」とされている行為が必要になってくるのです。映画ファンの間には、「生涯の1本に出会うためには、100本の無駄な映画を観なさい」という言葉があるのですが、これは本当に面白いと思える1本の映画に出会うためには100本の映画を見る必要があるということなのです。同じように、1冊の素晴らしい本に出会うために100冊の本を読み続けることも必要なのです。そして、残りの99本の映画、99冊の本も決してムダではないのです。大事なのは、その時その時の興味に応じて幅広いジャンルに触れて「楽しむ」ことなのです。
引用の視点は大切ですし私は大賛成。
このタイプであり読書もまさしく実行中です。
これとは別に私なりの視点も書きたいと思います。
コスパ、コスパと追求することの弊害。
弊害と言いますかよく考えてみてください。
AI化の社会で機械と同じようにコストパフォーマンス重視。
そんなことをしても機械に負けるに決まっています。
落合陽一さんだったか堀江貴文さんだったか。
10年後の仕事図鑑だったかも忘れました(汗)
誰かが書いていました。
これからは人間らしいムダも大切という話。
ムダという部分に人間らしさがある。
私は納得できる部分ですしムダを排除しすぎた人間。
機械とあんまり変わらないような…と思ってしまいます。
例えば、Twitterでも私生活をまったく感じないアカウント。
自己啓発BOTと変わらないようなツイートのみ。
それだと親しみやすや人間らしさがまったく感じません。
BOTで垂れ流しているなら別ですよ?
でも本人が丹精込めた文章ならもったいないと思います。
【アイデアは捨てるとうまくいく】
・まとめ
【新刊】新たな視点を学ぶ 堀宏史のアイデアは捨てるとうまくいくでした。
「発想の転換」という言葉。
使い古された言葉ですが正論です。
転換すればアイデアになることは多いです。
アイデアは捨てるとうまくいくという言葉もそうですよね。
視点や着眼点を磨くに良い1冊でした。