・2019年に向けての手帳術
2019年の手帳。
既に購入済の人も多いかもしれません。
しかしながら、「まだ」という人もいると思います。
そして、現物のみではなくこちらです。
「手帳術」と言える「テクニック」です。
去年(2018年)、手帳を購入して実践できなかった。
結局、書いたのは最初だけで続かなかった人もいるかもしれません。
そこも踏めて来年(2019年)は手帳の購入はしないと決めた人もいると思います。
そこにストップを掛けてくれるのが今回の新刊になります。
今回の「手帳術」は本当に凄いと思いました。
何が凄いかと言うと「いいとこ取り」なんですよね。
いろんな手帳術を紹介していて網羅しています。
つまり、そこから自分に合いそうなテクニックが見つかると思います。
「手帳術」の本を読まない人ほど、もしかしたら良いかもしれません。
2018年も後1週間あるので手帳術を学ぶのまだ間に合うと思いますよ。
書名:最新トレンドから導く 手帳テクニック100 (エイムック 4181)
著者:舘神龍彦
編集:趣味の文具箱編集部
出版社:エイ出版社
出版年:2018年10月19日
ページ数:175ページ
新しい手帳の「選び方・使い方」がわかる!
手帳マイルールが作れる!
まさに手帳術のバイブルと言えるのが本書になります。
自分の手帳術にイマイチと思っている人。
違う手帳術を取り入れたい人などなど。
参考にして取り入れたい部分が見つかるかもしれません。
それでは、ここからは私なりの書評に移っていきたいと思います。
・2019年1月1日の前に読んでおきたい手帳術
(P.2-3) 本書では、2018年末のこのような手帳を取り巻く混沌とした状況について、キーワードやあるいは個別の手帳術、そして、手帳マイルールなどの方法を使って解説しています。例によって、「この通りにやればうまくいく」という説明はありません。そうではなく、キーワードや各種手帳術とそのなりたちなどの各章を読んでいただき、ご自身にぴったりの手帳術を組み立てるためのガイドが本書なのです。本書はどこから読んでも大丈夫です。
【目次】
手帳を取り巻く混沌とした状況を解説しました
Information:手帳を組み立てよう
CHAPTER1:キーワード 本体編
CHAPTER2:キーワード 手帳技術編
CHAPTER3:スマホと手帳どっちが便利?論
CHAPTER4:手帳マイルールを作ってみよう
索引周辺用語索引
手帳テクニック一覧
スケジュール管理だけではない奥深さ
手帳はもっと活用できる
本書の目次です。
今までの手帳術を網羅している書籍。
ほんと詳しくオススメしているのでお勧めしたいです。
悩みがちの手帳についてが網羅されていますから。
最近、流行りの言葉で言えば「大全」と言える書籍。
私はそのような印象を受けました。
(P.12) 有効なのは、やってみたいと思った手帳術を一覧にして、試した後に自分にとって有効だったかをチェックしていくことです。まず、どんな目的のために、手帳や付属メモ・ノートのどこにどんな種類のことを書くのか。これを逐一ルールとして一覧にまとめておきます。
ココなんですよ!
私は1つに凝り固まる事はないと思うタイプです。
合う合わないがあると思うので個人個人で手帳術はいろいろ試してみてください。
そうしてブラッシュアップしてやりたい手帳術が見つかるのでありなんですよね。
常にブラッシュアップする姿勢を持ちつついろいろ試してみる。
それが、より良い手帳術に繋がると思います。
(P.30) ライフハックという言葉はすっかり定着した感があります。そもそもは2000年代後半ごろの、デビット・アレン著「仕事を成し遂げる技術」で紹介された、仕事の効率的な処理方法の一種でした。主にプログラム作成についての方法・仕事術だったのが、転じてガジェットや文具の応用的な活用方法も含まれるようになりました。
これは余談話になります。
私は当ブログをはてなブログで始める前です。
はてなブックマーク(はてブ)のヘビーユーザーでした。
はてなブログやってるんだからはてブは自重しよう。
そんなところで少しはてなブックマークから遠ざかったのがあります。
そんな私がはてなブックマークを利用していて思ったことです。
私も昔は「タグ」をつけて「コメント(感想)」も書くタイプだったんですよ。
そのときに迷う対象だったのがまさしく引用部分だったりします。
※lifehack
※ライフハック
確かこのようにタグが合ったと思います。
簡単に言うと「英語」と「カタカナ」です。
私は何がコレって違うんだろう?と当時思っていました。
それが、こちらの引用を読んで少し納得した部分があります。
