【新刊】箕輪厚介さんの生き様 2018年1位の死ぬこと以外かすり傷

・圧倒的努力量

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突き抜けている人。

その人たちを見ていると共通点を感じます。

それはやっぱり「圧倒的努力」です。

努力の量が半端なくすごいんですよね。

この「努力」という言葉の定義についてです。

 

他人から見たら努力かもしれません。

本人から見たら努力じゃないと感じている。

そういうこともあるかもしれません。

ホリエモン(堀江貴文)さんも著書のゼロで仰っていました。

自分は努力しているつもりないけど、他人が見たら僕は努力の人のようだと。

 

「圧倒的努力量」という言葉がピンと来ない。

そのような人は「圧倒的作業量」と言っても良いと思います。

結局、生半可なやり方ではなく「引くくらい」やり切ることかなって思っています。

自分の人生なんだから自分がどうにかするしかありません。

そのときに自分にどれだけ負荷をかけて一気に突き抜けることができるか。

 

本書、死ぬこと以外かすり傷です。

2018年に読んだ書籍の中で断トツでナンバーワンです!

私はNewsPicks Bookが大好きです。

その著者のエッセンスを日々の生活に活かしています。

ただし、この「活かしている」もぬるいと感じています。

 

どういうことかと言うと、本書の箕輪厚介さんです。

死ぬこと以外かすり傷(死ぬかす)を読むとわかりますよ。

そして、私が、NewsPicks Bookが大好きで読みまくっているのもあります。

「実践量」が半端ないって話です。

本を読んで著者の考えを行動して血肉化している。

死ぬかすを読むと普通の編集者と違うのもよく理解できると思います。

 

正直、死ぬかすは書評もう少し先延ばしするか迷っていました。

今の私が書評しても中途半端かなって思ったんですよね…。

ただ、私の今の時点での決意も含めて書いていこうと思います。

ブログタイトル名に書いた「箕輪厚介さんの生き様」という部分。

本書を読むと時代錯誤なんてクソ食らえで突き抜けたいと思えますよ。

 

 

書名:死ぬこと以外かすり傷

著者:箕輪厚介

出版社:マガジンハウス

出版年:2018年8月28日

ページ数:173ページ

 

落合陽一さんや堀江貴文さん。

絶賛している帯の言葉です。

私は死ぬかすが発売された頃。

2018年8月25日辺りになります。

Twitterのフォロワーを増やしたんですよね。

 

箕輪厚介さんがその1人です。

そして、落合陽一さんもそうなんですよね。

というよりも、NewsPicks Bookの面々です。

田端信太郎さんもそうだし、SHOWROOMの前田裕二さんもそうです。

「価値観のアップデート」しようと思ってTwitterのフォローしてみました。

 

これから読もうと思っている、破天荒フェニックスの田中修治さん。

こちらもこれから読もうと思っている、お金2.0の佐藤航陽さん。

これから新刊として登場する、動画2.0の明石ガクトさんもフォローしています。

ほんと、NewsPicks Bookで本を出版するような人が大好きです。

私はこのような方々の考え方が少しずつスタンダードになるのではと思っています。

 

私に関しては少し考え方が違う部分があります。

どちらかというと、「そりゃそうだよね!」と思う部分も最初からあるんですよ。

だからこそ、NewsPicks Bookの書籍が受けつけやすいのもあると思います。

ただ、今は「否定的」な人も激動の時代が訪れるかもしれないのがこの先です。

「多様性」や「柔軟性」って考え方にあったほうが絶対いいと思うんですよね。

今回は2018年時点の死ぬかすを読んでみての感想をここに記したいと思います。

 

・2018年ナンバーワン本を書評します!

