・今の時期だからこそ「習慣」を考える
本日は2019年4月5日。
新社会人さん。
新入生さん。
中学から高校へ。
高校から大学への人もいるかもしれません。
別れもあり出会いもあるのが春です。
何かと環境が変化しやすい時期。
ここ最近の私はツイッターです。
『新社会人や新生活に捧げるオススメ書籍1日1冊』
毎日1冊この時期に相応しい書籍を過去記事で紹介しています。
それと同時に思ったのが本書。
「習慣」についてになります。
習慣についての書籍。
久しぶりに紹介すると思います。
本書は前々から読みたかった書籍でした。
それと同時に「習慣化」は今の時期にピッタリです。
というのも「新社会人」さんに主に向けてです。
もちろんみんなに当てはまると思うので聞いてください。
新社会人になり学生時代より早起きが億劫。
朝起きるのが苦手という人もいると思うんですよ。
「生活リズム」が変わってしまいますからね。
でも、社会人の方の感想です。
そんな時期もあったな~。
最初はそんな時期もあったけど今は当たり前。
つまり「慣れ」という部分。
これは習慣化になっていますよね。
どんなに遅くに寝たとしても翌日が仕事なら早起き勝手に出来る人もいると思います。
本書は習慣化を改めて学べる書籍。
私としても原点回帰で学べる箇所がとても多かったです。
当ブログの初期の書評は「習慣」についてを多めでお送りしました。
その感覚がよみがえってきたと同時に私も今の時期だからこそ見直そうと思えました。
そんな素敵な書籍がこちらになります。
書名:習慣が10割
著者:吉井雅之
出版社:すばる舎
出版年:2018年11月21日
ページ数:272ページ
5万人を変えた続けられる最強スキル。
習慣が続かないという嘆き。
意志の力ではないとはよく言われることです。
習慣化できないのは理由があります。
逆に言えばそこを理解すれば継続できることは継続できるわけです。
私のはてなブログ継続日数は1922日。
1日も休まず更新しているブログだって習慣化だと思います。
そんな私だからこそ習慣化の大切さを改めて語りたい書籍がこちらです。
・習慣形成メソッドは年齢や職業や学歴等は一切関係なし
(P.4) 私がご紹介する習慣形成メソッドは、年齢や職業、学歴などは一切関係ありません。老若男女どんな人でも役立ちます。もちろん、あなたにもです。本書を読んで、習慣を創り出すスキルさえ身につければ、思い描いた通りの人生を送ることができるとお約束しましょう。
【目次】
はじめに
第1章:人生は「習慣が10割」
第2章:なぜ、あなたは続けられないのか?
第3章:意志が弱い人でも続く! 「最強の習慣化」スキル
第4章:「脳の力」で、習慣を超強力にする
第5章:習慣の力で、「あなたの人生」が動き出す
おわりに
本書の目次と概要になります。
習慣を創り出すスキルを身につける。
そのようにすれば思い描く人生を送ることができる。
私は大げさでもなく「習慣が10割」という書名。
その通りだと思うくらい習慣化って大切だと理解しています。
書評は新刊時期からは遅れてしまいました。
でも前からめちゃくちゃ読みたい書籍でした。
実は私のAmazonほしい物リストに発売直後から入れていました。
それくらいこの書籍には発売直後から注目していたんですよ。
ようやく読むことが出来ましたし読んで良かった書籍でした。
(P.19) 物事がうまくいかない時、人間なら後ろ向きの感情が湧いてくるのは仕方のないことです。「自分のせいではない」と思いたい気持ちもよくわかります。だからこそ、一つだけ揺るぎない事実をお伝えしましょう。それは、「今の自分を作り上げたのは、自分自身である」ということです。もっと正確に言えば、過去の言葉や行動、思考など、1つ1つの積み重ねが今の自分を作り上げてきたのです。つまり、「習慣」が人生のすべてを決めているということ。これはまぎれもない事実です。
過去の言葉や行動や思考など。
私はこの部分が超重要だと思います。
この積み重ねが今の自分です。
そしてさらに重要なのがこちらになります。
※「他責」にしていたら人生は変わらない
すべて自分自身のせいと言ったら冷たいですか?
