【新刊】私のSNS持論アリ 境治の爆発的ヒットは想いから生まれる

・SNSは遊びと仕事の融合

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私はツイッター大好き人間。

自分の事をTwitter廃人と言っています。

それくらいTwitterというSNSが大好きです。

1日のほとんどの時間をツイッターに費やしています。

睡眠時間に続いての時間がツイッターかもしれません。

 

これは「遊びと仕事の融合」でもあります。

持論としては「楽しく」なんですよ。

私はツイッターは楽しむ場所という視点を大切にしています。

昔チャットにハマっていた時期があります。

その感覚の延長線上がツイッターなんですよ。

 

最近「クリエイター支援系」が増えてきていませんか?

少し前から「note」というサービスが流行っています。

最近だと「polca life」というサービスが発表されました。

これは月額でクリエイターさんを支援するという試みで発表されました。

私の持論として今後はこちらが主流になるのでは?と思っているんですよね。

 

クリエイター支援 vs 乞食行為

 

この対極図ってあると思います。

ネットでの意見は賛否両論です。

というよりも「肯定派より否定派が多い」。

私としてはまだまだそんな印象があります。

たとえば、polcaに関してですよ。

 

polcaに関して乞食行為だと揶揄するような人。

それに同意するような意見って多い気がします。

でも、私はその人に魅力が無ければ支援しないと思うんですよ。

批判する人って批判するだけで実際にサービス利用しない人が多いと思います。

それに実際に支援を受けると感じることがあります。

 

それが「支援の輪」です。

自分が困っているときに助けてもらった。

違う困った人に返していこうと強く思えます。

これって誰にも迷惑かけてないですし批判される事じゃないと思います。

むしろ、批判する人って何も関わっていない。

外野の安全地帯から石を投げつけている感じなんですよね…。

私はこういうの数年後には古い価値観になるのではと思っています。

 

爆発的ヒットは“想い

 

書名:爆発的ヒットは“想い"から生まれる SNSから始める新しい時代のマーケティング

著者:境治

出版社:大和書房

出版年:2019年2月23日

ページ数:240ページ

 

本書は「爆発的ヒットは想いから生まれる」です。

『想い』って部分は私も重要だと思います。

そもそも、先程の話に繋げると支援したいという人ですよ?

polcaなりAmazonほしい物リストです。

何かしら「想い」を感じるから支援する人が大半だと思います。

それをまったく知らない外野がとやかく言うのって滑稽じゃないでしょうか。

本書を読んで私はますます思いましたし私なりの書評していきます。

 

・時代の変化に適応するように価値観ブラッシュアップ

 

(P.5) 本書では、こうした事例を事細かに見ていく。そこでは意外にもピュアさとか情熱とか、およそデジタルとはほど遠い人の”想い”がヒットを起こす芯になっていた。その奥にいくつかの法則がうっすら見えてきた。この本では、私がどうやらこういうことらしいと言語化してみた新しいヒットの法則が各章で解説されている。正確に言い当てることができたか、それは読者の皆さんに委ねるしかないが、新しい潮流であるのは間違いないと思う。

 

【目次】
はじめに
序章:CMや広告だけで「火がつかなくなった」のはなぜ?

[PART1 《テレビ》のヒットに学ぶ新しいコミュニケーション]
第1章:『おげんさんといっしょ』の大ブレイクはどのように起こったのか
第2章:『おっさんずラブ』を大ヒットさせた「コミュニティ」のパワー

[PART2 《映画》のヒットに学ぶ「口コミの連鎖」の起こし方]
第3章:『君の名は。』の革命的ヒットが変えたもの
第4章:『カメラを止めるな!』の「爆発的に広がる口コミ」の秘密

[PART3 SNSからすべてが始まる時代のヒットのセオリー]
第5章:「伝わるメッセージ」の組み立て方を「日本死ぬ」から考える
第6章:想いをヒットにつなげる方法

おわりに
参考にさせていただいたツイート

 

本書の目次と概要。

書評カテゴリーは「ブログ運営本」にしました。

私はマーケティング視点はブログに役立つと思っています。

そもそもマーケティング視点って大切にするの良いと思うんですよ。

なぜなら「人を大切にする」って視点が溢れているからです。

私としてもブログやTwitterに活かせる部分を参考にしています。

本書からもこれからのSNSの利用方法。

こういう価値観なんだ!と思う部分に多々気づかせていただきました。

 

(P.28-29) バナー広告と言えば、そうやってようやく車種を決めたあと、私がネットに接触するとあらゆるクルマのバナー広告が表示され続けた。興味がない車種のバナーがいたるところに出て来るので閉口した。いま企業が行っている広告コミュニケーションがいかにちぐはぐか。CMだけではとくにクルマのような高額商品には足りない。ネット広告はバナーを表示する以上はやる気がないようだ。ユーザーは頑張って主体的に情報を検索するしかないが、膨大な情報量に疲れてしまう。各企業は莫大な予算をこうしたコミュニケーションに投下しているわけだが、もたらしているのは私が体験したようなちぐはぐさなのだ。

 

これはあるあるです。

私以外にも引用を読んであるあると感じた人。

大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。

購入するためにいろいろ検索する。

無事に自分に合う商品を購入しました。

 

その後に検索結果で購入した商品関連のオススメ商品が出まくる。

うんざりした経験ある人も多いと思います。

これってどうにか出来ないんですかね?