 

(P.17) 日本も、僕のいる出版業界も、閉塞感が漂っていて、終わっていく感じがあるけれど、僕の周りは盛り上がっている。ポジティブな未来がはっきり見える。そして何よりも楽しい。早くこっちにくるといい。こっち側で間違いない。ルールは変わる。経験は邪魔だ。無知でいい。ごちゃごちゃ考える前に、動け。この本がこれから生きる若い人の武器になったら、嬉しい。

 

僕の周りは盛り上がっているという部分。

結局は自分がどこに属するかなんですよね。

箕輪厚介さんでいうと「出版不況」です。

ただ、箕輪厚介さんはそんなこと気にせず盛り上がっていると書いています。

これはほんとどの業界でも本人次第と思う部分があります。

 

たとえば、私はブログ書き続けているので「ブロガー界」なのかもしれません。

ブログに関しては「もう終わった」と言われることが多々あります。

一部の人にはブログはオワコン的な扱いされていると思います。

今からはYouTube(ユーチューブ)だよって感じですね。

私はブログが終わっているとは思わないんですよね。

 

むしろ、ブログは一生残り続けると思います。

だって、ブログって書きやすいですもん。

紙に書くのは億劫という人は多いと思います。

でも、ブログって媒体にするとスラスラ書ける人もいるんじゃないでしょうか。

そこを踏まえると残り続けるコンテンツかなって思っています。

 

私がこちらの引用で感銘を受けた部分。

「早くこっちにくるといい」という言葉です。

「どちら側の人間で終わるか」って話なんですよね。

私は箕輪厚介さんの仰る「こっち」に行こうと思っている人間です。

 

(P.9) ただ熱狂し、狂う。自分の好きなものに情熱をもってひたすら入れ込む。結局、本をヒットさせるのも、アプリをヒットさせるのも、ラーメン屋で行列を作るのも、自分自身の人生を乗っけて熱狂できるかどうかだ。自分が読者として絶対に読みたいと思うものを作る。面白い、面白くないかの基準なんてないんだから、偏愛でいい。自分が「この原稿を世に出せたら編集者を辞めても良い」と思えるようなものを作る。まずはそこが大事。

 

「熱狂できる」かどうか。

私も思い起こしてみるとそうかもしれません。

2013年12月31日から2014年3月くらいまでです。

当ブログ。不思議の国のアラモードを開始した当初。

まさしく1人で「熱狂」していた部分があるかもしれません。

 

ブログアクセス数(PV)気にせず1日3記事書いていました。

自分が書きたいし突き抜けたいから周りを気にせず書いていました。

だから、箕輪厚介さんの言葉に納得できるんですよね。

このときの勢いは思い返してみると良かったと自信を持って言えます。

だからこそ、もう1度突き抜けるために今の現状を改めねばと思っています。

 

(P.59) 今の人はスマホという小宇宙の中で生きている。スマホは飼い主が見たいものしか差し出さない。ゲームが好きな飼い主にはゲームを、ゴシップが好きな飼い主にはゴシップを。バカはますますバカになる。フィリピンで果物を売っている商品と日本人の間にある情報格差は、日本人の中でも同様に存在するのだ。恵まれたこの国に生まれながら、スマホという世界中の情報を知ることができるツールを持っていながら、「意識高い系」などと他人を揶揄し、知ることすら敬遠する愚かな者になってはいけない。スマホゲームで人生を消費するな。知っているということが、いずれ必ず武器になる。分断された世の中だからこそ、情報を浴び、知を獲得しろ。意識くらい、高く持て。

 

こちらの引用はとても重要な示唆だと思います。

結局のところ「見せたい世界を見せている」ってだけなんですよね。

スマホだって使い方次第というのはあります。

 

※スマホを娯楽に使用して毎日ダラダラしている。

※スマホを使用してビジネス成功させて一気に突き抜けた。

 

ココはほんと考え方次第です。

私は机上の空論じゃなくて実際にこの2パターンはあるあるだと思います。

だからこそ、箕輪厚介さんの仰ることは的を射ています。

「他人を気にしすぎない」ということ。

「マスコミの報道を鵜呑みにしすぎない」ということ。

本当に大事なことだと思っています。

 