私としては散々の家庭環境だったので気持ちわかるんですよ。
両親のせいだったり環境のせいだったり言ってしまう気持ちです。
私の育った家庭環境は電気やガスが止まったりお風呂に毎日入れない。
それにブログでは語れない色んな事が多々ありました。
だから「お前に何がわかる!」と思われるような人よりほとんど酷いと思います。
でも「感じ方」って人それぞれです。
これは私が「もっと酷かった」ということを言いたいのではありません。
要はどんな劣悪な環境でも自分次第で切り開けるってことです。
私が言われるのはよくそんな環境からいろいろ出来ているよねって話。
自分次第でいくらでも今からどうにでも出来るのが人生なんですよ。
その部分も含めての「習慣化」の大切さを語りたいのが本書です。
(P.31) 何かを習慣化できたという実績が、あなた自身を変えてくれるのです。重要なのは「何を続けるか」ではありません。続けることそのものに、とてつもない価値があるのです。私たちは過去を変えることはできませんが、未来を作ることはできます。そして未来を作る手段が、「習慣を作ること」なのです。どんなに小さなことでもいいから、何かを続けること。それが人生を変える大きな第一歩になります。
続けることそのものにとてつもない価値がある。
この事は私のはてなブログが1番わかりやすいと思います。
これはこのブログ記事を更新する前。
だからブログ日数と継続期間は1921日です。
この記事を更新したらはてなブログ継続日数は1922日になります。
私としてはここまでの日数を重ねて特に思うのが今年になってからです。
今年になってからやけに私が尊敬するような人からのお言葉。
それに著者さん自らコメントをいただく機会が増えたんですよね。
ブログ続けることって誰でも出来ないと改めて感じる出来事です。
(P.36-37) 事実は1つだが、捉え方は100通りある。これが真理です。この捉え方も、習慣の1つです。「こんな時は、こう考える」という思考習慣が積み重なって、自分という人間を作り上げています。だから習慣さえ変えれば、「不景気だからチャンスだ」と思える自分も、「あの上司にもいいところがある」と思える自分も、作ることができるということです。習慣を味方につければ、他人や環境に左右されずに自分の人生を歩んでいくことができます。習慣は、資格や教養をはるかに超える協力な武器になることを、ぜひ知ってもらいたいと思います。
事実は1つだが捉え方は100通り。
当ブログを読んでいる読者さん。
私が声を大にして言いたいのはこちらです。
人の考え方って「否定する必要はない」ってこと。
人それぞれの考え方があって当たり前という前提。
私はこれはいつも書いているので聞き飽きたと思います。
人それぞれの正義があるって話です。
私は私の考え方がある。
でも別の人はこういう考え方がある。
この考え方は違うでしょって思うのも当然なんですよ。
なぜなら育ってきた環境や感じ方も人それぞれだからです。
大事なのは「許容するって考え方」だと思います。
『人それぞれ違う考え方があって当たり前』という話。
論破しても意味がないところを論破してもしょうがないんですよ。
お互いに体力を消耗するだけだと思います。
それならこういう考え方もあるのか~って思えばいいんですよね。
別に受け入れるまで行かなくても良いから多様性を理解する。
捉え方に関してはいろいろあると思うほうが生きやすいですよね。
(P.96) 何かを「続ける」のではなく「始める」と考えてみましょう。これなら、「とりあえずやってみる」という気持ちでスタートできます。「始める」という言葉なら、「何だかワクワクする」と感じる人も多いでしょう。そもそも「小さな習慣」は、続ける以前に「まずやってみること」に価値があります。どんなにささいなことでもいいので、自分との約束を決めてやってみると、今まで気づかなかった自分の”本性”に出会えます。「靴を揃える」と決めてやってみた時に、意外ときっちり続けられる自分がいるかもしれないし、最初の1週間は続いたけれど8日目からは適当になってしまう自分がいるかもしれないし、初日から挫折する自分がいるかもしれません。いずれにしても、過去の自分がどのような姿勢で物事に取り組んできたのかを感じることができるはずです。
何かを続けるのではなく始めるという考え方。
私はブログ継続日数で考えると継続の人。
そのように思われるかもしれませんが違います。
それはいろんなことを「始めている」んですよ。
それこそ引用例のように初日から挫折してしまうもあります。
でも「始めて見ないとわからない」なんですよ。
自分に合う合わないって始めて見てわかる部分があります。
まずはスタートを切ってみましょうということです。
これも私が当ブログで何度も書いていることになります。
※三日坊主はいいんですよ
三日坊主は悪い言葉ではありません。
ネガティブな言葉に捉える必要は無いです。
私は「3日も継続した」で良いと思います。
初日から挫折することだって多いんですよ?
