【新刊】流石NewsPicks Book 坪田信貴の才能の正体【書評】

・「ビリギャル」著者のNewsPicks Book

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私はNewsPicks Bookの書籍。

NewsPicks Book×幻冬舎の書籍が大好きとよく書いています。

半分どころか8割や9割の書籍は読んでいると思います。

それくらい大好きな書籍が、NewsPicks Bookです。

当ブログでも今まで沢山の書籍を書評させていただきました。

 

私が今年中に読みたいと秋頃から思っていた書籍。

そのうちの1冊がこちら。

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語(田中修治)です。

破天荒フェニックスは既に読んでいます。

ただ、書評をするかどうかは迷っているんですよね。

 

これは、本書が物語形式の小説的なスタイルだからです。

とても素敵な書籍で内容には申し分はございません。

でも、書評するにはどうしようという悩み部分ではあります。

本書の良さを上手く伝えられるかどうかって言うのがありますからね。

 

もう1冊がこちらになります。

こちらは一昨日の話になります。

 

【【書評】慌てん坊のサンタさんありがとう! 前田裕二の人生の勝算】 

 

前田裕二さんの人生の勝算です。

Amazonのほしいものリストからいただきました。

前々からすごく読んでみたい!!!と思っていた書籍。

だから読めてめちゃくちゃ嬉しかったですし参考になりました。

送っていただいた方に本当に感謝したいと思います。

 

ちなみにNewsPicks Bookの新刊。

坪田信貴さんの才能の正体の次に出版された本でしょうか?

明石ガクトさんの「動画2.0 VISUAL STORYTELLING」は読む予定が立っています。

今年中に書評までいくかはわかりません。

今年1年を総決算のブログまとめ記事を書いたりするかもしれませんからね。

でも、書評するかもしれないのでよろしくお願いします。

 

そして、もう1冊はこちらです。

前田裕二さんのメモの魔力。

本として出版されるのは「12月24日」になります。

勢いで今年最後に購入しちゃおうかすごく迷っていますw

発売日にすぐ読みたいとこまで惹きつけられた本は久しぶりです。

 

【ほしい物リスト】

ほしい物リスト

 

今年1年のブログ毎日更新を頑張ったご褒美。

期間限定でサンタさんからのプレゼントを大募集しています。

期間は「1月7日くらい」を目安にしようかと思っています。

詳しくは明日の余談話と今週1週間振り返り記事で書こうと思っています。

ちなみにAmazonのほしいものリストって届く前に履歴を見れるんですよ。

 

絞り込み&並替えからの「購入済み」です。

そこで「Amazonギフト券(グリーティングカードタイプ)」1000円分があります。

この記事を書いている段階では手元にはまだ届いていません。

しかしながら、誰かがほしいものリストから購入してくれています。

本当に送っていただきましてありがとうございます。

 

このAmazonギフト券は「前田裕二さんのメモの魔力」を購入しちゃえ!

そのような後押しになっているんでしょうかw

そんなことを思いつつの今回の書評に移っていきます。

ビリギャル著者のNewsPicks Bookということで気になっていたんですよね。

 

 

書名:才能の正体 (NewsPicks Book)

著者:坪田信貴

出版社:幻冬舎

出版年:2018年10月17日

ページ数:313ページ

 

堀江貴文さんや西野亮廣(キングコングの人)さんがオススメしている。

それだけで読みたくなってしまいますね。

本書はNewsPicks Bookです。

しかしながら、NewsPicks Bookと言えばの箕輪厚介さん。

箕輪厚介さんが編集したわけではございません。

 

本書で「この本の編集者の神山さん」という言葉が出てきます。

私はここを読んで「あっそうなんだ!」と思いました。

最近ではNewsPicks Book=箕輪厚介さんって少しありますよね。

そうなると、箕輪厚介さんがTwitterで著者の坪田信貴さんに全然触れていない。

今回の書籍の宣伝を普段より全然していないイメージとかありました。

本書を読んで納得がいった部分の1つでもあります。

 

とは言え、NewsPicks Bookなんです。

「編集長」は箕輪厚介さんですし折り紙つきです。

私も流石と言える内容でやっぱりメモする部分が増えてしまいましたw

そんな中から私が特に書評で触れていきたいというこの部分。

ここからは厳選して紹介していきますのでよろしくお願いします。

 

・才能、天才、地アタマ、運は4大思考停止ワード

(P.7) 才能とは、いったい何なのか? 才能とは、どう見つけて、どう伸ばしていけばいいのか?
この本を参考にして、自分の才能、そして周りの人たちの才能の”芽”を見つけ、どんどん育てて、開花させてください。キセキは、起きるものじゃなく、起こすもの。そして、そんな奇跡を実際に手にしたとき、あなたはそれが奇跡なんかじゃなかったことに気づくでしょう。きとんと根拠があるから、手に入ったものなのだ、ということに。

