・私は睡眠が浅いです!
マインドフルネスと瞑想。
当ブログで度々、書評しています。
とは言え、そんなに頻繁に新刊が出るジャンルではない。
カテゴリー的にも滞ると思います。
そこで、「健康」も付け足しました。
健康だったら、健康本は多く新刊が出ます。
それに過去本も多くあるのが健康本です。
私は「睡眠」に関して気にすることが多いです。
というのも、不眠症気味なのが元々あるからです。
不眠症の要因っていろいろ重なって不眠症じゃないですか。
だから、私は不眠症をそこまで深刻にとらえていません。
むしろ、不眠症のおかげでいろいろ捗ったという面もあります。
そこを踏まえて「考え方次第」と思っています。
簡潔に言えば、眠れないなら眠れないでいいんですよ。
たとえば、布団に入ってすぐに眠れないって人は多いと思います。
私もすぐに眠れません。
それにすぐに起きてしまうタイプです。
でも、それを活かした方が良いと思うんですよね。
というのも、眠れない時の想像って悪いことが多い。
「悶々と考えてしまって」という場合です。
だからこそ、悶々と考えるのを放棄する。
眠れないなら頭を切り替えてその時間を有効活用する。
私はそういう路線にシフトしました。
とは言え、「睡眠」ってめちゃくちゃ大事。
睡眠を疎かにしていたら寿命を縮めるだけです。
そこで、本書を紹介していこうと思います。
書名:生活習慣を変えなくても 深い眠りは手に入る。 睡眠に悩む人 必読!
著者:今枝昌子
出版社:山と渓谷社
出版年:2017年10月5日
ページ数:160ページ
出版社の山と渓谷社さんは初めて聞きました。
出版社さんってほんといろいろあって凄いです。
まだ聞かぬ出版社さんもありそうだと感じました。
今回は「生活習慣」を変えずとも深い眠りは手に入るです。
どういうことなのか、書評していきたいと思います。
・深い睡眠を手に入れたい人は足裏ケアしよう!
(P.7) 日本は長い間、睡眠をないがしろにしてきたと感じます。しかし、それを見直し、睡眠に対する意識の向上、ひいては心身の維持に関し、より真剣に考え、実行する時期がきたような気がします。そのような想いから今回、本書の執筆に至りました。私としては、本書を読んだみなさんが睡眠障害を解消し、日々を健康に過ごし、明るい人生を送っていただくことを、ただただ願っています。本書がその一助になるならば、著者である私としては、まさしく本望とするところであり、心からうれしく思います。
はじめに
第1章:生活リズムはそのまま! 足裏ケアを始めよう
第2章:足裏と睡眠の深い関係
第3章:実践! 足裏快眠ケア
悩み別 足裏 Q&A
おわりに
本書の目次になります。
生活習慣はそのままという部分。
本書の肝は「手軽にできる足裏ケア」です。
1日1分で大丈夫。
毎日、足裏ケアを続けようが肝になる部分です。
それが、良い睡眠に繋がるというのが冒頭部分になります。
(P.12) 最近、「睡眠負債」という言葉をよく耳にします。睡眠負債とは、睡眠不足の蓄積のことを指します。わずかな睡眠不足でも、まるで借金のように積み重なっていくのが、睡眠負債です。例えば、本来7時間の睡眠を必要としている人が、5時間睡眠を続けていると、1週間で14時間の睡眠負債がたまります。しかも、この負債、寝だめなどでは返済できません。現代の日本人の睡眠不足は深刻です。それによって心身に病を抱える人が非常に多くなっています。
睡眠負債という言葉。
本当によく聞く言葉になったと思います。
本書は2017年10月に出版されました。
ちょうど、書評している約1年前です。
私は特に去年辺りからよく聞くようになったと実感しました。
本書を読んでみて私も睡眠負債を抱えていると思いました。
(P.15) さらに睡眠不足は、心にも悪影響を与えます。精神医学界においては、不眠はうつ病の前触れとして注目されており、実際、うつ病患者にはかなりの割合で睡眠不足や不眠を訴える人がいます。このように、睡眠不足や不眠といった睡眠障害は、いろいろな病気の背景となる非常に危険な傾向・状態であり、その解消は待ったなし、と言えましょう。
