・マンガも可愛く理解しやすい潜在意識本
内面の投影。
鏡の法則。
頭では理解しても腑に落ちない。
行動をすぐに変更できる人って稀だと思います。
慣れ親しんだ習慣がありますし仕方ないと思うんですよね。
私は「ホメオスタシス」に翻弄されています。
ホメオスタシスを簡単に言えば「恒常性維持機能」です。
要は変化しても戻って「現状維持」を選んでしまうということです。
これは好き好んで選ぶわけではなく「戻す性質」と言ってもいいかもしれません。
変わった→戻る→変わった→戻る
私も「頭では理解してもまだまだ活かせていない」と思います。
でも、弱さがわかるからこそ書評していてもダメになるパターンが認識できます。
これが優等生で東京六大学を卒業して一流企業にすぐ就職。
そんなんだと順風満帆なおまえに何がわかる!って言われそうです。
もちろん、そういう人はそういう人で参考になる見解を述べてくれます。
私では思い浮かばない「なるほど!」と思える視点を提供してくれます。
参考にさせていただく部分も多いのでこれは否定ではないんですよね。
自分に「合う合わない」ってあるじゃないですか?
だから「私なりの視点」と書評に書いています。
何にしても「潜在意識」について学ぶの大切です。
私は自分を変えたいと思い学んで功を奏したのは潜在意識を学んだからもあります。
一応、「変わる」という経験もしているわけです。
ループを断ち切って現状が変わった。
それは潜在意識を学んでいたおかげな部分もあるんですよね。
そこから元に戻った感があるのは書いた通りでご愛嬌ですがw
本書は少し珍しい「女性向けの潜在意識本」になります。
と言っても、男性が読んでも大丈夫な内容ですし安心してください。
書名:“人生マルゴト底上げするしくみ"をマンガで解説 いいことしか起きない「幸せ100%」の生き方
著者:斎藤芳乃
イラスト:片桐了
出版社:大和出版
ページ数:176ページ
いつもこんなに頑張っているのなんでうまくいかないの!?
私も気持ち的にこうなること多いのでとても共感します。
私の場合は「あっ、いつもの負の沼にハマるパターンだ」と認識する。
だいぶ、客観的にはなれるようにはなってきています。
これもそれもこのような書籍を読んだおかげもあります。
本書はマンガの解説部分も可愛らしくわかりやすい。
潜在意識についてまったく知らない人にも伝わりやすいと思いますよ。
・本当に変われるの?と不安になる必要はございません
(P.6) 本書を手にしたばかりのあなたは、「それでもまだ、私は傷ついている」「それでもまだ、理不尽なことに納得いかない!」と思っているかもしれませんね。「本当に変われるの?」と不安になるかもしれません。大丈夫です。本書は、そんなあなたのために書きました。なるべくわかりやすくお伝えするために、漫画と一緒に解説していきます。
【目次】
はじめに:今までの自分を卒業しよう!
第1章:潜在意識って、なあに?
第2章:憧れていた豊かな生活を叶える!
第3章:私だけの天職を見つける!
第4章:心が震えるくらい、男性から愛される
第5章:人間関係でこじらせるのをやめる!
第6章:潜在意識を書き換えれば、幸せしかない人生になる
おわりに:「本当に奇跡は起きるの?」というあなたへ
本書の目次と概要になります。
「潜在意識を書き換える」という部分。
私は本当に肝だと思っています。
先ほど「戻る」と書きました。
これは私自身がまだまだ潜在意識を書き換えられていない。
だから、戻されるんだなって思う次第であります。
本書は、簡単に言うとこうなります。
潜在意識とは、お金について、恋愛について、人間関係について。
人それぞれ気になるジャンルが網羅されていると思います。
「潜在意識的な視点」で解説してくれています。
今までの人生うまく行っていない人はあなたが悪いわけではございません。
潜在意識について知らなかったから上手く行かなかっただけなので安心してください。
(P.31) 潜在意識にこのような情報があると、私たちは「自分で考えずに、ノータイムで怖がったり、避けたり、苦しんだり、悲しんだりしてしまう」ことになります。私たちの不幸は、こうしたメカニズムを元にできあがっています。「自分を苦しめる情報が潜在意識の中に存在していて、それに影響されて、支配されている」からこそ、ノータイムで苦しんだり、つらくなったりする方向に「自分が望まなくても、いつのまにか動いてしまう」ということなのです。
潜在意識の中=95%の中に、どんな情報が入っているかによって、自分がノータイムでどう動くかが決定されてしまっている。そして、その情報次第で、自分自身も「無意識に、自動的に、ノータイムで動かされている」ということになります。
自分が望まなくてもいつの間にか苦しい(ツラい)方に動いてしまう。
たとえば、どん底から抜け出しました。
抜け出したのに数年後にまたどん底に落ちています。
これは本人はどん底を望んでいるわけではないですよね。
習慣部分だってそうだと思います。
ダイエットしたのにリバウンドしてまた太ってしまう。
禁煙して吸わなくなったと思ったらまた吸い出してしまう。
「本人はやめたい」と思っているのにやめられない。
無意識に、自動的に、ノータイムで動かされてしまうという部分。
まずはここを認識しておくのは大切だと思います。
もちろん、これを言い訳にしたり免罪符にしてはいけません。
そういうパターンがあると「パターン認識」しておく。
だから潜在意識の情報を「書き換えておく」ってことです。
私も「戻す力が強いと認識」しているのは逆説的に言うと書き換えられていない。
違う「パターン認識」を2019年は詰め込んでチャレンジしようと思っています。
(P.48) 潜在意識の「幸せを実現化するルール」のひとつに、「情報があるかないか」という条件があります。私たちの潜在意識には、「潜在意識の中にある情報しか現実化できない」という性質があるということです。