 

【目次】
第1章:「才能」とは何か?
第2章:「能力」を「才能」へ
第3章:「才能」のマネジメント
第4章:「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」
おわりに

 

本書の目次です。

最初は「才能」についての解説。

解説というかあなたはどう思いますか?という部分。

私は質問に関してそういう質問しそうということが多かったです。

本書を単刀直入に言うと「腑に落ちる」になるんですよ。

 

「わかりやすい」や「的確」という言葉もいいかもしれません。

著者の坪田信貴さん(先生?)の説明がごもっともなんですよね。

とても参考になる本ですし読んでみて良かった本でした。

若い人はもちろんですが、「言い訳」しやすい世代の人。

30代以上の人もぜひ読んでほしい耳の痛い言葉が多い書籍でしたよ。

私は著者の坪田信貴さんの考え方はインストールしたいと思いました。

 

(P.70) 大学生だったら「高校生のときにもっと勉強すれば、いい大学へ行けた」。社会人になったら「暇な学生のうちに、読書しておけば良かった」。30代の人は「20代のときに資格を取っていれば良かった」。40代になると「どれだけ遅くても、30代までにはスキルを磨いておくべきだった」。50代になると「40歳までに転職すべきだった」。定年退職したら「元気なうちに、もっと頑張って働いておけば良かった」……。これは面白いくらいに、すべての世代の人が、同じように思うことなのです。とにかく人は、ひたすら後悔しながら生きているものなのです。これはもはや「”いつでももう遅い”後悔教育観」と言っても過言ではないでしょう。

 

年齢を言い訳にしてしまう。

人間として生きていたらあるあるですよね。

この年齢と言うのは年を食ってからではありません。

若いうちから言い訳のオンパレードという話です。

それぞれの世代でそれぞれの言い訳があるという話。

私は腑に落ちすぎて思わず笑ってしまった部分になります。

 

「いつでももう遅い後悔教育観」ってすごく的を得ています。

ほんとおもしろいと思いました。

後悔するように脳が作られていると思わなくも無いですから…(汗)

しかしながら、そこを変えていきましょうという話です。

後悔しながらずっと生きる人生って嫌ですからね。

 

(P.79) あなたが持っている能力は、ある人からは「そんな能力には意味がない」と言われているかもしれない。でも、それは、別の人からしたら絶賛に値するものかもしれない。特定の人の評価だけを頼りにしてしまったり、ある一面を見ただけで信じてしまったりすると、能力や才能を正当に評価できなくなってしまうのです。アインシュタインは言っています。
「誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はダメだと信じて生きることになるだろう」。さて、あなたの「才能への認知」は変わったでしょうか?

 

今の時代は「インターネット」が発達しています。

動画サイトで活躍している人は多いですよね。

一昔前なら「ボカロP」や「歌い手」さんになります。

今だと「YouTuber(ユーチューバー)」が典型的だと思います。

それにeスポーツという言葉も浸透してきている時代です。

 

ゲームの大会で優勝して100万や1000万円とか稼げてしまう。

そういう時代が到来していると言ってもいいわけです。

その価値観がわかっている人は良いかもしれません。

でも、全員が全員そうとは限りませんよね?

せっかくのゲームの才能がプロレベルの子ども。

 

「ゲームなんかしないで勉強しなさい!」と一括する。

「良い大学出て安定した職業を選びなさい!」と言う親。

そういう両親に育てられてせっかくの才能が無くなってしまう子どももいそうです。

「才能への認知は変わったでしょうか?」という部分。

本書は個人への「才能への問いかけ」も素晴らしいですが、ここです。

子どもはもちろん他人を見るときの「才能の解釈」が変わる1冊でもあると思います。

 

(P.142) 勉強を続けて偏差値60くらいまで上がると、中級~上級の問題集をやりたくなります。「少しでも偏差値を上げたいから難しい問題もやらないといけない」と考える気持ちもわからなくはありません。でも、壁にぶつかってしまった人は、先に進むのをいったん休止して基礎の基礎まで戻った方が、その後の成果は格段に違います。

 

この「壁にぶつかった時の話」です。

私はゲームでもそうだと思いました。

RPG(ロールプレイングゲーム)は別ですよ。

エンディングを見たらクリア的なゲームです。

ジャンル的に言うと格闘ゲーム(格ゲー)や音ゲー。

音楽シミュレーションゲームなどが当てはまりそうだと思います。

 