どういうことかというと、はてなってIT系が多いんですよ。
SEさんだったりの分野の人が多いということです。
だからこそ、「ライフハック」という言葉が分けられていた。
本書を読んで当時の理由が何となく理解できました。
もっとも、これは本書を読んで私が思ったことなので正解不正解はわかりません。
あくまで、私はそのように思っただけですけど、大枠で間違いではない。
そういう流れだったのかと思いました。
(P.36) 自分が本当に望んでいることは、客観的に書き出して整理することでわかります。自分と対話するきっかけをつくることが、100のリストの意義であり効能です。さらに、ときどきリストを見直したり更新したりすると、願望の実現に向けた行動をとりやすくなります。
100のリストの意義という部分。
私も実際にやってみて思う部分です。
誰しもが陥る部分だと思うんですよ。
それが、「リストにしても全然達成できない」です。
100のリストを立てたところでリストが全然消化されない。
だから、意味がない。
ここも、ほんと人それぞれなんですよ。
ネット記事を見ていると「100のリスト」作って良かった的な記事。
多いと思うんですけど、私はあえての逆を行ってみたいと思います。
実際に100のリストを作成して良かった人って山程いると思います。
だから、私は100のリストの作成自体を否定したいわけではございません。
そのリストをどんどん達成する。
そのリストを達成することに情熱が向かう。
モチベーションに繋がる人もいると思うんですよ。
ただ、100のリストがもぬけの殻になる人もいると思います。
だからこそ、違う視点も大切だと思うんですよね。
この違う視点というのはこちら。
「自分と対話するきっかけを作る」です。
100も望んでいることを考えると見えてくる部分があると思うんですよ。
極論をいうと私は「100のリストを達成しなくて良い」とも思います。
それは「自分と対話する」という部分に繋がるからです。
今、自分が何を望んでいるかを改めて考える。
そのリストが100のリストだとも思います。
だから、私は今では100のリストは良いと思っています。
「自分と対話するきっかけ」になりますからね。
100のリストを達成することだけに視点を合わせ過ぎない。
そういう視点で洗いざらいするのにリストを作成してみるのもいいと思いますよ。
(P.76) 手帳は主に予定を書くためのツールですが、それ以外のことを書いてもかまいません。たとえば、予定記入欄の欄外です。食費の合計やその日にあった人を書いておくなど、その月、週、日、時間に関連する、さまざまなことを記録できます。そして、欄外のどこに何を書くのかを明確にしておくと、手帳がさらに信頼できる情報の蓄積場所なります。前のページでも触れたように、1つの面に対して、簡単に複数の情報が並列して記入でき、また同時に参照できるのが手帳というツールの面白いところです。
手帳は主に予定を書くためのツール。
しかしながらですよ。
それ以外のことを書いてもいいというわけです。
これは本書に書いてあったことでもあります。
24時間を書き込める手帳についてになります。
「12時~6時まで睡眠」と書く。
コレでは勿体ないと本書では書かれています。
この部分は余白のメモ欄として書きましょうという話です。
そのような「柔軟性」を効かせるといいですよね。
(P.108) なぜ予定通りに物事が進まないのか、漠然と考えるだけでは解決に向かいません。対策を考える材料集めとして、実際にその時間に何をやっていたのかを記録しましょう。一番いいのは、予定記入欄を縦に二分割して予定と実績を記録することです。実績は、変更した予定についてのみ書いておけばOK。このとき、なぜ予定の変更が起こったのかも合わせて書いておくと、自分の行動を振りかえるきっかけになり、次の計画を立てるときに参考にできます。
「記録」するということです。
最近ではまず記録。
「メモ」しましょうというのは色んな場所で言われ始めました。
私も記録していることの効力ってすごく感じるんですよね。
それに記録するようになって思うことはもう1つです。
「記録していない自分が悪い」というのも思うようになりました。
要は、相手に対してつじつまが合わない場合です。
メモ取っていなかったのが悪いなと思うようになったのもあります。
【最新トレンドから導く 手帳テクニック100】
【クリスマスにサンタさんからのプレゼント募集中】
・まとめ
【新刊】まだ間に合う! 最新トレンドから導く手帳テクニック100でした。
2018年が終わって2019年の新年まで後少し。
来年に向けて今のうちに手帳術について学んでおきましょう。
知っておいて損はない知識が満載ですよ。