そもそも人間は「知っていることしか知らない」わけです。
言葉にすると当たり前と思う人も多いかもしれません。
でも、本当にそうなのかな?って疑問に思うことが多々あります。
だって、知識として知っていれば回避できることって世の中には多いです。
それなのに知識を得ようとしている人って多くは無いと思います。
それは「現実」という中で生きて「習慣」が形成される。
「情報収集」という概念が無いと娯楽に流されてしまう人も多いと思うんですよ。
小さい頃から親が本を読んでいる子どもは本を読む子が多い。
読書率が高いみたいなデータがあったと思います。
私は本を読み出したの「2012年辺り」からなので20歳超えるまでは全然読んでません。
読んでもマンガを読むくらいの親も読書しない家庭に育った典型的な人でした。
ところが「甥っ子くん」や「姪っ子ちゃん」です。
小さい頃から活字たっぷりの小説などを多く読んでいるんですよね。
それプラスで図鑑係などもよく読んだり読書しています。
これは両親が読書しているからではございません。
では何かと言うと「私の影響大」だと思いますw
この子達が幼稚園くらいのときは今以上に多く本を読んでいました。
当ブログでよく書く「1日3~5冊くらい」読書していた時期です。
小さい頃は公園に連れて行ったりよく遊んだりしていました。
そして、私が本を読みまくっているのも間近で見ていたんですよね。
話が少し脱線しましたが、情報がないなら自分から取りに行くのも大切。
私みたいに20歳超えてから読書するようになって本の虫になっても遅くないです。
(P.77) 「頑張っている私」とは裏腹に、「どうせこうなる」と潜在意識が決めているからこそ、自分の努力がすべて打ち消されてしまうのです。こんなとき、「こんなに頑張っているのにどうしたらいいの?」と悲しくなりますよね。でも、こうしたときほど、「頑張ること」を一度やめて、「潜在意識を書き換えること」を優先してみてください。ここでの潜在意識の書き換えは、「『どうせこうなる』と決めてしまった私」がいると思い出すこと。過去、あまりに苦しい経験が続くと、人は「もうこんな結末しか得られないんだ」と、「私はこうなる運命の人間」と、自分を諦めるようになります。諦めた理由は、「何度やってもうまくいかなかった過去」があるからなんです。
引用部分はとても参考になる視点です。
「どうせこうなる」と潜在意識が決めていると努力がすべて打ち消される。
先日の記事でここ最近は「諦めグセがついてきた」と書きました。
これが、「どうせこうなる」という無意識なのかなって思いました。
何度やってもうまくいかなかった過去があることを理解しておく。
「潜在意識を書き換えておく」のを優先するは私も実は現在しています。
年始に「100日チャレンジする!」的なことを書きました。
Twitterでは軽く触れましたが、実は既にやっていません。
やっていませんと書くと語弊があるかと思います。
挫折してやめたわけではなく継続はしていましたからね。
では、どうしてやめてしまったのか?ということになります。
それは、まさしく本書のこの部分。
心の奥底で「どうせこうなる」と思っているわけです。
だったら、先に潜在意識をもっと書き換えておこうと思いました。
本書を読んでみてやはり!と腑に落ちたのでもう大丈夫です。
書評をしている今は「1月28日」になります。
新年の目標を立てて挫折した人も多いかもしれません。
そんな人に捧げたい部分かと思います。
新年の目標に挫折してしまうのは運命づけられています。
だからこそ、潜在意識の抵抗を考慮しておきましょうって話です。
(P.136) 人間関係のほとんどが、こうした「自分が自分に対して、どう接しているのか?」という、潜在意識が原因となっています。無視されているのであれば、自分が自分を無視している。やりたいことがあるのにやっていない。言いたいことがあるのに、そのイヤな気持ちを感じてあげていない。自分のことよりも他人の都合をいつも優先する。自分の気持ちを押し殺して何かに向かう。これらすべて、「自分を無視する行動」です。それが現実=眼の前の問題となって現れているのです。
冒頭に「内面の投影」や「鏡の法則」と書きました。
「人は自分を映し出す鏡」とはよく言われます。
人を変えようとするよりも自分を変えることを優先する。
自分が変われば他人も変わるというのは「認識が変わる」部分もありますからね。
私が思うのは「みんな悪い意味で他人を気にしすぎ」だと思います。
もっと「自分に対してやること」って沢山あると思うんですよね。
私は一時期「ゴシップニュース断ち」をしていた時期があります。
簡単に書くと2ちゃんねるやヤフーニュースのコメント(ヤフコメ)などを見ないです。
私がゴシップニュースを確認するのが特に多かったのがこの2つのサイトでした。
だからゴシップネタを徹底的に見ないと決め込んで生活をしていました。
その効果は「ハッキリ計測できるものでは無い」とあらかじめ書いておきます。
【名著】 私も今日から21日間チャレンジ!! もう、不満は言わない】
計測できるものでは無いですけど、効果は抜群。
個人的な感覚では生活に良い意味での波及効果は出ました。
去年、「もう、不満は言わない」という書籍を書評しました。
こちらの21日間チャレンジをもう1度意識しようかと思っています。
他人(ゴシップニュースも含めて)よりも自分のことを考える。
内面の整理整頓をしておく時間を作ったほうが有意義です。
(P.157) 人にはメンタルブロックがあって”幸せになるのが怖い”と無意識に制限がかかるんだ
・幸せになったら、嫉妬されてしまうかもしれない
・幸せになったら、いい気になっていると思われる
・幸せになんてなれない、過去、他人を傷つけてしまったから
・幸せになんてなれない、ラクになったら落とし穴があるから
・幸せになんてなれない、もっと頑張らなきゃダメ
あなたは「幸せになるのが怖い」と言われてどう思いますか?