AIが進化すると改善するのか見ものでもあります。

 

(P.39) 記事であれ番組であれ、そのコンテンツが適切な人に届いたかどうかに価値がある。そして広告もなんとなく接触したコンテンツより、意志を持って接触したコンテンツに添えて見せられたほうが効果は高い。意識せずに読んだ不倫記事にクルマのバナー広告がついていても、ほとんど効力を発揮しないだろう。だが未来のクルマの進化について書かれた記事にクルマの広告が添えられていれば興味を持って接してくれる可能性が高い。視聴率もPV数も広告効果の指標のはずだが、その前提は闇雲に広告を表示すればいい、という考え方だった。そうではなく、適切なコンテンツに適切な文脈で表示されることがこれから重視されるだろう。

 

言われてみると確かにです。

ただ、私としては少し違う部分があります。

先程と矛盾する部分も少しあるのはご了承ください。

GoogleさんやAmazonさんの資産額って凄いじゃないですか?

莫大な費用を「不満への投資」にしている。

その事を感じる部分あるので私は全否定しないんですよね。

実際に引用部分で最後に書かれていること。

「適切なコンテンツに適切な文脈」の部分は意識していると感じます。

 

(P.69) 先に「ファンづくり」に時間をかけて取り組むべきなのだ。大々的に宣伝しなくても、ネット上で自然にターゲットと商品の出会いの場をつくり、徐々に好きになってもらう。そういうやり方がまず重要だと言われるようになってきた。よく言われるのだが、これまでのマーケティングの手法は、フロー型だったのかもしれない。大量の広告出稿で短期的には売ることができても、結局は飽きやすい一時的なユーザーを獲得しただけで時間が経つと商品から去ってしまう。これからはストック型をめざすべきなのだろう。広告の大量出稿をアテにするのではなく、商品の良さを感じて理解してくれるファンを徐々に徐々に増やしてしっかり根づかせていく。言わば、狩猟生活から農耕生活に進化するようなものだ。そんな時代に、すでに入っているのではないだろうか。

 

私もこれからの時代は「ファンづくり」と思うんですよね。

SEO(検索エンジン最適化)をまったく意識しないというわけではないです。

ただ、機械よりも人間って話になります。

私が過去に書いたことになります。

 

Google AdSenseの審査(合否)に一喜一憂しない。

それよりも「換金額(入金額)の8000円」を意識しましょうという話。

これはその通りであり少し違います。

最近の流れを感じて考え方を少しブラッシュアップしました。

それが「クリエイター支援サービスの充実」です。

 

サービスに限らずなんですよ。

個人でブログスポンサーになりますという人の多さです。

私はブログを書いているブロガーです。

だからブロガー界の事になります。

ただ、これって有名になる前の駆け出しユーチューバーさん。

それにボカロPさんや歌い手さんなどなど。

芽が出る前の輝く人に既に支援しているような層の人っているかもしれません。

 

フレンドクラウドファンディングのpolca。

polca lifeというサービスを発表しました。

これは「継続的」にクリエイターさんを支援しようというサービス。

毎月の支援に繋がるサービスみたいです。

私はこういう流れってすごく良いと思っています。

 

昔ながらの価値観の人がまだまだ居ます。

そのような人は支援を集めるのは「乞食行為」みたいに言う人が居そうです。

ただ、私は支援を集めてどうにかする行為をこういうの言うの違うと思っています。

なぜならまったく魅力が無い人に支援しようとは思わないから。

その人に魅力があるからこそ支援しようと思う。

だから外野がとやかく言うのはお門違いでありスルーで良いと思います。

 

私は「逆転現象」が起こるのではと思っています。

今は「肯定派より否定派」が多い印象もあります。

ただ、私自身がpolcaをやってみての感想です。

『無言で支援する人の多さ』に驚きを隠せませんでした。

本当にギブの精神で支えようと協力してくれる人の多さに気づきました。

もちろん、私もそれに甘えず『ギブ側にまわりたい』と思っています。

 

1年、2年で逆転するとは思っていません。

でも5年、10年を見据えたら「クリエイター支援サービス」です。

主流になり受け入れている人の方が多くなりそうと感じています。

そもそも自分が損するわけじゃないんだし否定することも無いと思うんですけどね。

これは妬みや嫉妬もあるのかなと少し思わなくも無いですが話が脱線するので略。

 