私は前々から言っていますが、たかが、ゲームじゃないんですよ。

ゲームだってある程度、極めるためには考え方が必要です。

たとえば、私のビートマニア2DXというゲームの接し方。

1日5時間以上を家庭用ゲームでいろんな曲をやっていたことがあります。

このゲームには「段位認定モード」というのがあるんですよ。

 

皆伝、十段、九段、八段、七段、六段のようにです。

皆伝が超難しい曲で構成(4曲)された段位だと思ってください。

こちらのビートマニア2DX(通称は弐寺)をやっていて壁にぶち当たりました。

私は適当に7つのボタンを押しながら反射的に押していました。

それでも六段くらいは取得していた人間です。

 

ただ、もっともっと上手くなりたいという情熱がたぎっていました。

だからこそ、上手い人をもっと参考にしてプレイしようと思いました。

そこで、1P側から2P側(少し専門用語ですが)に移動。

そして、適当に推すのから「手を固定」して押すようにしました。

最初はめちゃくちゃシンドイですよ?

 

なぜかというと「クセ」があるからです。

それに「クリアしていた曲がクリアできない」というジレンマ。

このような気分も味わってしまうわけですから……。

でも、私はこれが正しいと思って練習を重ねたわけです。

そうしましたら、九段に届かないくらいの八段に辿り着きました。

だから、こちらの引用部分の「壁」って表現はいろんな部分に当てはめる。

そのことを改めて考えさせられた部分でもあります。

 

(P.285) 「運」は、必ず「人」がもたらしてくれます。出会ったすべての人が、運を運んできてくれるのです。であれば、出会うすべての人に誠実に対応することで、いつかそれが大チャンスになったときに、そのチャンスをものにすることができるでしょう。ちなみに、僕は『ビリギャル』以降、60人以上の編集者の方から、メールなどで企画書をもらいましたが、「すべての編集者」と一度はお会いしました。企画書の中身を見た瞬間に「これはないだろう」と思うものであっても、です。会ってみたら、すごい出会いになるかもしれないからです。

 

坪田信貴さんの精神すごいです。

どうしても「値決め」してしまう。

「これはないだろう」と思ったらお断りをいれますよね。

そのような人も会うというのは徹底していると思います。

人から好かれるんじゃなくて人を自分から好きになる。

先日の前田裕二さんの書評もですが、人は自分から好きになるものですね。

 

(P.309) 「才能」「天才」「地アタマ」「運」、僕はこれを「4大思考停止ワード」と呼んでいます。というのも、多くの人はこれらを結構たやすく使うんですよね。「イチローは天才だ。努力の」とか、「アインシュタインは才能があったけれど、運も良かった」とか。僕はいつも思うんです。「その4つが本当にわかるのは神様だけでは?」と。なぜかと言うと、僕らはどんな事象であれ人物であれ、その断片しか知らないからです。にもかかわらず、「才能」「天才」「地アタマ」「運」などといった言葉を使って物事を説明するというのは、自分が”全知全能の神様”だと思っているか、思考停止して安易に答えを求めているか、のどちらかにすぎないでしょう。

 

4大思考停止ワードという厳しいお言葉。

この4つの言葉って使いがちなのでわからなくもないです。

「無意識で使っちゃうワード」だと思うんですよね。

私なんかは「地アタマ」はついつい使いがちになるワード。

だから肝に銘じて使わないようにしたいと思いました。

 

なぜなら、「その断片しか知らない」という部分。

ほんと仰る通りだと思います。

自分が言われたときにそう思わなくもないですか?

私で言うと「はてなブログ継続日数1818日」という数字があります。

この数字だけで「継続するのも才能だよね!」って言われたとしました。

自分的にはやっぱり納得できない部分ありますからねw

だから4大思考停止ワードを使用しない(考えない)という視点は大切だと思いました。

 

【才能の正体 (NewsPicks Book)】

 

[【期間限定】サンタさんからのプレゼント募集中!]

ほしい物リスト

 

・まとめ

【新刊】流石NewsPicks Book 坪田信貴の才能の正体【書評】でした。

そう言えば、ビリギャルことこちらの書籍。

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」

坪田信貴さんの代表作であるビリギャルを私は読んでなかったのに気づきました。

読もう読もうと思っていたんですが、すっかり忘れていました。

ただ、著者である坪田信貴さんの解説が本書はとてもわかりやすい。

その点でビリギャルに改めて興味が湧き読んでみたくなりました。

本書も素晴らしい内容で「考え方」のブラッシュアップができそうです。