「そんなバカな~私は幸せになりたい!」と思う人が多いんじゃないでしょうか。
私自身としては「無意識に制限がかかる」は納得しています。
なぜなら、「・」で書いた5つの引用部分です。
私は納得できて腑に落ちる部分が多いからです。
私の実体験として「最初と2つ目」に絡めて書きたいと思います。
当ブログの「2014年2月~5月くらい」は凄かったです。
ブログ記事を書けば、すべての記事がヒットするくらいの状況。
はてなブックマーク(はてブ)で50ブクマ以上入るのは当たり前。
はてブで500ブクマされることも多々ありました。
Gunosy(グノシー)などでも当ブログがよく掲載されていました。
しかしながら、自分の中に「幸せになったら嫉妬されてしまう」があったと思います。
当ブログのはてなブックマークに否定的なコメントやタグをつけられる。
1人にやたらと攻撃されて粘着されて夢にまで出るくらい精神的に来ました…。
その人のはてなブックマークのアイコンが夢に出るくらいでしたから(汗)
それは「はてな運営」さんにメールして開示請求等して解決しました。
ただ、そこで私は当ブログの方向性を変えてブログ名も変更した流れがあります。
そのときに書いたことで今も忘れていないことがあります。
「はてブが全てじゃないし今後は、はてブを追い求めない」的なことを書きました。
引き寄せの法則的にいうと「あなたの願いを叶えましょう」ですね。
そこから、当ブログにブレーキ掛かってはてブがまったく入らなくなりました。
今にして思うと「メンタルブロック」だと思います。
もう1つは、「初Polka(ポルカ)」の話です。
こちらは現在は《まだ》行っていません。
私が「Polka(ポルカ)」に挑戦したいとブログやTwitterに書きました。
そうしたら、女子大生の人ですか?
MacBookをもらうため(買うため?)にウンタラカンタラで炎上しているそうですね。
炎上しているそうですねというのは私は事の顛末をまったく確認していません。
Polkaというワードが目についたしツイートしてる人が多いので視界に入った。
それだけの話しなんですけど、これも私の「メンタルブロック」だと思います。
Polkaやる前から私の「潜在意識がめちゃくちゃビビっている」わけです。
「Polkaして見ている読者さんに変な風に思われたり嫌われたらどうしよう…」
それを「内面の投影」として私の前に差し出したのが一連の流れだと思います。
一連の流れって私はこの炎上している本人がどこの誰かもまったく知らない人ですがw
だから、幸せになるのが怖いって無意識はまだまだ私の中に根深いと思いました。
あなたも自分に「幸せになるのが怖いというブロック」があるか確認してみる。
無意識のメンタルブロックがあるかどうか考えてみるのはいかがでしょうか。
【“人生マルゴト底上げするしくみ"をマンガで解説 いいことしか起きない「幸せ100%」の生き方】

“人生マルゴト底上げするしくみ"をマンガで解説 いいことしか起きない「幸せ100%」の生き方
- 作者: 斎藤芳乃,片桐了
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2018/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
・まとめ
【新刊】マンガも素敵!! いいことしか起きない幸せ100%の生き方でした。
「他人のことより自分のこと」と書くと冷たいと思うかもしれません。
私の「他人のことより自分のこと」はそういう意味では無いです。
「私が幸せになれば、周りの人も幸せになる」という視点。
そして「私が幸せになれば世界から不幸な人が1人減る」という視点もです。
本書は潜在意識についての初心者さんはマンガ付きですしオススメ。
ライトな感じに潜在意識を学ぶのに最適な書籍だと思います。