要は何が言いたいかというとです。

検索エンジン最適化で機械相手の文章を目指すのではない。

それこそ「ブログスポンサー(2000円)×4人」がすぐに集まるブログ。

こちらを目指す方向性もアリなのでは?と私の価値観が最近変わってきています。

最近Twitter見ても今の検索エンジンは何か違う…と疑問や不満を抱いている人。

多くなってきている印象があるんですよね。

それなら本書をなぞって応援してくれる人に「想い」をぶつける。

検索エンジンではなく自分を好きな人をさらに好きにさせる。

その方向性を模索していくのもアリな流れなんじゃないかと感じています。

 

(P.176-177) SNSはデジタルのコミュニケーションだ。そうすると一見、ドライで冷静なものになったように思いがちだ。だが逆に、情緒的でエモーショナルな方向にむしろいままでより傾いた。そしてそこでは、短い言葉が重要だ。長い文章のブログが人びとの間を飛び交うのも、タイトルの言葉が心を揺さぶるからだ。言葉の力は紙のメディアの時代よりもかえって重要になってくる。

 

私も引用の境治さんが仰ること。

同意見ですしSNS時代になりコミュニケーションが活発になったと思います。

というよりも私はチャット世代だったのでより密になったと思います。

そもそも、私はSNSが無ければ対人関係なんて終わっていました。

インターネットの恩恵やインターネットへの感謝はよく書いている通りです。

どんな引きこもりの人でもインターネットを利用したらです。

今の時代は人が絡まないってなかなか難しいと思います。

それにわざわざネットでも人が嫌いだから人がいないところに行く。

そのような人も少数派だと思うんですよね。

ネット時代だからこそ大事な部分だと思います。

 

(P.193) 考えるべきは3つの軸だ。ひとつ目は、説得力のあるメッセージであるかどうか。何を言いたいかを追求し、はっきりさせるべきだ。2つ目は、そのメッセージを具体的な言葉にする、キーワード化する。そのワードが拡散力を持てるかどうか、よくよく検証すべきだろう。3つ目は、そのキーワードはコミュニティに支持されるか。ターゲットに共感されるか、と言い換えてもいい。届けたい人びとに届く言葉になっているかどうか、見極める必要がある。これは結局、コミュニケーションの基本だ。相手を見て、言うべきことを明確に伝える。当たり前のことが、SNSの時代にあらためて大事になってきた、ということなのだ。

 

考えるべきは3つの軸。

 

(1)説得力のある言葉

(2)言葉を具体的にする

(3)その言葉がコミュニティやターゲットに共感されるか

 

私の持論です。

「リアルorネット」

「リアルorSNS」

このような考え方ってもう取っ払って良いと思います。

リアルもネットもイコール(=)で結ばれている時代。

「ネットだから○○」はもう古くなっていくんじゃないでしょうか。

だからこそ本を読んだりツイッター見たりして価値観をアップデートしておく。

SNS時代を生き抜く術はいろんなところに転がっていると思います。

 

【爆発的ヒットは“想い"から生まれる SNSから始める新しい時代のマーケティング】

爆発的ヒットは“想い

爆発的ヒットは“想い"から生まれる~SNSから始める新しい時代のマーケティング

 

 

・まとめ

【新刊】私のSNS持論アリ 境治の爆発的ヒットは想いから生まれるでした。

「転換期」ってあると思います。

ネットサービスの移り変わりの時期。

これからは「クリエイター支援」が当たり前の時代だと思います。

ただ、書評部分でも書いた通りで否定的な意見も多く出るでしょう。

肯定派と否定派で人それぞれ様々な感情が出ると予測します。

 

その時に大切なのって「自分がどちら側に行きたいか」じゃないでしょうか。

私が実際にpolca支援を受けて感じた部分。

「何も言わずに支援だけして立ち去るカッコよさ」です。

私からすると「ギブの精神の塊」だと思います。

見返りを求めずに困っている人を助けていく。

私はこちら側の人間になっていきたいとより強く思いました。

 

というよりも「お金をまわしてまわして」行く考え方かもしれません。

自分のところで止めるのではなくクリエイティブな人に投資する。

その人がクリエイティビティを開花させて資金的に余裕が出る。

資金に余裕できた人が困っている次の人にまわしていく流れです。

お金の循環だと思いますし健全な流れでもあると思うんですよね。

 

今はお金に対してネガティブな感情。嫉妬や妬みも含み持たれやすいと思います。

でも臨界点を迎えて考え方が変わる時代も来るんじゃないだろうかと感じています。

現にクラウドファンディングだって好意的に思う人はだいぶ増えましたからね。

「爆発的ヒットは想いから生まれる」という書名。

当ブログも私の想いを毎日ぶつけてより良くしていきたいです。