不眠はうつ病の前触れとして出てきました。
本書にはこのことがもっと深く書かれています。
「うつ病になったから不眠ではない」ということです。
というのも、これは逆説というのが書かれています。
どう言うことかというとこう言うことです。
不眠になったからうつ病になるという流れ。
要は、不眠がうつ病を引き起こすということです。
「悶々として眠れない夜」って誰しもがあると思います。
悩みや不安に襲われて眠れない日が続いたら精神的にどうなるか…。
そこを想像したらこの流れも納得できるんじゃないでしょうか。
それと同時に不眠はいろいろな病気の要因になります。
だからこそ、しっかり眠りましょうと言っているのが本書です。
(P.16) もう一度、自分の睡眠を振り返ってみてください。そして、深く眠る方法を実践してみてはいかがでしょうか。私たちが提唱・推進している足裏快眠ケアは、自分で手軽にできるセルフマッサージです。しかも、どこでも行うことができ、1日1分を目安としていますので、時間的にも物理的にも負担がかかりません。生活習慣を変えずに、睡眠を変える足裏ケア。ぜひ、気軽に始めてみてください。
1日1分を目安というのはいいですよね。
長く続かないの結局はこのような理由が多いです。
「めんどくさい」という理由です。
そういう意味でも手軽にできる足裏ケア。
しかも、1日1分を目安というのはすごいと思います。
本書の足裏ケアは「ながら」的にやるのも適しています。
テレビを見ながらなど手軽に出来るので読んでいて取り入れようと思いました。
(P.33) 私は、生活習慣を変えるのが大変だという方にこそ、ぜひ実践してほしいのです。なぜなら、足裏ケアは少し慣れれば、〈ながら〉でもできるからです。テレビを見ながらでも、友達とおしゃべりを楽しみながらでもできます。また生活が不規則という人は当面、眠る前に余裕がある時にだけ行えばよいのです。
先ほどの解説の続きと言える引用部分がこちらです。
テレビを見ていても友達とおしゃべりしていても大丈夫。
手軽にできるのに効果抜群というのは嬉しいですよね。
どちらにせよ、手軽にできないと続かないと言う人も多いと思います。
本書でも「継続が大切」というのは書かれています。
1日1分にしているのもそこを踏まえての1日1分です。
1日5分や1日10分と言われると少し長いと感じる人。
なかなか毎日できないと思う人もいるかもしれません。
だからこその1日1分で効果が出るって素晴らしいと思います。
手軽に出来てお金も掛かることではありません。
毎日の生活習慣に取り入れるの良いと思いますよ。
(P.44-45) 交感神経と副交感神経のバトンタッチがスムーズに行われていれば、昼間の活動と夜の睡眠が問題なく繰り返されています。これが健康な人のリズムです。しかし、そのリズムがうまくいっていない人が増えています。その結果、入眠障害、中途覚醒、早期覚醒、熟眠感欠如といった睡眠障害を患っている人が今、増加しているのです。
私は自律神経や交感神経や副交感神経。
少しは意識するようになりました。
こういう部分でも本を読むと意識が変わると思います。
夜は「副交感神経」に切り替わるようにと最近の私は意識しています。
だから、バトンタッチをスムーズにというのは大切です。
【生活習慣を変えなくても 深い眠りは手に入る。 睡眠に悩む人 必読!】
・まとめ
睡眠ってホント大事! 生活習慣を変えなくても深い眠りは手に入るでした。
足裏をケアするのは大切。
足裏ってすごいのは本書を読む前から知っていました。
この部分は私は前から知っていました。
「足(裏)は第二の心臓」という言われていることです。
ただ、その知識をより深いものにするのに本書は良かったです。
簡単にセルフケアも出来ますし日々の生活習慣に取り入れていこうと思います。