それなら3日坊主で終わってもすごいじゃないですか。
それに3日坊主で中断してしまった。
1日休んだくらいでやめる必要もございません。
3日坊主→2日休み→3日坊主→2日休み
3日やって2日休み。
こう考えると継続していると思いませんか?
毎日ブログ更新している私が言うのもなんですがという前提です。
このような感じに更新していてもすごいと思うんですよ。
これはこれで継続ですし自分が継続できるならこの考え方も参考にだと思います。
(P.108) 習慣が続かない人には、ある共通点があります。それは、「1個前の習慣」を意識していないことです。例えば、「毎朝6時に起きる」と決めたとしましょう。たいていの人はこれだけで早起きを続けようとしますが、実は大事なことを忘れています。それは、「何時に寝るか」を決めることです。遅い時間まで夜更かししたり、日付が変わるまで飲み歩いていたら、翌朝6時に起きられるはずがありません。毎朝6時に起きるなら、「夜12時には寝る」などと就寝時間も決める必要があります。これが「1個前の習慣」です。
最後に紹介するこちらの方法。
超オススメという方法。
私としても意識していこうと思えました。
引用例にある通りの事例。
早起きの場合です。
「朝6時に起きるぞー!」
このように決意する人は多いと思います。
そこから「だから○○時に寝る」と決定する人。
居ないとは言いませんがほとんどの人は意識しないと思います。
ここが超重要なんじゃないでしょうか。
習慣を継続するためには1つ前の行動を意識する。
私としても大切だと改めて感じます。
私の場合はブログの記事投稿が分かりやすいかと思います。
最初の頃は1日2~3記事のブログ記事を投稿していました。
これはある意味で時間も考えていました。
「0時」or「12時」or「18時」or「21時」
このようにこの時間辺りに記事投稿するという目安を立てていました。
今でも「18時~19時」にブログ記事を投稿しています。
今は意識的にならなくても投稿できるようになっています。
これがまさしくの「習慣化」だと思います。
標準がこの時間に合っているので自然と投稿準備前(下書き)に持っていけています。
習慣化するなら1個前を考えておく。
私はブログに関しては実践しているので他の部分。
良い習慣が継続できない部分も意識したいと思えました。
【習慣が10割(吉井雅之)】
・まとめ
人生を変えるキッカケになる習慣本の超良書 吉井雅之の習慣が10割でした。
本書は「習慣が10割」という書名。
習慣本をたくさん読んでいる私としてです。
書名で大きく出ていると感じました。
ただし、その書名も言葉だけではございません。
それに恥じない内容だと思いました。
第5章の「良い習慣を続ける」はまさしくの具体例。
あなたの継続したい習慣ややめたい習慣に当てはまる部分。
見つかると思うので本書は全体を通して構成がしっかりしています。
習慣の基礎を学ぶのもヨシだし復習や実践する人にもオススメできる書籍でした。