(P.63) 結果だけを見て「幻冬舎は自由だからできるんだ」としたり顔で言う同業者がいると呆れて何も言えなくなる。ちなみに幻冬舎に入社したときの僕のツイッターのフォロワー数は1000人もいなかった。そこから一気にまくったのだ。どんなに都合よく上手くいっているように見える人でも、実は地道な努力を続けている。すべては線である。人知れず未開の地を切り拓けば、その人は「開拓者」として歴史に名前を連ねられる。月面に初めて着陸したニール・アームストロング船長は「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩だ」という金言を残した。しかし結果が出るまでは実は地味なものだ。誰も見ていてはくれない。結果が出たって「運が良かっただけ」「環境に恵まれていただけ」と言われる。でも、それでいい。言わせておけ。自分だけがこの苦しみと、苦しさこそが与えてくれる極上の快楽を独占してしまえばいいのだ。誰も行かない未開を行け。

 

私が箕輪厚介さんをフォローした時期。

死ぬかすが発売したくらいにTwitterのフォローしました。

だから、ある程度の「バイアス」がかかってしまっているんですよね。

だからこそ、こちらの引用部分があるとそうだよねって改めて俯瞰的に思います。

誰だって、最初は今の状態ではありません。

それは私のブログだって最初からこのような状態では無いですからね。

「妬み」や「嫉み」って感情は要らないので捨てた方が良いです。

それよりも「自分がどう突き抜けるか」を考えたほうが有意義だと思います。

 

(P.87-88) 僕が作った本のことを堀江貴文やイケダハヤト、はあちゅうといったインフルエンサーがツイートすると如実にアマゾンランキングが上がった。1冊でも本を売りたいと必死だった僕は朝起きた瞬間から眠りにつくまで、いかに彼らに僕の本のことをツイートしてもらうかを考えていた。スマホに張り付き、釣り人が浮きを見るように24時間体制でインフルエンサーの動向を観察していた。どんな話題なら彼らがリツイートしてくれるか考え尽くした。次第にそれぞれのインフルエンサーの起床時間やツイート数が増える時間帯も記憶していった。そして気付いた。これって俺自身がインフルエンサーになれば最強なんじゃないだろうか。物が溢れる時代。もはや物を選ぶこと自体に疲れる。自分が信頼する人のおススメを選ぶようになるのは時代の必然だ。インフルエンサーの力はどんどん強くなるに決まっている。

 

ほんと箕輪厚介さんってすごいと思います。

本人がスマホ弄りまくって情報収集しまくっているウォッチャーです。

私もイケハヤことイケダハヤトさんは最近よく見ています。

Twitterのツイート見ているとまさしく同じ印象です。

イケハヤさんってどんどん、動いていくんですよね。

 

2018年10月の今だとYouTube動画を開始しています。

このYouTube動画を開始したという部分です。

1日1動画とかじゃないんですよね。

1日3つとか4つとか普通に動画を挙げています。

私はイケハヤ信者じゃないですし、全部が全部好きじゃないですよ(という注釈)

 

ただ、イケハヤさんに限らず、はあちゅうさんもです。

引用の箕輪厚介さんが書かれている通りなんですよ。

突き抜けてる人は行動するの行動範囲がまったく違います。

生半可な行動をせずに一気にやるんですよね。

私もそこはもっと自分に生かしていかねばと感じています。

 

【死ぬこと以外かすり傷】

 

・まとめ

【新刊】箕輪厚介さんの生き様 2018年1位の死ぬこと以外かすり傷でした。

本書を読むとブログこそ毎日の継続をしています。

ただ、圧倒的な結果を出している人に比べて「作業量」が足りていないと感じます。

 

今回の書評はあくまでも『2018年10月現在』の今の時点での感じたことです。

これから本書を実践して変わる部分は多く出てくると思います。

何と言っても2018年1位と思っている書籍です。

 

そして、今後の私にとっての『座右の書』にする書籍です。

だから、アップデート版として死ぬかすを今後また触れるかもなのは書いておきます。

何にしても「実践」して「憑依」するレベルで考え方をインストールする。

私はまだまだ未熟者だから肝に銘じて動いていきたいと思いました。

「箕輪厚介」さんに喝をいただいた感じでありがとうと言えるのが本書です。